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それにしても、一体、あれはどうなったんだ?
私はなにを言おうとしているのか?ブルゾンちえみの長いようで短いブレイクのことについてではない(*1)。末期がんによる余命宣告の公表から何年たっても死ぬ気配のないドクター中松のことでもない。4,5年くらいを周期になぜか浮上する小池百合子の経歴詐称(*2)についてでもない。
私が疑問に思うのは、狂牛病である。一時は、世界有数の牛食国家である日本の台所事情をパニックに陥れ、日米の貿易摩擦を非常事態レベルに追い込む様相を見せた、予防策のない恐怖の疫病だ。
加熱処理でウイルスを断じれば大丈夫だという説が徐々に崩壊し、特定部位の除去により悪質プリオンを避ければ問題ないという前進的なスローガンも弱まり、一時期は「運の良くない人がアメリカのビーフを食べれば数年から十数年の間に、大脳がスポンジ化して最後は発狂しながら死ぬ」という見出しの下、エイズ以来の危険な難病として狂牛病は赤信号に猪突猛進の奇襲をしかけたのだ。
同時期には吉野家でも別の事情をあげながらも牛丼は食べれなくなり豚丼やカレー丼などという代用品目が並び、天下のイチローは食肉牛を供養する公開儀式で牛魔王の祟りを静め、そしてついにはカリフォルニア州LA郊外の路上において狂牛病の論文を作成していた邦人医学者が射殺される事件までがおきた。近鉄バッファローズの廃団に追い打ちをかけるかのように狂牛病パニックは陰謀論にまで発展してメジャー媒体の内外に稲妻をこだまさせる。
パニックがようやくおさまってから一昔が経つ。今、狂牛病の狂の字さえ目にすることがない。誰も狂牛病で発狂した、死んだというニュースをきかない。せいぜい狂犬柴田勝頼の殺人事件が関の山だ(*3)。あの毎日のようにニュースを賑わせた新世紀のCOWマゲドンはなんだったのか?滝川クリステルにでも釈明させてみたいところである。
私はそれで狂牛病がただの都市伝説であったとは思わない。実際に牛食が原因と考えられている疾病で人が死ぬことはあったはずだ。しかしそれらの全容が解明されることはない。屠殺というのは暴力産業であり、生産・流通・消費することはタブーと紙一重である。
そして今、ネットを中心に人気なのが庶民に密接した様々な問題に根源的な解答をもっていて、魔術師のように奇説を振り回しては定説を覆し常識を切って捨てる武田教授の講話である。
武田邦彦75歳。東京大学のPhdで工学が専門である。彼は牛乳を飲むな、ヨーグルトを食べるな、卵を食べるな、とまあ我々が健康的な食生活を送るための基本だと信じて疑わなかった栄養素材を否定。そしてなにがいいのかというと、マリファナを吸いまくれ、喫煙しまくれ。である。
マリファナもタバコも吸い続ければ呼吸器を痛めるので、ストレス軽減の健康促進が目的で使用する人の多くは、煙を嫌い、別の方法で摂取するのである。アメリカではどこにでも売っているのがヴェイポライザーであるが、たとえばアメリカの大衆文化を知り尽くす日本人(違うか)の代表のような顔をしている町山智弘はそれを知らない。証拠動画はこれだ。
まだ依然として違法である日本において高樹沙耶の後を続けとばかりにマリファナ使用を標榜する武田であるが、燃やして煙を吸うことと気体化させることの違いくらいはわかってるのだろうな。
武田がマリファナに青信号を出す理由とは、アメリカの政府レベルの調査で身体への害悪性が否定されているから、なのだという。
パンピー特有の考え方である。武田は大学教授になる前は旭化成のサラリーマンを何十年もやっていたというが、これぞ大衆、よくやったといいたい。マリファナをみとめるかみとめないかは健康の問題以前として、倫理・道徳の問題である。それを全く無視して身体に害がないならいいじゃんと開き直るのは幼子である。
サラリーマンよ、ハナクソをほじくれ。そこに害悪はない。両方の小指をつっこんどけ。害悪はないし、ちゃんと手を洗えば人に迷惑もかからんから、そうしろ。
サラリーマンよ、慰安旅行で温泉にいったときは、ストリッパーをまわして兄弟になれ。害悪はないから安心しろ。もし見つかっても捕まるのは斡旋する側の温泉宿だけであり、お前らは田舎芸者にみんなで福沢諭吉10人をめぐんでやりセコい女体盛りで盛り上がっとけ。
サラリーマンよ、パチンコに通え。心配するな中毒はデマであり害悪などない。カジノなどこれだけ気軽にふらりと出かけていけない。この快適な環境を守るためにも頻繁に通って玉をはじけ。
そしてマリファナだ。クリントンもオバマも学生時代には常習的に使用していた。なにも問題はない。害悪がないと政府機関が証明しているのだからもうフリーでいいだろう。さあ、みんなで吸うぞー、吸うんだぞー
静かにしとけ、オッサン。少し聞けよ、たとえばマヨネーズは製造・使用の制限のない食品であるが、それは厳密にいうと正しくはない。この世にはマヨネーズには適さない人類がいる。それを渡辺徹erという。ただでさえメタボデブなのにかかわらず、この男達はマヨネーズを一気飲み、チューブから直接吸い込むように食べるのである。これは条例どころか憲法で取り締まるべき忌まわしき条件である。
渡辺徹予備軍(徹ers)は潜在的には驚くほどの数存在すると私はみている。渡辺徹軍団のためだけにマヨネーズを廃止するわけにはいかないし、渡辺徹軍団だけを差別的にマヨから遠ざけるのも実際には難しい。しかし、世の中で何が合法で違法かを討議するとき、決して一般的な害悪だけを問題にすることはできない。そこには必ず例外があり、平均的な慎み方というものを無視して悪用する「健常様式にあてはまることのないはみ出し層」がいるわけで、それらを全部取り込んで「マリファナ社会」を日本国内に内在させることができるか、という問いが大きくのしかかってきているのに武田のようなえびす顔で目先の真実だけを語ることは許されない。
やはり、高樹沙耶がやったように(できれば僻地で)同じ趣向の者だけが特殊社会をつくって特権的に娯楽を享受する、そして時には御上に怒られる・・・・それくらいが健全の限界なのではないかと私は考えている。
日本のように飲酒に関しても幼稚な倫理がまかり通り、酔っ払いが甘ったれて無礼講の独演会を道で開いていても誰も見て見ぬふりというような社会、「まあ会社で嫌なことでもあったのだろう」というような曖昧な許容の仕方でなんとなく反社会的な酩酊状態が包み込まれてしまうような環境で、さらにマリファナにまで門戸を開くのはどうだろうか。そう思わないか?
私は日本国において、長い間、厳禁であり処罰の対象であったことを復活させてもいいとするなら、あれを提案する。それは帯刀だ。武器を携帯するという権利である。それが日本人の失った尊厳を埋め合わせるための第一歩だと私は見ている。テキサスでは大学生がキャンパスに護身のためのピストルやライフルを持ち込むことが合法である。私はテキサスの人間を少しアホに扱うTexas sucksように東部出身の知り合いから教育されてきたのだが、このことを聞いて、テキサス万歳!Texas rocksと血潮がみなぎった。日本の全てをテキサスにすることは愚かであるが、たとえば東京、京都、大阪といった都市の20代〜60代の男性で、犯罪歴がなく「ぽっぽっぽー」とか「ミニにタコ」とか言わない健常者。刀で刺したり居合斬りしたりするのもあれなので、ボタンを押したら目つぶし電光とペッパースプレーが放射され相手の動きを数分止める。まだ暴れるようなら背後に乗っかり、両足首でもって内側から膝まわりをフックするかんじで相手のフクラハギにつけ、手は相手の肘が曲がらないように前腕をコントロールしながら両腕とも頭を超えるようにストレッチさせる。帯刀の必要がなくなってきた。
(*1)私はブルゾンちえみの自殺願望を一瞬で見破った。今、何歳なのか知らないが、24〜28くらいで自殺衝動のピークがくる。そこを乗り切ると緩和するが、キャリアも下降するかもしれない。
(*2)また幼稚なリベラル報道界のクズ共が小池のエジプト時代の学歴を洗い、当時の同居者である日本人女性に金を出して暴露インタビューを週刊誌にあげたらしい。カイロ大学主席卒業というのが印象操作の詐称ネタで、虚偽である、と。サッチーのときのように公職選挙法違反の風潮を作り出すつもりか。またバカそうな検事が税金使っては何人もエジプト渡航してメール一本で済むようなことで検証旅行とか抜かすんじゃないだろうな。小池百合子は通訳なしで英語もアラブ語もスクリプト無しの公開インタビューを何度もこなしてきているのが事実。しかも学歴というのは我々庶民が社会参加・地位向上に必要な認知を得るために獲得する資格証明のことであって、自然君臨な女神の小池百合子にはそもそも無関係なものである。
(*3)プロレスファンでないならスルー。
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