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昨年、キューバに在住していた米国の外交官が次々に体調の異変を訴えては任務から外れ緊急帰国後精密検査をする出来事がニュースになった。そして聴覚を失う者、脳に損傷を受けた者などの存在があらわになり見えない電磁波テクノロジーでの攻撃が容易に予想された。
http://www.asyura2.com/17/cult18/msg/517.html
そして今度は昨年の暮れから今年にかけて中国に赴任中の外交官がやはり同様の電磁波を遠隔から使用した音響攻撃により不調を訴える事件が相次ぐ。
今月、米国国務長官は正式声明を出し「キューバと中国の被害は同じ種類」だと断定、共産圏というキーワードで結びついた両国には米国政府高官の頭部をピンポイントで狙い視聴覚や思考・精神を狂わせるとんでもない電磁波兵器が調達されていると発表。
キューバの場合、当地政府は一切の関与を否定していたのに関わらず、在北米の外交官は解任され国外退去の報復を受けた。中国は現地政府が調査中ということであるが、さすがにアメリカが中国からの外交官を追い返せば中露の団結を決定づける展開になるやもしれない。
見えない武器・兵器をめぐるニュースというのは決して珍しくはない。中南米の国家首相が何人も「CIAやモサド」が首謀する放射線を使った遠隔攻撃で「癌・白血病」が現地の反米要人の中で発生している疑惑を公言している。政府レベルでなくとも、たとえばアメリカの法廷ではサラリーマンが職場に小型ディバイスを持ち込み同僚へ向けて電磁波を使った嫌がらせを隠れて行い訴えられ有罪になっている。
私はこういったテクノロジーはどうも超常現象系の都市伝説ではないかと懐疑的だったので、1995年にオウム真理教の幹部(教団いわく「人類史上最賢でアインシュタインより上」の村井秀夫)が「電磁波を使った国家規模の虐殺テロ」についての講釈を全国TV放送でおっぱじめたときには「もういいよ」モードに陥ったものである。
しかし、それまでの薄い灰色の闇が一転して黒にかわったのは、2004年のことだった。私は大手の新聞やニュースサイトから拾い読みしているだけなので、特権的な情報でもなんでもないがこんなことが中東で起こっていたのを覚えている。
イスラエルのシャロンはこういったのだった。「これ以上アラファトを生かしておくことはできない」− 現代日本の感覚ではないことだが、国家リーダーがメディアの面前で「暗殺宣言」を行った瞬間であった。私はアラファト議長のいどころがピンポイントで空爆の対象になるかもしれないな、と予想した。
それから数週間がして、暗殺宣言は実際に効力を発揮することになる。しかし、それは空爆や発砲や飛び膝蹴りからのフック連打を伴った直接攻撃などではなかった。アラファトは突然体調を崩して小型飛行機で西欧の病院へ運ばれた後、「白血病のような症状」から脳卒中で死亡に至ったのである。即日より毒殺説が浮上しており、遺族は遺品から検出された放射能物質をもとに調査請求をしている。
どうやら、アラファトは持病がたまたま悪化したわけではなさそうである。やはりモサドやCIA,またはこの動画のようなイギリスの軍事情報部などによって
世界には隠れた兵力戦・技術戦が続行中なのだろうか。
まるでドラえもんの世界である。誰もしらない未来の道具で新聞には通常のらない、国際裁判所でも裁かれていない事件がおこっているのなら。問題は、ドラえもんの道具が使えるのは、弱くて駄目な主人公なのに、イスラエル・アメリカ・イギリスはガキ大将そのものだということである。実力戦でもあれだけ強いのに、さらに裏の謀殺戦略においても世界をリードし恐怖支配するのか。
それにひきかえ、冷戦では金不足で戦力が廃退していったソ連をはじめとする共産連合は金のかからないスパイ作戦に移行するのも早かったので、どれだけの技術体系があるのかと思えば、ハニートラップ、ホモハニートラップ、盗聴に盗撮、寿司に毒まき(ロンドンで元KGB人脈の間でおこった国家機密レベルでの謀殺劇の顛末である)、と昭和の時代からなにもかわっていないようであった。
それだけに、ここ数年のアメリカの外交官がターゲットになった音響兵器・電磁波兵器による被害は、それが共産圏で起きたことだけに大きな波紋を投げかけている。やはりこれは一つの新たなる冷戦のはじまりであり、中国やキューバを舞台に赤シャツの工作員たちがアメリカに暗示を与えるために「テクハラショー、こっちだってできるんスキー」などと暗躍している可能性も浮上してきたということだろうか。
思えば、メディアに頻繁に登場する前には私ともネットで親しかった中国専門ジャーナリスト(元産経なので根が右翼であり中国当局からも四六時中滞在先を盗聴され目をつけられていると本人は語る)の福島香織も「遠隔からの電磁波攻撃によって携帯のスクリーンが破壊された」といって破損した携帯の写真を最近あげていたことがあった。婚期を逃して四半世紀、とうとう幻覚がはじまったかと心配になったが、実はジャーナリストだけにそういった背景を知っていたわけだ。
私は村井氏の遺言が徐々に現実の枠の中で意味を持ち出したことに関心はあるが、その全てを調べつくしたいとまでは考えていない。その全容が新聞や法廷にでてくることはないし、そこに捕らわれてしまうことは自分を見えない世界へ監禁することになるからだ。モグラは出てくるところを叩くのが人間であり、モグラの穴へはいってしまえばモグラどころかそれ以下の存在になってしまう。
人間、明日があると思うことがそもそもの間違いであり、いつ事故・事件・災害に巻き込まれるなどして生命を失うやもしれない、ちょっとしたはずみで健康を失い、社会を逸脱し露頭に迷うかもしれない。見えない兵器の陰謀を疑う前にどれだけの害悪や不運に取り巻かれているかを考えれば生きていることを当たり前にとらえている傲慢と手を切り、残りの人生を自分の生に秘められたおそるべきダイナミズムの前に戦慄きながらおくるべきではないだろうか。失敗や挫折は他人と比べることによって発生するわけで、自分が生命を有して自由に扱えるというこの圧倒的な特権に驚けば、神はすでに自分にいかなる超能力をも凌駕する生命という奇跡を与えつくしたことを悟れば、もう余生の中に迷うことなどありえないだろう。
どうでもよすぎる余談:遊説詐欺師リチャード・コシミズも白鳥ハイツの事務所の隣から電磁波による攻撃がしかけられていると妄想をいっていたことがあった。脳虚血で二度ほど入院した背景には見えないテクノロジーによる戦争があったのだと。確かに、その可能性はないわけではないことが、「遠隔音響兵器による脳への外傷」が事実として記録された米外交官連続襲撃事件によって今一度解明されたといっていい。しかし・・・・コシミズを狙うとすれば誰か?ロックフェラーか?否。サイモン・ヴィゼンタール・センターか?否。在特会か?否。小吹〇一か?否。支払いを踏み倒された中国・韓国の中小工場経営者たちにきまってる。
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