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27日、米外交専門誌ナショナル・インタレスト(電子版)にこのほど、2030年に世界最強の陸軍を有する5カ国を予測する記事が掲載された。資料写真。
米軍事専門家が選ぶ「2030年に世界最強の陸軍を有する5カ国」―露メディア
http://www.recordchina.co.jp/b586861-s0-c10.html
2018年3月29日(木) 0時30分
2018年3月27日、露通信社スプートニクの中国語版サイトは、米外交専門誌ナショナル・インタレスト(電子版)にこのほど、2030年に世界最強の陸軍を有する5カ国を予測する記事が掲載されたと伝えている。
記事によると、米軍事専門家のロバート・ファーレイ氏は同誌に寄稿した記事で、2030年に世界最強の陸軍を有する5カ国として、米国、ロシア、フランス、インド、中国を挙げた。
米国の陸軍について、ファーレイ氏は、12年後も地上戦闘の「ゴールデン・スタンダード」を代表すると評価。「米国防総省は冷戦終結後、イラクとアフガニスタンで展開した軍事行動で作戦経験を蓄積した」とし「莫大な軍事予算と世界最大規模の無人偵察機群が、正確な情報収集と照準攻撃に大きく貢献することになるだろう」と論じた。
ロシアについては「ソ連解体後に軍は困難な時期を経験した」とした上で、「豊富な資金力を背景に、陸軍、特にエリート軍の規模とリテラシーは周辺国を恐れさせている」とした。
ファーレイ氏はまた、「欧州諸国の中では、フランスだけが強大な陸軍を保持できる」と指摘。インドについては「装備面で強豪国に遅れをとるが、米国やロシア、欧州からの武器購入を惜しまない。これまで以上に高度な技術にアクセス可能になるだろう」と論じた。
中国については「陸軍は実戦経験が乏しい上に、空軍や海軍とは異なり資金の割当が不足していた」とした一方で、「中国はほぼ無制限のマンパワーを利用できる」と分析している。(翻訳・編集/柳川)
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