軍事的にも米国はもうフニャチンで、バイアグラも効かないみたいですよ。
ロシアの核シイタケの方がカリの部分も張り出して立派みたいですよ奥さん、みたいな。

両国の対立はますます激しくなり、1969年には国境紛争ダマンスキー島事件も起きました。当時盛んだった国際ラジオ放送でも、モスクワ放送と北京放送は連日非難の応酬でした。当時BCLやっていた人なら知っていると思います。うちも聴いていましたが、中国側の非難の方が激烈でしたね。ソ連側は冷静に相手側を非難していました。それでうちはソ連側についたのです。

�ｹ小平時代になって中国側も冷静さを取り戻していきましたが、両国間にあった国境問題は、ソ連側がかなり譲歩したようです。それで問題を解決し、ゴルバチョフ書記長が中国を訪問、ようやく長年の対立は解消しました。

しかし中国政府の基本姿勢は、「清国の最大領土」を獲得することにありますので、ウラジオストクのある沿海州を領土に組み入れたいのだとか。かつて激烈な中ソ対立を経験したロシア側としては、中露関係を最重要な関係としながらも、かつての教訓を忘れていない訳で、>>01さんの言われるように、日本との関係を保険としておきたいのです。

●日本側はロシアとの交渉となると、何かにつけて領土、領土と繰り返しますが、アメリカの影響下から脱するためにはロシアとの関係強化が欠かせないわけで、ここらは大局的に物事を判断して欲しいものですね。フィンランドだって、カレリア地方を取られたものの、領土問題を蒸し返していませんから。

南クリル諸島のロシア軍基地は、ロシア防衛のためのもので、アメリカを対象にしているのです。

参考資料　ダマンスキー島事件(註　題名は珍宝島となっています。)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8F%8D%E5%AE%9D%E5%B3%B6

Тайны острова Даманский 1969 г
https://www.youtube.com/watch?v=OZK6Aps1L8M
●ロシアが制作したドキュメンタリー映画です。両国の主張を取り上げています。