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19日、米華字メディアの多維新聞は、9回目の「日中高級事務レベル海洋協議」の開催当日に、中国海警局の船が「日中の敏感な海域」に再び進入し、日本側の注目を集めていると報じた。資料写真。
日中高級事務レベル海洋協議当日、中国海警船が尖閣沖に
http://www.recordchina.co.jp/b593398-s0-c10.html
2018年4月19日(木) 16時20分
2018年4月19日、米華字メディアの多維新聞は、日中両国の海洋問題全般に関する定期的な協議メカニズムである「日中高級事務レベル海洋協議」の9回目の協議開催当日に、中国海警局の船が「日中の敏感な海域」に再び進入し、日本側の注目を集めていると報じた。
記事はまず、NHKが「第11管区海上保安本部によると、沖縄県の尖閣諸島沖合の接続水域を中国海警局の船4隻が航行している」とし、「4隻は19日午前9時現在、尖閣諸島の大正島の南西約29キロから34キロを航行していて、海上保安本部が領海に近づかないよう警告と監視を続けている」と報じたことを紹介した。
記事は続けて、「日中両政府は、敏感な海域での不必要な衝突を避けるため海洋事務協議を複数回開催してきた」とし、「その最新の協議が19日に仙台市で開催されることが決まっている」と紹介した。
その上で記事は、中国外交部の華春瑩(ホア・チュンイン)報道官が17日の定例記者会見で、「日中双方は第9回高級事務レベル海洋協議を19、20両日に日本の仙台市で開催することを決定した。双方の外交、防衛、海上法執行、海洋管理当局の代表が参加する」と発表し、「高級事務レベル海洋協議は海洋関連の総合的な意思疎通・調整制度だ。中国側は今回の協議で日本側と関心を共有する海洋関連の問題について十分に意見交換し、相互理解と相互信頼を増進することを期待する」と強調したことを紹介した。(翻訳・編集/柳川)
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