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ほんとに、危ないのは、「緊急事態条項」。
この、ただ一つです。
他は、ほとんどといって危険じゃありません。
これだけです。
この、「緊急事態条項」だけは、気をつけていて下さい。
「9条改正」は、ほとんど、なにも危なくないです。
ほとんど、危なくないです。
よく、「9条を守れ!」「9条改正には絶対反対だ!」
と言う人たちが、いますが、
そういう言動こそ、ほんとに危ないものに対して、邪魔をしているのです。
なぜなら、そういう方たちは、「緊急事態条項 反対!」
とは、言わないからです。
じゃ、「9条改正」が、ほとんど危険でないことを、できるだけ簡潔に説明します。
これは、他の場所でも、説明したのですが、
「日本」という国は、9条を改正しても、ほとんど、なにも変わらないのです。
9条を改正しても、ほとんど、なにも変わらないんです。
理由は、2つあります。
1つは、「敵国条項」です。
2つは、「日米ガイドライン」です。
では、「敵国条項」から説明しますが、
「敵国条項」とは、国連憲章の、53条、77条、107条によるものですが、
日本は、世界で、唯一、この「敵国条項」の、敵国なのです。
もともとは、第二次大戦の時の、枢軸国が、それに該当していたのですが、
ドイツや、イタリアは、戦後すぐに、体制を変えたので、そこから外されました。
つまり、今、現在、「敵国条項」の、その敵国は、「日本」ただ一つだけなのです。
では、その「敵国条項」の、その敵国とは、何でしょう。
説明した通り、「敵国」は、日本ただ一つです。
そして、例えば、北朝鮮が、ミサイルを打ってきそうだな。と思って、
その前に、「敵基地攻撃」というものを、したとすると、
「敵国条項」が発令されて、日本は、国連加盟国、世界各国から、いっせいに、攻撃を受けることになります。
とりわけ、中国やロシアを中心に、世界各国から、総攻撃を喰らうことになるんです。
ですから、日本は、9条を、どのように改正しても、
まず、先制攻撃というのは、できないのです。
あくまでも、「専守防衛」に限定されるのです。
仮に、北朝鮮が、日本に、ミサイルを発射すると、分かっていても、
先制攻撃(敵基地攻撃)は、絶対に、できないのです。
あくまでも、その北が発射したミサイルを打ち落とすための、迎撃ミサイル(MD)が、使えるだけなのです。
それは、相手が、中国でも、ロシアでも、同じことです。
彼らから、ミサイル攻撃などをされても、あくまでも、そのミサイルが日本に落ちないように、打ち落とすだけです。
絶対に、先制攻撃(敵基地攻撃)は、できないのです。
又、中国や、ロシアが、その攻撃を続けても、日本は、あくまでも、それを守るだけです。
攻撃は、できないのです。
9条を、どのように改正しても、日本は、攻撃はなにも、できず、ただただ専守防衛に、限定されるのです。
それが、国連憲章の「敵国条項」です。
そして、その「敵国条項」の、その敵国は、世界で唯一、「日本」だけなのです。
ドイツや、イタリアは、「敵国条項」から、外されました。
そういうわけで、9条を、どのように改正しても、べつだん変化は、ないのです。
マスコミは、ウソをつくのが商売ですから、平気で煽ったりしますが、
私が、言っていることが、全くの事実です。
そして、もう一つあります。
「日米ガイドライン」というものです。
これも、アメリカが、「日本は、絶対に、先制攻撃をしてはいけないよ。あくまでも、専守防衛に専念しなさい。」
という、約束が含まれたものです。
ですから、日本は、「敵国条項」と、「日米ガイドライン」の、2重の縛りがあるのです。
そういうわけで、何度も言いますが、日本は、9条を、どのように改正しても、良くも、悪くも、なにも変化がないのです。
9条を、どのように改正しても、あくまでも、「専守防衛」に限定されるのです。
「敵国条項」と、「日米ガイドライン」の、2重の縛りがあるからです。
但し、2015年に、通った安保関連法案の、「集団的自衛権の行使」に関しては、これは、また別個のものです。
9条が改正されることによって、「集団的自衛権の行使」が、ちょっと変わってしまうと言う、政治家やマスコミ人が、いますが、これも関係ないことです。
「集団的自衛権の行使」に、”限定的”も、”フルスペック”も、ないのです。
なにより、両方とも、大差がないのですから。
政治家や、マスコミ人に、騙されてはいけません。
「9条改正」は、あくまでも、保守派の人たちに対する、エサなのです。
また、カムフラージュでも、あるのです。
なぜなら、「緊急事態条項」こそが、自公政権にとって、本命・本丸だからです。
そして、私が、申し上げたとおりです。
そういうことで、「9条改正」に関しては、ほとんど危惧する必要は、ないのです。
ちなみに、「敵国条項」は、全く、死文化していません。生きてるものです。
お分かり頂けたでしょうか。
このことだけは、私の意見に耳を傾けて下さい。
なにより、元自衛官だった知人から聞いた話しでも、あるのですから。
もし、それでも不安であれば、本なり、ネットなりで、ご自分で、勉強されて下さい。
では、ほんとに危ない、「緊急事態条項」のことを、簡単に説明しましょう。
先ほども申し上げたとおり、自民・公明政権にとって、こっちのほうが本命なのです。
本命・本丸なのです。
堕落したマスコミが、このことに、なにも批判しないことが、なによりの証明です。
堕落したマスコミは、9条、9条、しか言わないじゃないですか。
そうでしょう。
だから、政治家にしても、マスコミにしても、カムフラージュをしているのです。
国民に、警戒させないためです。
「緊急事態条項」こそが、本命・本丸なのです。
それで、「緊急事態条項」とは、分かりやすく言うと、
災害や、テロや、デモなどが起きたりすると、
首相が、法律になるのです。
首相が、法律になってしまうのです。
だから、危険なのです。
ちなみに、この「緊急事態条項」は、べつに憲法に定めなくても、いいものなのですが、
自民党の、「改憲案」に入っています。
そして、実際、この「緊急事態条項」によって、
フランスでは、デモや、集会が、警察に潰されてしまいました。
デモの自由などが、無くなってしまうのです。
”強権政治化”が、進んでしまうのです。
だから、この「緊急事態条項」だけは、気をつけないといけないのです。
そういうわけで、「緊急事態条項」だけは、十分に、注意して下さい。
あとのは、ほとんど大丈夫です。
マスコミに、煽られないで下さい。
そういうことです。
以上でございます。
https://blog.goo.ne.jp/shomintou/e/9b557af3cd29fdb915b6a78ba7647db7
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