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米政府による金価格の上昇を阻止する“金殺し”が、もう通用しなくなっている〜露は米国債をすべて売却した。その資金で金(きん)を買い増しした/副島隆彦
[2389]来たる3月24日に、副島隆彦の金融セミナーがあります。来て下さい。
投稿者:副島隆彦
投稿日:2019-03-04 13:05:31
http://snsi.jp/bbs/page/1/
(一部、抜粋)
アメリカ国内は、国境の壁 border wall 作りも、トランプが無理矢理、「軍隊用の兵舎を作る予算」を引っ張ってきて(このために「国家非常事態宣言」という裏技を使った)、それで81億ドル(9000億円)の資金を確保したので一段落だ。あと半年もかからないで壁は完成するだろう。もう誰もアメリカ国内には、実質で、壁に反対する人はいない。民主党の連中も口で反対を言うだけだ。
このあともアメリカ国内は、トランプ大統領の泥臭い、独裁政治が続く。 準(じゅん、クワジ quasi )独裁と言うべき、トランプ独裁で、政治は続いてゆく。 ロシア疑惑(ラッシアン・コルージョン)も証拠なんか何も出ないで、トランプの勝ちだ。トランプの連戦連勝だ。ただし、トランプの、唯一の弱点である、過去の女たらし問題(ウーマナイザー womanizer )は、また、あのストリッパーのストーミー・ダニエルズ(1300万円で示談、手打ちしたのに。性悪だ )が出てくる。女問題だけは、昔のことを執拗に穿(ほじく)られると、いくらトランプでもどうしても勝てない。
急激に、事態は、3月1日から、アメリカの金融、経済崩れに、焦点が移ってきた。アメリカの住宅価格が下落を始めている。それと、ワシントンの連邦政府の 債務上限問題だ。累積(るいせき)の 連邦債務(パブリック・デット public debt )の上限(リミット)は、以下の記事にあるごとく、22兆ドル(2400兆円)を突破した。
(転載貼り付け始め)
〇「米債務問題に再び火種 上限到達、国債増発困難に 」
2019/3/1 日経新聞
米連邦政府の借入限度額を定めた「債務上限」が3月2日に復活し、米政権は自由に国債発行ができなくなる。特例措置で9月までは資金を確保できそうだが、上限を上げなければ米国債の債務不履行(デフォルト)を引き起こしかねない。債務問題は再び「政争の具」となるものの、政府債務は過去最悪の約22兆ドル(約2450兆円)に膨らんでおり、市場への影響は格段に大きい。・・・
〇 「 米景気、強まる減速懸念 住宅市場が失速 」
2019/3/1 日経新聞
(冒頭、略) 米南部テキサス州オースティン。「第2のシリコンバレー」と呼ばれ、韓国サムスン電子や米パソコン大手のデルも拠点を構える急成長都市だ。ところが地元業者の集計では、2018年12月の一戸建て住宅の販売件数が前年同月比11%減と急落。1年前の17年12月は同6%増と住宅ブームに沸いていたが、18年後半に急激に失速した。・・・
(転載貼り付け終わり)
副島隆彦です。 こうやって、アメリカの財政危機(ファイナンシアル・クライシス)が、起きそうになってきた。米国債の価格が崩れる(金利が上昇)動きが出てくるだろう。それに連(つ)れられて、株価も再び、おかしくなってくる。去年の10月と、12月の2回の「トランプ暴落」の再来が、迫っている。
米国に、新興国からの資金も引き揚げられている。世界中で国債暴落、株暴落が近づいている。米中(べいちゅう)の貿易戦争(通商交渉)は形だけ妥協する。なぜなら、アメリカは、中国の反撃としての、米国債売りがコワイからだ。 ロシアは米国債をすべて売却した。その資金で金(きん)を買い増した。
アメリカ政府による金価格の上昇を阻止すの、“金殺し”が、もう通用しなくなっている。金地金(きんじがね)の価格は、上昇を続けて、NY金で、1348ドル(1オンス)の高値を付けた。日本国内では、4,478円(1グラム)の最高値だ。これに8%消費税と手数料の500円を足すと、田中貴金属(たなかききんぞく)の小売り価格では、5,176円まで上がった。
この2月に入って、金価格はずっと1グラム5千円よりも上を付けているのだ。立派な値段だ。「金は、上がり続けるので、今のうちに現物(げんぶつ)で買い足しなさい」と、私がずっと言ってきたとおりだ。
日本(人)は、世界の嵐を上手に避けて、裡側(うちがわ)に立て籠るべきだ。少しでも危険な投資をしていはいけない。
(以下、略)
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