ルノー最高経営者の逮捕は、歴史上これで2人目である。1人目は創業者ルイ・ルノーであった。 ルイ・ルノー (実業家) https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%83%AB%E3%83%8E%E3%83%BC_(%E5%AE%9F%E6%A5%AD%E5%AE%B6) ●第二次世界大戦の初期は、まやかし戦争と呼ばれ、西部戦線では動きがなかったが、1940年5月、ナチス・ドイツは突如アルデンヌ高原から攻め込んだ。フランスは僅か1ヶ月で降伏。今に至るまで「弱いフランス」と馬鹿にされる所以である。ドゴール将軍は飛行機でロンドンに脱出し、自由フランス軍を結成する。 第二次世界大戦でナチス・ドイツが劣勢になり、1944年ノルマンディ上陸作戦が行なわれた。その結果、パリ解放。ドゴール将軍はフランス臨時政府を立ち上げ、首班となった。そしてナチスと協力した者達に対する逮捕・投獄が行なわれた。 ルイ・ルノーは対敵協力の容疑で逮捕され、連日殴る蹴るの拷問が繰り返され、1ヶ月で死んだ。臨時政府はすかさず、1945年1月16日にルノーを国有化し、「国有ルノー工場」として再発足させた。 16 janvier 1945 : Renault devient la « Régie nationale des usines Renault » http://www.lefigaro.fr/histoire/archives/2015/01/16/26010-20150116ARTFIG00066-16-janvier-1945-renault-devient-la-regie-nationale-des-usines-renault.php ●ルノーは1990年代に一転して民営化され、ゴーンのような新自由主義者が経営者になった。多くの労働者をクビにして、自らは法外な報酬を得てボロ儲けの限りを尽くした。ゴーンは新時代の経営者としてダマスゴミに持て囃され、スイスで開催されるダボダボス会議にも登場。わが世の春を満喫してきた。 ゴーンの手法に対し、社会主義者は徹底的な批判を行った。阿修羅経済板にどれほど批判のコメントを書いたことか。日産自動車は持ち出しばかりで、経営不振の韓国サムソン自動車に資金援助と無償技術援助を強制され、ロシアのアフトワズにも膨大な援助をさせられた。しかし赤字は続き、日産の利益はどんどん失われていったのである。 日産は技術開発予算もゴーンによって大幅に減らされ、ハイブリッドを開発できなかった。電気自動車でもコストのかかる駆動用蓄電池の冷却装置をゴーンが搭載させなかったことから、リーフの走行距離はあっと言う間に短くなり、中古車の価格下落が自動車の歴史始まって以来のワースト振りを記録している。 電気自動車の電池寿命は厳しい! リーフユーザーへ (ここを押すとホームへ戻る) http://blog.livedoor.jp/toshi_792t/ (96)コストカットゴーンにエンジニアが負けた日 http://blog.livedoor.jp/toshi_792t/archives/1072225873.html ●ようやく守銭奴ゴーンが逮捕され、あとは渡哲也と舘ひろしが殴る蹴るでルイ・ルノーみたいにあの世に送り込めばいいのである。 大都会PARTU メインテーマ https://www.youtube.com/watch?v=zXb-GkTNbGs ゴーンにコケにされた日産セドリックが、怒りを爆発させたのである ! ! (車名が消えてしまった。何たる屈辱 ! !) NISSAN CEDRIC 230 GX 日産 セドリック 230 GX https://www.youtube.com/watch?v=bA6VOOZhiq0
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