森の住人 さん あなたの 考え方が まっとなー ものと 考えます。 未来が見えない さん あなたは ニホンゴ の 文章が理解出来ない方 と お見受けします。
それとも あれかな 聡明な人が わざと 馬鹿のふりして つこんでもらいたいのかな?! ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 天皇をどうする https://www.jcp.or.jp/jcp/22th-7chuso/word/key/01_50tenno.html ◇「党綱領改定案」から 天皇条項については、「国政に関する権能を有しない」などの制限規定 の厳格な実施を重視し、天皇の政治利用をはじめ、憲法の条項と精神から の逸脱を是正する。 党は、一人の個人あるいは一つの家族が「国民統合」の象徴となるという 現制度は、民主主義および人間の平等の原則と両立するものではなく、 国民主権の原則の首尾一貫した展開のためには、民主共和制の政治体制の 実現をはかるべきだとの立場に立つ。しかし、これは憲法上の制度であり、 その存廃は、将来、情勢が熟したときに、国民の総意によって解決される 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 べきものである。 〜〜〜〜〜〜〜 ◇憲法にある制度として、天皇制と共存
天皇制の問題です。 戦前の日本では、日本共産党は「天皇制打倒」という方針をかかげ ました。戦前は、天皇が国の全権力を体現していましたから、天皇が 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 全権限を握るという政治の仕組みをなくさない限り、平和もない、 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 民主主義もない、社会のいろんな改革もないのです。天皇制打倒の 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 立場に立たないと、国民主権の民主主義の立場も、侵略戦争反対への 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 反戦の立場も、成り立ち得ない。そういうときですから、わが党の 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 先輩たちは、命がけで天皇制反対、天皇制打倒の旗をかかげたのです。 このために「国体に反対する」ということで迫害され、随分多くの 方たちが命を落としました。しかし平和と民主主義のために、この旗を 貫きました。 しかし、戦後は、みなさんご存じのように、天皇制の性格と役割が 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 憲法で変わりました。戦争前は天皇というのは、日本の統治者で、 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 国の全権限を握った存在でした。ところが今の天皇は 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 「国政に関する権能を有しない」、つまり、国の政治を左右する力は 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 まったく持たないものだということが、憲法第四条に明記されています。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 だから、天皇制をなくさないと、私たちがかかげる民主的な改革、 安保条約の廃棄もできないとか、国民の暮らしを守るルールも つくれないとか、そういうことはないわけです。だから私たちは、 四十二年前に綱領を決めたときも、実際にはもっと前からですが、 「天皇制打倒」の旗をかかげたことは一度もないのです。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 もちろん私たちは、日本の国の制度、政治の制度の問題としては、 一人の個人が「日本国民統合」の象徴になるとか、あるいは一つの 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 家族がその役割をするとか、こういう仕組みは民主主義にもあわないし、 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 人間の平等の原則にもあわないと考えています。ですから将来の 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 日本の方向として、どういう制度をとるべきかということをいえば、 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 天皇制のない民主共和制をめざすべきだというのが日本共産党の 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 方針であって、この点に変わりはありません。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 しかし天皇制というのは、憲法で決められた制度であります。 日本共産党の考えだけで、変えられるものではありません。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 日本の国の主人公である国民の間で、民主主義をそこまで徹底 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 させるのが筋だという考えが熟したときに、はじめて解決できる 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 問題であります。それまでは、私たちの好き嫌いいかんにかかわらず、 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 憲法にある制度として、天皇制と共存するのが道理ある態度だと 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 私たちは考えています。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 では、共存しているときに何が大事かといえば、私はこの点でも、 憲法で決められたことをきちんと守ることが非常に大事だと思います。 先ほどいいましたように、憲法第四条には、 天皇は「国政に関する権能を有しない」と書いてあります。 世界にはいろんな君主制があります。イギリスではいま女王が君主の 地位についています。こういう君主制の国では、国政に関する権能を まったく有しない君主というものはいないのです。君主というからには、 統治権の一部は必ずもっており、「国政に関する権能」を持って いるのです。それを憲法で、勝手なことができないよう制限している、 これが立憲君主制なんですね。みなさんご存じでしょうか。 イギリスの議会で施政方針演説を誰がやるかというと、 書くのは政府ですが、議会でこれを読み上げて演説するのは 女王なんです。やはり君主として統治権を持っていることの あらわれが、そういうところに起きるわけですね。日本のように、 「国政に関する権能を有しない」ということを定めた条項を イギリスは持っていません。 国の政治の体制の性格をみるには、主権がどこにあるか、ということが 一番大事です。日本は、憲法で国民主権を明確に宣言している国ですから、 天皇主権の国ではなく、天皇と国民が主権を分かち持っている国でも ありません。主権が国民に属する国ですから、日本の今の政治の体制を 君主制だというと、これは大きな誤解を生むことになります。 だから今度の綱領の改定案では、その種の言葉はやめました。 そうすると、天皇制と共存している時期に何が一番大事か。 憲法のこの条項を守ることです。国政に関する権能がないのに、 昔のように、天皇にだんだん政治的な権能を持たせようとするような 動きとか、君主扱いするような動きとか、そういうものが、 いろんな形で顔をだし、むしろ強くなってゆく傾向にあります。 これにたいして、日本共産党が、憲法に照らして、そういう間違いを 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 きちんと正そうじゃないか、天皇制の問題でも、憲法どおりの政治の 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 運営、国の運営もやろうじゃないか、こういうことをきちんとやることが 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 大事です。そのことを私たちは今度の改定案で具体的にうたいました。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 まとめていいますと、私たちは、目標としては民主主義の精神、 人間の平等の精神にたって、天皇制をなくす立場に立ちます。 これをどうして実現するかといえば、主権者である国民の多数意見が、 その方向で熟したときに、国民の総意で解決する、ということです。 これが、天皇制の問題を解決してゆく、道理ある方法だと考えて、 今度の綱領に明記したわけであります。 (「党綱領の改定について」不破議長の党創立81周年記念講演から)
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