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・「不幸な者は誰か 嘆かわしい者は誰か いさかいの絶えぬ者は誰か 理由なき、傷だらけの天使になっているのは誰か。」 (箴言 23章29節)
まあ、その後は、「酒ばかり飲んでるやつだ。」ということが、書かれていますが、
なんで、酒ばかり飲む必要が、あるのか。
そんなことは、分かってるはずなのに、
それに対する対処は。ということが書かれてなく、
助論が、なさすぎなんですけどね。
ま、この言葉を見ると、若干、ほんの若干だけ、ちょっと癒されますが、
しかし、「 理由なき、傷だらけの天使 」なんて人は、まず、いないでしょう。
その者に対して、もうちょっと、”愛ある”配慮のある言葉が、欲しいところですけどね。
じゃあ、この、旧約聖書の「箴言」に書かれている、言葉を、いくつか紹介していきましょう。
・「 我々と、運命を共にせよ。財布もひとつにしようではないか。」 (箴言 1章14節)
これは、「ならず者」の言葉らしいが、
この、”1節だけ”を読む限りだと、なにか、とても共感できるんだ。
私が、色んな意味での、社会主義者だからか。
最初の、句よりも、癒される。
・「 右にも、左にも偏ってはならない。悪から、足を避けよ。」 (箴言 4章27節)
儒教と同じように、旧約聖書も、「中庸」というものを勧めている。
やはり、「中庸」は、大事なのだ。
・「 金持ちの財産は、彼の砦。弱い人の貧乏は破滅。」 (箴言 10章15節)
悲しいことだが、全くもって、その通りですな・・・。(なんとも・・・。)
・「 高慢には軽蔑が伴い、謙遜には知恵が伴う。」 (箴言 11章2節)
思い当たる節が、ありますな。
・「 美しい女は名誉をわがものとし、強い男は富をわがものとする。」 (箴言 11章16節)
いやぁ・・・、事実ですな。
・「 知恵ある者と共に歩けば知恵を得、愚か者と交われば災いに遭う。」 (箴言 13章20説)
なんか、小金持ちの娘に、言うべき言葉ですな。
・「 未熟な者は何事も信じこむ。熟慮ある人は行く道を見分けようとする。」 (箴言 14章15節)
色々と、当てはまる言葉ですな。
・「 貧乏な者は友にさえ嫌われるが、金持ちを愛する者は多い。」 (箴言 14章20節)
うーん、なんとも・・・。
・「 どのような苦労にも利益がある。口先だけの言葉は欠乏をもたらす。」 (箴言 14章23節)
利益あるかな・・・どうかな・・・。お考え、下され。
・「 国が強大であれば王は栄光を得る。民が絶えれば君主は滅びる。」 (箴言 14章28節)
今や、これからの、日本みたいですね。
・「 慈善は国を高め、罪は民の恥となる。」 (箴言 14章34節)
しかし、その、慈善が、ない時代ですね。
・「 癒しをもたらす舌は命の木。よこしまな舌は気力を砕く。」 (箴言 15章4節)
後者のほうは、まさに、今のマスコミですな。
・「 心に喜びを抱けば顔は明るくなり、心に痛みがあれば霊は沈みこむ。」 (箴言 15章13節)
うーん、笑う門には福来る。に、近いものですかな。
ちょっと、違いますかな。
・「 貧しい人の一生は災いが多いが、心が朗らかなら、常に宴会にひとしい。」 (箴言 15章15節)
まあ、言うは易しだけど、この言葉を、励みにしましょう。
・「 相談しなければどんな計画も挫折する。参議が多ければ実現する。」 (箴言 15章22節)
そうなんだけど、この言葉は、悪人の方に、使われたら、大変、困るものですな・・・。
・「 親友と呼ぶ相手は多いが、信用できる相手を誰が見いだせよう。」 (箴言 20章6節)
俺の親友が、俺の親友が、って言う人は、多いけど、ほんとに、その人って、親友なの?って、思うときがありますよね。
・「 弱い人の叫びに耳を閉ざす者は、自分が呼び求める時が来ても答えは得られない。」 (箴言 21章13節)
弱者を助け、良い意味での、助け合いは、しましょう。
・「 知恵ある人は、ひとりで勇士たちの町に上り、その頼みとする砦を落とすこともできる。」 (箴言 21章22節)
そんな、ガンダムの、シャアみたいな人が、いるんですかね。
でも、とりあえず、載せておきます。
・「 若者を歩むべき道の初めに教育せよ。年老いてもそこからそれることがないであろう。」 (箴言 22章6節)
「 いじめなどを、したりしてはいけない。」「弱い者を、助けてやりなさい。」
とか、そういうものでしょうね。
・「 耳を傾けて、賢人たちの言葉を聞け。わたしの知識に心を向けよ。」 (箴言 22章17節)
最近、賢人らしい賢人が、いないことが、ちょっと問題なんですけどね・・・。
・「 弱い人を搾取するな。弱いのをよいことにして、貧しい人を城門で踏みにじってはならない。」 (箴言 22章22節)
ほんとに、その通りですね。
・「 昔からの地境を、移してはならない。先祖の定めたものなのだから。」 (箴言 22章28節)
うちは、賃貸生活だから、元々の地元の人が、羨ましいですよ。
なぜなら、彼らで、不幸な人たちは、いないから。
・「 愚か者の耳に、語りかけるな。あなたの見識ある言葉を侮るだけだから。」 (箴言 23章9節)
・「 敵が倒れても喜んではならない。彼がつまずいても心を躍らせるな。」 (箴言 24章17節)
納得いかないが、そうなのか・・・・・。
・「 これらもまた、賢人の言葉である。裁判で、えこひいきをするのは良くない。」 (箴言 24章23節)
裁判官にも、どうしようもないのが、多いですからね・・・。
・「 水が顔を映すように、心は人を映す。」 (箴言 27章19節)
・「 不遜な者らが町に騒動を起こす。知恵ある人々は怒りを静める。」 (箴言 29章8節)
・「 ヤケの子アグルの言葉。託宣。この人は言う、神よ、わたしは疲れた。神よ、わたしは疲れ果てた。」 (箴言 30章1節)
今も、昔も、世の中は、勝者と敗者が、はっきりしてたんですね。
・「 (嘆きの言葉) むなしいもの、偽りの言葉を、わたしから遠ざけてください。貧しくもせず、金持ちにもせず、わたしのために定められたパンで、わたしを養ってください。」 (箴言 30章8節)
・「 あなたの口を開いて正しく裁け。貧しく乏しい人の訴えを。」 (箴言 31章9節)
・「 貧しい人には手を開き、乏しい人に手を伸べる。」 (箴言 31章20節)
この、「箴言」には、しばしば、弱者救済の言葉があることが、分かりますね。
・「 口を開いて知恵の言葉を語り、慈しみの教えをその舌にのせる。」 (箴言 31章26節)
この、31章26節は、後半の部分がいいですね。
はい、みなさん、
ずいぶんと、長いことが、書かれたもので、ちょっと大変だったかもしれませんが、
私は、キリスト教徒じゃないんですが、この、旧約聖書の「箴言」は、わりあい、良いことも、書かれてるんじゃないかと思ってるんですよ。
そうじゃないのも、ありますけどね。
そうじゃないのも、ありますけど。
でも、どうですかね。わりあい、良かったでしょう。
ということで、長い記事でしたが、
ご静聴、ありがとうございました。
以上です。
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