http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/148.html
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「ヒラメから自主基準超放射性物質」 (NHK 2018/7/20)
https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20180720/6050001903.html
福島県沖で行われている試験的な漁で、20日、水揚げされた主力魚種のヒラメから、県漁連の自主基準を超える放射性物質が検出され、安全が確認できるまでの当面の間、ヒラメの出荷を見合わせることになりました。
福島県漁業協同組合連合会によりますと、福島県沖で行われている試験的な漁で、いわき市の久之浜沖で20日捕獲されたヒラメから、1キログラムあたり59ベクレルのセシウム137が検出されたということです。
この値は、1キログラムあたり100ベクレルとしている国の出荷基準を下回っているものの、県漁連がより厳しく定めている1キログラムあたり50ベクレルの自主基準を上回っています。
福島県沖でとれる「常磐もの」の代表格として知られるヒラメは、主力魚種の1つで、おととし9月に試験的な漁の対象となって以降、自主基準を上回ったのは今回が初めてだということです。
県漁連では、20日とれたヒラメをすべて回収するとともに当面の間、試験的な漁の対象から外して出荷を見合わせ、調査のために捕獲した個体の検査結果を踏まえて再び試験的な漁の対象とするか判断するとしています。
県漁連は「ヒラメは主要な魚種なので影響は大きいが、消費者の安心安全のために必要な調査を粛々と行っていきたい」としています。
-------(引用ここまで)---------------------------------
どうせ頭や内臓、骨など放射性物質が集まりやすいところは除いて
測定しているのでしょう。
実際の値はもっと高いはずです。
ストロンチウム90のようにさらに危険な放射性物質については
測定していません。
放射性物質は海底に沈殿しやすく、とくにヒラメのような底ものは
汚染されやすいのです。
100ベクレル/kg以上の放射性廃棄物は、黄色いドラム缶に入れて
厳重に保管すべき危険物です。
100ベクレル/kg以下だから毎日食べても大丈夫という保証はどこにもありません。
3年ほど前に、ヒラメは放射性物質を吸収しないなどと報道されましたが、
これらはすべてデタラメだったということです[1][2]。
今年3月にタイで、消費者団体の抗議により福島産ヒラメのPRイベントが
中止になりましたが、正しかったということです[3]。
こんなに汚染された魚を海外に輸出するのは犯罪です。
本当に恥かしいことです。
まもなく東電は100万トン以上の汚染水を垂れ流し始めます。
除染したと言いますが、どれだけ放射性物質が取り除けているのかわかりません。
またトリチウムは取り除けません。
海洋汚染はこれから本格的になります。
少なくとも福島沖の漁業は全面的に禁止すべきです。
(関連情報)
[1] 「ヒラメ『吸収ほとんどなし』 (NHK福島)」 (拙稿 2015/11/21)
http://www.asyura2.com/15/genpatu44/msg/366.html
[2] 「ヒラメの体内にセシウム移行せず 原発5キロ圏で実験 (福島民友)」 (拙稿 2015/12/23)
http://www.asyura2.com/15/genpatu44/msg/567.html
[3] 「福島のヒラメ 不安の声受けタイでのPRイベント中止 (NHK)」 (拙稿 2018/3/13)
http://www.asyura2.com/17/genpatu49/msg/517.html
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