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中国メディアの新華社によると、中国空軍H−6Kなど軍用機多数が26日、台湾本島を周回する飛行を行った。米軍はB52爆撃機を攻撃コースで広東省に接近させ対抗した。写真はH−6K。
中国軍機多数が台湾本島の周回飛行を実施、米軍はB52爆撃機を攻撃コースで広東に接近させ対抗
http://www.recordchina.co.jp/b595692-s0-c10.html
2018年4月27日(金) 20時10分
中国メディアの新華社によると、中国空軍H−6K(轟−6K)など軍用機多数が26日、台湾本島を周回する飛行を行った。米軍はB52爆撃機を攻撃コースで広東省に接近させ対抗した。
新華社は26日の台湾周回飛行について、複数の機種が参加したと報じた。掲載した写真には、戦闘機とみられる軍用機も写っている。記事文章部分では「祖国である宝の島を周回し、軍用機の航跡で祖国の大いなる山や川を測量した」と紹介した。
一方、台湾メディアの東森財経新聞などによると、米軍はB−52爆撃機を広東省の近くにまで飛行させた。B−52はグアムを飛び立ち、台湾とフィリピンの間のバシー海峡を経由して、広東省まで250キロメートルにまで接近して引き返した。
専門家はB−52の航路について、典型的な攻撃コースと指摘。中国大陸に向けての巡航ミサイル・トマホークを発射する模擬演習との見方を示した。トマホークの射程は最大で2500キロメートルで、26日にB−52が到達した位置からは、中国大陸のほとんどすべての軍事目標を攻撃できることになる。
B−52の出動は、台湾の東の太平洋への出動を増やしている中国軍に対抗するためとみられている。
中国国防部の呉謙(ウー・チエン)報道官は26日の定例記者会見で米軍B−52の接近について「関連する状況はいずれも中国軍がコントロールする状況下にある。解放軍はこれまでと同様に、国家の主権と領土の完全性をしっかりと防衛している」と述べた。(翻訳・編集/如月隼人)
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