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[2018-03-13]
論評:無分別な属国の妄動
日本が宗主である米国を後ろ盾にして対朝鮮圧殺騒動に無分別にのさばっている。
去る2月、米国が対朝鮮「単独制裁」を発表するやいなや、日本の反動層が支持だの、船舶監視だの、何のと言いながら無謀に振る舞っているのがその端的な実例である。
島国一族の狂気は、わが船舶を監視するために米国もそこまでは思えなかった関連国際会議の招集まで唱えていることによって極に達している。
政治・経済・軍事分野における深刻な対米依存性、隷属性によって世界の嘲笑を買っている日本が、差し出がましくわれわれをどうにかしてみようと先頭に立ってのさばることこそ、へそで茶を沸かすということわざ同様だと言わざるを得ない。
一言で言って、属国の運命をもって生まれた卑陋(ひろう)な者らの笑止千万な妄動以外の何物でもない。
日本の過去は、列強に寄生してその中で自分の利益をむさぼろうとしたが、かえって完全に滅びた日々であったと言っても過言ではない。
19世紀の中葉、米国に運命を委託することにして不平等条約の締結もいとわなかったし、続けて他の西側列強にもこびへつらって国全体を西側商品の販売市場に、安価原料の供給地に転落させることによって国の経済を塗炭に陥れた日本である。
自分らを政治的、経済的に隷属させた帝国の黙認の下に海外膨張の道に乗り出して世界の反撃にぶつかって戦敗国、戦犯国の帽子だけをかぶった。
そのような日本が恥ずべき歴史から教訓をくみ取る代わりに、またもや宗主国の奴僕になって犬のように振る舞っているのだから、生まれつきの属国の運命はどうしようもない。
日本が羞恥を冒してのさばっている目的は、「大東亜共栄圏」の昔の夢をなんとしても実現してみようとするところにある。
日本は、妄想している。
わが朝鮮は、日帝の軍靴の下に踏みにじられていた過去の弱小国ではない。
その反面、サムライの後えいは自分らが崇める米国から政治的排斥とのけ者扱い、経済的収奪を受けるなど、その蔑視と虐待は数え切れないほどである。
このような状況の下で、われわれをどうにかしてみようとすることこそ、腐り縄に馬をつなぐということわざ同様の愚行だと言わざるを得ない。
2013年に日本のある政治学者は自分の「永続敗戦論」で、日本が「敗戦の否認」と「対米従属」という二つの要素から脱することができなければ永遠に敗戦状態にあるようになるだろうと主張したことがある。
日本が恥ずべき歴史を忘却し、特には世界政治構図の変化さえ感得できないまま無謀に軽挙妄動していれば、払うべき罪の代価ばかりさらに大きくなるだろう。
朝鮮中央通信
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