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今年もTOKIOのCM、食べて大丈夫?
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2018/07/12(木) 19:43:58 めげ猫「タマ」の日記
今年もTOKIOの福島産CMが完成し、7月14日から流されるそうです(1)。そこで、CMにも取り扱われるモモについて調べて見ると
・旧避難地域を除けば福島の中でも汚染が酷い福島盆地が主要な産地である(2)。
・福島県は福島産モモは検査で安全を確認したと主張しているが(3)、福島県の検査には福島盆地産は無い。
・福島盆地の中心しで、日本一のモモの消費量を誇る福島市では事故前に比べ葬式が増えているが、そうでは無い相馬・南相馬市では増えていない。
などの特徴を見出しました。(=^・^=)はTOKIOのCMを見ても「フクシマ産」を買うことも、食べる事もありません。
福島の夏の風物詩に福島県提供のTOKIOの皆さんのテレビCMでしょうか?今年はいろいろあったみたいですが、今年もテレビCMが完成し、7月14日から流れるそうです(1)。
※(4)を7月12日に閲覧
図―1 福島産CMの完成を報じる福島県の地方紙・福島民報
CMでは福島産モモ、キュウリ、トマトが扱われるそうです(1)。でも、福島は事故で汚染されて、いまも一部で避難地域が残る場所です(5)。食べて良いか心配です。そこでモモについて調べてみることにしました。
福島のモモは福島県全域で栽培が盛んなわけではなく、福島盆地と呼ばれる狭い場所に集中しています(2)。以下に示します。
※1(6)のデータを(7)に示す手法で7月1日に換算
※2 旧避難区域は(5)による。
※3 福島盆地の範囲は(8)による。
※4 図中のモモマーク一個は福島県のモモ検査1件を示し、(9)による。
図―2 福島市・福島盆地と相馬・南相馬市
図に示す様に福島盆地は旧避難地域を除けば福島でも汚染が酷い場所です。事故8年目になっても国が女全が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルトを超えた(10)エリアが広がっています。福島のモモは8年間、汚染された地で作られています。モモの木もしっかりセシウムを吸ってるかもしれません。
これにふいて福島県は今年も、福島産モモの「安全」を検査で確認したと広報しています(3)。図―2のモモマーク1個が検査1件ですが、図に示す様に福島盆地にはありません。福島県は汚染がい酷い主産地の福島盆地産を避けた検査で、今年も福島産モモの「安全」を確認したと主張し、避ける行為を「風評被害」と主張しています(11)。
これでは産地の皆さんの健康が心配です。福島市は福島最大のモモの産地ですが(2)、県庁所在地では一世帯当たりのモモの消費量は日本一です(12)。以下に福島県福島市を中心に店舗を展開する福島の地域スーパーのチラシを示します(13)。
※(13)を引用
図―3 福島市を中心に店舗を展開するスーパーのチラシ
図に示す様に福島産モモが掲載されています。福島県福島市の皆さまは福島産モモをそこそこ許容しているようです。以下に各年1−5月の福島県福島市の葬式数を示します。
※1(14)を各年1−5月で集計
※2 震災犠牲者は(15)により、死者・行方不明者で集計し、関連死を含まず。
図―4 福島県福島市の葬式数
図に示す様に事故後に増えています。数値は
事故前(2010年1−5月) 1,268人
今年(2018年1−5月) 1,494人
で18%増えています。このような事が偶然に起こる確率を計算したら0.002%でした。以下に偶然に起こる確率の計算結果を示します。
表―1 偶然に起こる確率の計算結果
※計算方法は(=^・^=)の過去の記事(16)による。
福島県のひらた中央病院は福島産米や野菜を拒絶するか否かのアンケート結果を発表しました(17)。以下に示します。
表―2 福島産米を許容すかのアンケート結果
※ (17)を集計
表に示す通り、地域によって大きな差があります。相馬市・南相馬市の合計では福島産野菜を許容する方は715人中で概ね4分の3の530人です。福島産野菜を許容する方は全体の4分の1程度です。果物のアンケート結果はありませんが、果物も同じと思います。以下に福島県と宮城県に店舗を展開し、福島県側の店舗は相馬・南相馬市に集中する地域スーパーのチラシを示します(18)。
※(18)を引用
図―5 福島県側は相馬・南相馬市を中心に店舗を展開するスーパーのチラシ
図に示す様に福島産モモが掲載されていません。福島県相馬・南相馬市の皆さまは福島産モモを拒絶しています。福島県の発表(14)から各年1−5月の葬式数を集計すると
事故前(2010年1月―5月)578人
今年(2018年1月―5月) 589人
で、ほんと変りありません。
以上をまとめると
・旧避難地域を除けば福島の中でも汚染が酷い福島盆地が主要な産地である(2)。
・福島県は福島産モモは検査で安全を確認したと主張しているが(3)、福島県の検査には福島盆地産は無い。
・福島盆地の中心しで、日本一のモモの消費量を誇る福島市では事故前に比べ葬式が増えているが、そうでは無い相馬・南相馬市では増えていない。
などの特徴を見出しました。(=^・^=)はTOKIOのCMを見ても「フクシマ産」を買うことも、食べる事もありません。
<余談>
図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
(=^・^=)は福島に対しては
「買わない」「食べない」「出かけない」の「フクシマ3原則」
を決めています。でも、多くの福島の皆さまも同じ様です。図―3に示す様に福島では一部ですが福島産モモがチラシに載りました。福島はモモの季節です。福島県知事は福島産モモはおしいと言っています。
※(19)をキャプチャー
図―6 福島産モモはおいしいと発言する福島県知事
福島県は福島産は「安全」だと主張しています(3)。でも、福島県全域に店舗を展開するスーパーチェーン(20)の福島市の店舗のチラシには福島産モモはありません。
※(21)を引用
図― 7福島産モモが無い福島県福島市のスーパーのチラシ
―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
http://mekenekotama.blog38.fc2.com/blog-entry-2583.html
(1)TOKIO思い熱く 新CM完成 | 県内ニュース | 福島民報
(2)福島盆地 くだもの - Google 検索
(3)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(4)福島民報
(5)避難区域見直し等について - 福島県ホームページ
(6)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成29年9月9日〜11月16日測定) 平成30年02月20日 (KMZ, CSV)」
(7)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線(2017年)
(8)福島盆地 - Wikipedia
(9)品目から探す | 福島県農林水産物・加工食品モニタリング情報を「果物⇒ま行⇒も⇒モモ、モモ(施設)」で7月12日検索
(10)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(11)福島県風評・風化対策強化戦略について - 福島県ホームページ
(12)福島県・福島市|なるほど統計学園
(13)チラシ情報 | スーパーマーケットいちい
(14)福島県の推計人口(平成30年6月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ
(15)平成23年東北地方太平洋沖地震による被害状況即報(月1回更新) - 福島県ホームページ
(16)めげ猫「タマ」の日記 偶然に起こる確率の計算方法について
(17)研究報告|ひらた中央病院 | 医療法人 誠励会 | 福島県 医療 介護 リハビリ
(18)Webチラシ情報 | フレスコキクチ中の「相馬店」
(19)ローカルTime FNN被災地発...
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