http://www.asyura2.com/18/cult19/msg/645.html
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毎年恒例のテレビ番組、キング・オブ・コント。
優勝したのは、私(チベットよわ―)に言わせると「いがらしみきお系」のゆるキャラのトリオ。正直、面白くともなんともない。そんな奴らに優勝させないといけなかったのは、一重に優勝候補が生放送でタブーをやってしまったからである。
優勝候補は決勝リーグに残った後の二組である。名前は忘れてしまったが、一方のほうは、生放送のコントの中で某巨大企業の名前を何度も言ってしまい、スポンサーへの考慮を欠いていたため、面白かったものの落第である。もう一方のほうは、こちらも大変面白かったが、これは別の意味でのタブーを犯していた。
私もいままで二度記事にしたが、アメリカの外交官がいわゆる「東側」の駐在先で、見えない兵器の攻撃をうける事件が続いている。音響兵器と呼ばれる遠隔から向けられた電磁波が脳内を破壊してしまう、というおそろしい攻撃の被害を受けた外交官は次々と急遽帰国して病院送りになったのだった。いまだに解決されていない謎の事件なのだが、すでに政治的な報復処置がとられ、北米とキューバや中国の間の国家トラブルにまで発展したのだった。
http://www.asyura2.com/18/cult19/msg/330.html
http://www.asyura2.com/17/cult18/msg/517.html
優勝候補のコンビが決勝で披露したネタとは、まさにその音響兵器であった。相手の脳内に直接、音声の信号を送り、混乱に陥れるという超能力を使う男を演じた芸人は生放送でしでかした失敗に気付いていないようだった。青ざめた顔の審査委員は、吉本興業の松本人志をはじめとして酷評をして「自分達だけにわかる内輪ネタにはしり、見る側を置き去りにした」などという意味不明のコメントをしたのだ。それほど、「脳に電磁波を送信する」ネタというのは、スルーせざるえないタブーネタだったということである。
しかし、彼らのネタは決して、統合失調による妄想の典型とされるタブーを描いていたわけではない。今の時代では、電磁波を使った「見えない戦争」は現実のものであり、すでにアメリカ合衆国の国務長官までがその存在をパブリック演説にて暴き「中国によるアメリカ外交官を標的にした電脳テロ」だと言い切っている。
ただし、その話題はTV的にはやはり失敗だった。優勝賞金1000万円を、ぜんぜん面白くない奴らに横取りされたコンビには申し訳ないが、あれは仕方ない。私なら違うネタをやるようにアドバイスしただろう。
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