アーリア人=ヒットラー(生涯の後半は除く)=ナチス=トゥーレ協会=ゲルマン騎士団=神智学協会=新プラトン主義=メディチ家=秦氏=ロスチャイルド 「朱雀天皇」はその名に「朱=赤」とありますので、明らかに「秦氏」でしょう。 で、その「秦氏」系の天皇に反抗したということは、やはり「平将将門」は「平氏」ではなく「源氏」か、または「反平氏」ということになります。 いずれにせよ、純粋な「平氏」ではありません。 しかし、こうして「秦氏」と「出雲族」の戦いについてあれこれ調べているうちに、私はいつしか「秦氏」と「出雲族」がやたらと共通点が多い、という事実に気付くようになりました。 例えば、「秦氏」も「出雲族」もどちらも「新羅」出身ですし、「大国主」を崇めていますし、「妙見信仰」を信仰しています。 実際、「平氏」側である豊臣秀吉は「大黒天」を氏神として崇めていて、この「大黒天」は「大国主」のことです。
また、ずっと以前にも「秦氏はもともと出雲族だったのではないか」と何気なく書いています。以下の記事は、昨年の8月の記事なので、ちょうど一年前になりますね。 で、あれこれと考えた結果、今ではやはり「秦氏」はもともと「出雲族」だったに違いないとの結論に達することになりました。 その理由はこうです。
今回の読者対談<第105弾>にも少し話題に出ましたが、「アーリアン人」が「秦氏系」で、「チュルク人」が「出雲系」を裏付けるような事がだんだんわかってきました。 ヒットラーのナチ党というのは、実は一度名前が変わっていて、最初は「ドイツ労働者党」と呼ばれていました。 作られたのは1919年で場所はミュンヘンでした。設立者はアントン・ドレクスラーという「トゥーレ協会」のメンバーです。 「トゥーレ協会」というのは、その前年の1918年に同じミュンヘンで結成されました。 この名前の由来とするところは、あのゲーテの本にも登場する伝説の地「トゥーレ」からだそうです。 こちらがその「トゥーレ協会」のマークです。 例の鉤十字と呼ばれる十字架です。そもそもこの協会を作るように要請したのはゲルマン騎士団でした。どおりで十字架がマークになるはずです。 そしてこの協会の設立目的ですが、表向きはゲルマン古代の研究としておいて、実のところ「神智学」をもとに提唱された「アーリア主義」を範としたものだったのです。 で、さらに「神智学」を振興したのは「神智学協会」で、この協会はブラヴァツキー女史を中心に1875年にアメリカ・ニューヨークで結成されました。 この神智学というのは、「グノーシス」や「新プラトン主義」などの西洋思想の中に、「仏教」や「ヒンドゥー教」などの東洋思想を混入していくことで、悪魔教を見事に一つに集めたような思想でした。 島根県の「出雲大社」の本殿には、「八雲之図」なるものが描かれています。 しかし、「八雲」と言いながら、この「八雲之図」には七つの雲しか描かれていません。 どうして七つの雲しかないのだろう、と誰しも疑問に思うことでしょう。私もずっと謎でした。 そもそも、この「雲」は一体何を表しているのでしょうか。 恐らくこれらの「雲」は、「出雲族」の中に有力な氏族が「八氏族」いたということを表しているのだと思います。 しかし、そのうちの「一氏族」が何らかの理由で「出雲族」から抜け落ちてしまった、だから七つの雲しか描かれていないのではないでしょうか。 で、その抜け落ちてしまった「一氏族」こそ、「秦氏」だったのでしょう。
先日もお話しました通り、「出雲族」とは「チュルク族」のことであり、「チュルク族」はもともとロシアのバイカル湖付近にいた民族です。 で、この「チュルク族」の中にいた「秦氏」が何らかの理由で「チュルク族」から脱退し、カスピ海の辺りにいた「アーリア民族」に合流した。
その後、「アーリア民族」の中から「ハッティ」なる部族が出てきたわけですが、この「ハッティ」はその名の通り、明らかに「秦氏」と関係があります。詳しくは以下のリンクをご参照ください。
で、ナチスを作ったヒトラーは、「アーリア人」こそが世界で最も優秀な民族であり、「アーリア人」による世界帝国を作ることを目指して、多くのドイツ人から支持を得ました。 で、もし「アーリア人」が「秦氏」であるなら、ヒトラーのこの主張は「秦氏こそが世界で最も優秀だから、秦氏の支配する世界帝国を作らなければならない」という意味になります。 そして実際、ナチスの旗は以下のように「赤」で「秦氏」です。
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