戦国時代を舞台に、権力者たちに利用される下忍たちの悲哀と反抗を描いた作品。

伊賀の下忍、石川五右衛門は百地党の首領である三太夫の奸計に操られて、伊賀忍群の別の一党、藤林長門配下の忍者たちとの死闘に巻き込まれる。

しかしそれは、伊賀の首領による中・下忍身分支配のための巨大な陰謀であった。

なんと、両党の首領である百地三太夫と藤林長門守は同一人物だったのだ。

この二役を演じたのが伊藤雄之助で、見事に不気味な役を演じており印象深かった。

今回のレーザー照射事件は、米国軍の傘下の韓国軍と日本軍が闘うのだが、その双方の上にいて指揮しているのは米国軍だったということで、映画とまったく同じ構造だ。

●さて、米国軍の目的は？

これは明確です。

日韓両国に対する米国製武器の不良在庫一掃セールの押し売りの一環と見ていいでしょう。

衰退産業である「死の商人」の特別高額セール強行中というわけです。

防衛費増額バックアップ目的なんで「ほどほどにやってくれ」と言ったところでしょうか。

＜参考＞
原作は、村山知義著、『忍びの者』、理論社