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前にも書いたが、私の年代にしては漫画喫茶を利用するのが早く、おせんべとポットのコーヒーと中学校みたいな机と椅子しかなかった時代から十年ぐらいまでよく使っていたが、テレクラとかいうのが流行らなくなって、そこを漫画喫茶が居抜きで引き継いで、個室が和式トイレサイズから大企業の平取締役室サイズにドーンと大きくなり、皮張りの椅子と社長専用みたいなデスクと大画面パソコンがドーンと置かれており、これだよこれー、これを求めてサボリーマンを続けてきたのよーとしばし陶酔して座り続け、あー、チミチミ、ちょっとこれをコピー頼む、それと神コップじゃないコーヒーも頼むみたいな感じで劇団ひとりをやっていた訳であるが、隣で爆睡しているガキやイチャイチャ声が聞こえてきて我に返ったが、俺が求めていたものが一時間四百円で飲み物飲み放題で、ガキも立ち入りオーケーってかー、マイ役員フロアを勝手に歩くなー、ガキがうろちょろしていい場所じゃねーんだぞー、雨の日も風の日も風邪の日も何十年も通いつめて、天に選ばれし社員だけが掴める神聖な場所なんだぞー、ここから出てってーと絶叫はしなかったが、アホクサと思ったのを今でも覚えているが、今、イエズスイスやロスチャワッフルが、このお城どうよ、高級車やクルーザーどうよ、ホテルのディナーどうよ、キャバスケ持ち帰り放題どうよ、君も仲間に入らないかとドヤ顔で天文学的な供給力と消費力を我々に見せつけて、非正規の若者に要らねと言われているところだが、半分僻みも残っているのは事実だが、現実として要らないものばかりで、連中の圧倒的な強みが陳腐化しているところである。
馬ニンジンと言うか飴と鞭の飴が意味を持たなくなってきてしまったのがスマホ時代で、鞭のからくりもバレバレで、連中が先祖代々やってきた事が下らねーの一言で片付けられつつあるのが今である。
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