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[2397]ノートルダム寺院の大火災は、やらせ(捏造)であり、「ショック・ドクトリン」である。
投稿者:副島隆彦
投稿日:2019-04-20 21:54:47
http://snsi.jp/bbs/page/1/
(一部のみ抜粋)
4月15日のノートルダム寺院(大聖堂、カテドラル)の大火災は、どうも計画的なやらせで、捏造(ねつぞう hoax )だったようだ。世界中に、今、「こんなのは、でっち上げだ」の声が湧き起こっている。
私が、このノートルダム寺院の大火事を知ったのは、4月16日の朝の5時だった。イギリスのBBCのテレビ放送で知った。大火災が起きたのは、現地パリ時間で、4月15日の午後6時か7時である。現地は夕方だ。火災を見守る人々の映像からは、パリはまだ明るいようだった。 日本時間では16日の午前2時だった。
だから、私がテレビで最初の映像を見たのは、火災発生から3時間後ぐらいのときだ。 テレビ映像を見ながら、私は、何か奇妙な感じがした。
フランス大統領のマクロンが、自分の人気の回復と、「フランス国民の団結」、「共和国防衛」を、掲げて、こういう 保守的な統合、国民への危機感の醸成(じょうせい)での、統制国家(とうせいこっか)への道を進む、権力犯罪(けんりょくはんざい power crime)をでっち上げたのだ。
権力者たちは、 自分たちがやった、という直接のあからさまな証拠さえ出なければ、ウソを付き続ける。居直って、これは、失火だと言い続けるだろう。だが、そう、うまくは行かないだろう。今度の、大火災は、あまりに、やり方が、幼稚だ。 原因も不明のまま、うやむやにするだろう。だが、これから、いろいろと、噂が立ち、ボロボロと妙な事実が出てきて、騒ぎになるだろう。フランス国民は低脳ではない。
全く、よくやるものだな。フランス国も、イギリス同様、かなりのジリ貧で、どんどん落ちてゆく国力に対して、なんとか歯止めを掛けようと必死なのだ。
火災から5日経(た)った、20日の今でも、誰も捕まっていない。工事現場の責任者を、業務上過失の容疑で、パリの警察が、取り調べることさえしていない。 誰も、何の追及もない。 何なのだ、一体、この様(さま)は? 仮設の工事用のエレベーターから出た火花が原因だろう、と バカことを言うな。 工事関係者たち自身が、火の気はなかった。自分たちが、その日の工事終わって、現場を離れたあとに、火災が起きた、と証言している。
(中略)
副島隆彦です。マクロンは、ただちに、「5年間で、ノートルダム大聖堂を、より立派に再建する」と演説した。きっとするだろう。 なぜなら、計画的なのだから。
この大火災が起きる前は、5千万ユーロ(70億円)しか、修復のための寄付金が集まっていないと、放送していた。 私が、F2(フランス・ドゥ。フランス国営放送局)のテレビを、2週間ぐらい前に見たときに、尖塔(せんとう)の周りの12使徒(アポストルズ)のブロンズ製の像を、慎重に取り外すニューズを流しながら、言っていた。
今や、寄付金は、急に、どこからともなく、10億ユーロ(1300億円)集まって、主に大企業からだろうが、この金額は、すぐに、20億ユーロ(2600億円)になるだろう。これで十分に再建できる。 もっと立派に作り直される。さっさと、どんどん、てきぱきと。
大修復工事というのは、壊すだけでも大変なのだ。文化財の塊(かたまり)だから、丁寧に、丁寧に、壁の装飾とかを剥(は)がしていたら、それだけで、一体、何年かかるか、分からない。 だったら、「えーい、面倒だ。まとめて、燃やしてしまえ」だ。その方が、あとの再建築工事が、ずっと、やり易(やり)い。だったら、燃やしてしまえ、だ。
一番、重要な宝物(ほうもつ)は、ほとんど、先に 移動させていたようだ。 かつ、貴重なパイプオルガンとかも、ほとんど無事に残っている。 何なのだ? このやり方は。
権力者、支配者 というのは、本当に、こういうことをする。 何も知らない、気づかない、一般国民を、恐怖に陥れて、悲嘆に暮れさせて、そして、それを利用して、権力者の思い通りにさせる。 マクロンというのは、本当にワルい男だ。 アメリカの手先なのだ。
だから、私、副島隆彦は、英語で、コンスピラシー のことを、「権力者による共同謀議(きょうどうぼうぎ、共謀、きょうぼう)」と訳せ、とずっと、主張している。 コンスピラシー conspiracy 「権力者たちによる共同の謀議」は、本当にあるのだ。こいつらは、本当に、こういう 大惨事(だいさんじ)を 計画的に、実行する。そして、国民を脅(おびや)かし、恐怖に叩き込み、青ざめさせて、自分たち権力者の言うことを聞かせる。
これを、「ショック・ドクトリン」“ Shock Doctrine ” と言う。「恐怖で支配する」という原理(ドクトリン)だ。この考えは、カナダの優れた女性ジャーナリストの ナオミ・クライン が、2007年に出版した本の書名である。
(中略)
私は、この男が、去年の サッカーのワールド・カップの決勝戦で、フランスが勝ったときに、スタジアムの最高階の貴賓席から、立ち上がって、前面のテーブルの上に立ち上がって、片腕を天に突き上げているポースを見て、興ざめした。バカだ、こいつだ。ガキだ。じっと我慢する、ということを知らない。じっと我慢する、耐えに耐える、ということが、国民の苦しみを一身に背負った、政治家にとって一番、重要な資質だ、ということを分かっていない。長くは保(も)たないだろう。 ドイツの女帝、堅忍(けんにん)自重(じちょう)の人、メルケルとは大違いだ。
今日は、書かないが、本物のフランス人の 愛国者、保守の民族主義者 たちは、ド・ゴーリスト
de Gaullist という人たちである。ゴーリスト( Gaulle 1, Gaulliste ガリア主義者 )とも言う。本物の反(はん)アメリカ主義者だ。アメリカ何するものぞ、のフランス人の誇り高さを持っている。思想家のミシェル・フーコーが、いろいろと真実を書いていた。彼ら、ドゴーリストたちは、選挙の時に、必ず、追い詰められて、敗北させられる。1970年代から、西欧諸国も、アメリカの属国にされたからだ。それが、フランス現代史だ。
(以下、略)
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