http://www.asyura2.com/18/cult19/msg/896.html
Tweet |
[2375]定例会が終わって、私たちは、次の目標に向かって、突き進んで行きます。
投稿者:副島隆彦
投稿日:2018-12-08
http://snsi.jp/bbs/page/1/
(一部のみ抜粋)
イスラエルで、1948年に 、エルサレムの東の 死海(しかい)のそばの、クムラン洞窟(どうくつ)で発見され始めた、歴史資料として、もの凄く重要とされる「死海文書(しかいぶんしょ)」 “ The Dead Sea Scroll (ザ・デッド・シー・スクロール)”についてです。
どうも、そのほとんどが、実は、捏造されたものであり、偽造された古文書らしい。そのことが、世界中に、バレてしまった。その衝撃の新聞記事です。
(転載貼り付け始め)
●「「死海文書」の断片5点、偽物と判明 米首都の聖書博物館」
2018年10月23日 AFP
http://www.afpbb.com/articles/-/3194286
米首都ワシントンにある聖書博物館(Museum of the Bible)は、10月22日、 所有する最古級の 聖書写本群 「死海文書 (Dead Sea Scrolls)」 の断片のうち、5点について偽物だったことが判明したため、展示から取り下げると発表した。
同博物館は死海文書の断片16点を所有。うち5点について調査で真正性が疑われたことから、昨年4月にドイツの連邦材料試験研究所(BAM)に送って詳しい調査を依頼していた。
5点は2017年11月の開館時から展示されていたが、本物かどうかについて調査中という説明が付されていた。博物館の発表によると、BAMが5点は成立年代が新しすぎると結論づけたという。
死海文書は紀元前3世紀から紀元後1世紀に成立し、ヘブライ語で書かれた最古の聖書写本が含まれる。1947年から1956年にかけて、およそ900点の羊皮紙片が死海(Dead Sea)周辺に点在するクムラン(Qumran)の洞窟群内で発見された。聖書博物館は、キリスト教福音派の富豪から財政支援を受けたことでも物議を醸(かも)していた。
(転載貼り付け終わり)
副島隆彦です。上記の記事の、「死海文書の羊皮紙断片16点のうち 5点が、偽造であることが判明した」では、どうも済まない。
これは、イスラエル政府自身が、行ってきた、歴史の偽造、学問犯罪 であるようだ。この衝撃は、今、欧米の歴史学界で、大きくなっている。これから、どんどん、新しい情報が出てくるだろう。
この「死海文書」の存在、すなわち、ここに書かれていることを、根拠にして、とりわけ、イエス・キリストという人物や、 旧約聖書(モーセ5書 Torah トーラー)の成立時期、それから、ヘブライ語が出現した時期、などのことについて。
私の 最近著の「日本人が知らない 真実の世界史」(日本文芸社刊) を、非難し、中傷しようとする人々がいる。それは、まさしく この「死海文書」を根拠とするものだ。 この新聞記事が出たことで、彼らは、自分たち自身が、深刻な自己批判を迫られている。
上記の、「死海文書の ウソ八百。捏造」という、驚くべき、しかし、この数年、歴史学界で、騒がれ、囁(ささや)かれていたことと、合わせて、以下の、2012年9月の CNN の記事も、再度、ここに、載せておきます。
マグダラのマリア(マリア・マッダレーナ)が、イエスの奥様であり、かつ、12使徒(アポストル)の1人である、という大きな真実についてのものです。
ローマ・カトリック教会を、創業した、 ペテロと、パウロは、イエスの12使徒ではない。イエスの直弟子(じきでし)ではない。自分たちで、勝手にローマ帝国の首都ローマで、キリスト教を作ったのだ。
そういう、当時、ドカーンと、もの凄い勢いで、まるで、爆発現象のように、世界中に広がった、メシア(救世主)願望の、熱狂(ユーフォリア)の中で生まれた人たちだ。
(転載貼り付け始め)
〇 「 キリストの発言記したパピルス片発見、「私の妻は」の記載 」
2012年 9月19日(水) CNN
(CNN) 米ハーバード大学の研究者が9月18日、イタリア・ローマで開かれた学会で、キリストの妻についての発言を記載した古いパピルス片が見つかったと発表した。
発表を行ったのはハーバード大学神学校のカレン・キング教授。パピルスの紙片は縦3.8センチ横7.6センチほどの大きさで、エジプトのキリスト教徒が使うコプト語の文字が書かれている。この中に、「キリストは彼らに向かい、『私の妻が…』と発言した」と記された一節があった。
紙片は個人の収集家が所蔵していたもので、2011年にハーバード大学に持ち込まれ、キング教授が調べていた。ニューヨーク大学の専門家に鑑定を依頼した結果、本物のパピルスであることが確認されたという。
キング教授によると、内容はキリストと弟子との対話を記録したものとみられ、2世紀半ばごろに書かれたとみられる。表裏の両面に文字が書かれており、書物の1ページだった可能性もあるという。
ただしこの紙片は、キリストが結婚していたとする説を裏付ける証拠にはならない、とキング氏は指摘する。一方、キリストが未婚だったことを裏付ける証拠もない、といい、キング氏は記者会見で、「キリストが結婚していたかどうかは分からない、という私の立場は、以前と変わっていない」と強調した。
聖書には、キリストの結婚について触れたくだりは存在しない。しかし結婚していたとする説は以前からあり、聖書に登場する「マグダラのマリア」が妻だったとする説は、ヒット小説「ダ・ヴィンチ・コード」(ダン・ブラウン著 2003年刊 )でも利用された。
(転載貼り付け終わり)
副島隆彦です。 プロテスタントの、ユニテリアン( 理神論=りしんろん= Deism デイズムの立場。「イエスは、普通の人間の男だった」 ) が、歴史的に主流であるはずの、ハーヴァード大学の、教授たちでも、今の今でも、ローマ・カトリック教会に公然と刃向かうことは、やっぱり大変なことのだ。大きな真実を、公然と言うことは、できない。怖(こわ)いのだ。これが、今の世界だ。
私たちは、大きな真実を追い求めて、闘い続けるしかない。
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。