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米軍がシリアで軍事的な緊張を高める中、ロシアは最新兵器を投入して警告(櫻井ジャーナル)
http://www.asyura2.com/17/warb21/msg/720.html
投稿者 赤かぶ 日時 2018 年 3 月 02 日 18:29:25: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

米軍がシリアで軍事的な緊張を高める中、ロシアは最新兵器を投入して警告
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201803010000/
2018.03.02 櫻井ジャーナル


ロシアの安全保障会議によると、シリアの北部にアメリカ軍は20カ所に軍事基地を建設したという。これまで14カ所、そのうち12カ所は北部、2カ所は南部だとされていた。新たに基地を建設したのか、前からあったのかは不明だが、いずれにしろシリア政府が承認したわけでない。シリアを含め、中東でアメリカは侵略、破壊、殺戮、略奪。ヨーロッパでロシアとの国境沿いにミサイルを配備、日本や韓国でも同じことをしている。

本ブログでは何度も書いているように、アメリカの好戦派に属すネオコンは1991年の段階でイラク、シリア、イランを殲滅するつもりだった。2001年9月11日にニューヨークの世界貿易センターとバージニア州アーリントンの国防総省本部庁舎(ペンタゴン)が攻撃されてから10日ほどのち、ウェズリー・クラーク元欧州連合軍(現在のNATO作戦連合軍)最高司令官はペンタゴンで攻撃予定を知らされたという。まずイラク、ついでシリア、レバノン、リビア、ソマリア、スーダン、そして最後にイランだ。(​3月​10月

アメリカ軍はすでにシリア政府軍だけでなくロシア軍も攻撃している。例えば昨年(2017年)9月17日にデリゾールでアメリカ主導の連合軍がF-16戦闘機2機とA-10対地攻撃機2機でシリア政府軍を攻撃、80名以上の政府軍兵士を殺した。

9月20日にはイドリブの州都に入ってパトロールしていたロシア軍憲兵29名の部隊をアル・カイダ系のアル・ヌスラが戦車なども使って攻撃、包囲するという出来事があった。その作戦はアメリカの情報機関/特殊部隊が指揮していたと言われている。戦闘は数時間続き、その間にロシア軍の特殊部隊スペツナズが救援に駆けつけ、Su-25も空爆、反政府軍の部隊は全滅、その戦闘員約850名が死亡したと伝えられている。

9月24日にはロシア軍事顧問団を率いるバレリー・アサポフ中将とふたりの大佐がダーイッシュの砲撃で死亡しているが、中将らがいる正確な場所がアメリカ側から伝えられていた可能性が高い。それに対し、10月31日には地中海にいるロシア軍の潜水艦から発射されたミサイルがデリゾールにあったダーイッシュの拠点を攻撃、破壊したという。

今年1月6日には地中海に面した場所にあるロシア軍のフメイミム空軍基地とタルトゥースにある海軍施設へ13機の無人機(ドローン)が攻撃のために接近、そのうち7機はロシア軍の短距離防空システムのパーンツィリ-S1で撃墜され、残りの6機は電子戦兵器で無力化されている。13機のドローンは100キロメートルほど離れた場所から飛び立ち、GPSと気圧計を利用して事前にプログラムされた攻撃目標までのコースを自力で飛行、しかもジャミングされないような仕組みになっていた。背後に高度の技術を持つ国が存在していることを強く示唆している。攻撃の際、目標になったフメイミム空軍基地とタルトゥースの海軍施設の中間地点をアメリカの哨戒機P-8A ポセイドンが飛行していたこともあり、この攻撃はアメリカ軍、あるいはCIAによるものだと見られている。そして2月3日にロシア軍機Su-25が撃墜された。

2月7日にはアメリカ中央軍が主導する部隊がデリゾール近くの油田地帯でシリア政府側の戦闘集団を空爆して死者数十名、そのうちロシア国籍の傭兵が5名程度だと見られている。アメリが側は「反撃」だとしているが、状況から見て親シリア政府勢力からの攻撃はなかったようだ。アメリカ側はロシア軍に属さないロシア人傭兵を、おそらく意図的に殺した。

そうした中、2月25日にロシア軍の地上部隊が東ゴータへシリア政府軍と一緒に入ったとも伝えられている。東ゴータからダマスカスのロシア大使館へ向かって砲撃が毎日ある。攻撃しているのはアメリカを後ろ盾とする武装勢力のようだ。ロシアのウラジミル・プーチン大統領はその攻撃について、いつまでも許すことはないと語っている。東ゴータへ入ったロシア軍が何らかの軍事作戦を展開するかもしれない。ロシアの正規軍が入ったとなると、アメリカ軍は手を出しにくい。もし攻撃すれば米露の軍事衝突に発展する可能性があるからだ。軍事衝突した場合、アメリカは勝てそうもない。シリアに建設されたアメリカ軍の基地はロシアのミサイルにとって格好のターゲットだろう。

すでにシリアでは少なくとも4機のステルス戦闘機Su-57が目撃されている。アメリカ側が実戦配備はまだ先だと考えていた戦闘機だ。また防空システムの強化が進み、中長距離用のS-300やS-400だけでなく、短距離用のパーンツィリ-S1を配備している。それ以外にも相当量の武器/兵器をロシアはシリアへ運んでいるようだ。

プーチン大統領はロシアやその友好国が存亡の機を招くような攻撃を受けた場合、​マッハ20で飛行する大陸間ミサイルRS-26ルビエシュ等で反撃すると警告している。このミサイルもアメリカは実戦配備をかなり先だと推測していた。理由はわからないが、プーチン大統領はかなり怒っている。

以前にもロシアは海底1万メートルを時速185キロメートルで航行、射程距離は1万キロに達する遠隔操作が可能な魚雷の存在をリークして警告したことがある。2015年10月5日にはカスピ海の艦船から26基のカリブル巡航ミサイルを発射、全てのミサイルを約1500キロメートル離れた場所にあるターゲットに2.5メートル以内の誤差で命中させ、アメリカを驚かせたりもした。

ロシアでは今年3月18日に大統領選挙があり、6月14日から7月15日にかけてはサッカーのワールドカップが開催される。追い詰められているアメリカはこのタイミングで何かを仕掛けてくる可能性があると懸念されている。

中東は風雲急を告げる動きがある。そうした中、​​サウジアラビアのモハメド・ビン・サルマン皇太子が3月19日から22日までアメリカを訪問する。予想外の展開があり、それについて協議するつもりなのかもしれない。

サウジアラビアがイランを攻撃した場合、ロシアはサウジアラビアを壊滅させる可能性がある。シリアやイランに対する攻撃はロシア侵略の一環だとみているのだろう。本ブログもそう考えている。


 

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コメント
 
1. 2018年3月02日 18:40:39 : ZNS4S5iptU : D5JT5I83puI[5]
Su−57、2機は、ロシアに帰還したようだ。

追加で派遣された2機は、Su−57ではない、別な機種の可能性がある。

とにかく、ロシア国防省の情報秘匿が、半端ない。

シリアで撮られたと言う、Su−57の画像や動画は、否定されている。

シリアに派遣されたSu−57に関して、ロシアのメディアは、その情報を明確に否定するが、噂が出回っている。

Su−57の攻撃によって、2000人くらいの米軍部隊が、全滅したと言う噂が、それだ。


2. 2018年3月02日 19:39:26 : FVpqFpxNyt : wumZS99nzxI[15]
プーチンの2日の演説

明らかにアメリカの好きにはさせないという固い決意を感じさせた。本音はお前(アメリカ)シリアでいいかげんにせい。またウクライナ軍ごときには負けないとのメッセージだろう。

プーチンはエリツインとは異なる。


3. 2018年3月03日 01:19:11 : no3Xs5mizE : Bbx1LMOWqwM[3]
韓国程度の経済規模しかないロシアがいまだに「大国の威信」にしがみついて
軍事費をバンバン拡大(軍事費ではロシアは世界第3位)し、それでプーチンは
愛国主義を煽って支持を獲得しているのだから、過去の数多くの例が示すように
まさに「亡国の道」だな。
いまプーチンに喝采を送っている連中がいつその愚かしさに気付く事やら。

4. 2018年3月03日 06:14:11 : hQ3ffvb3qk : y175JsIMBHg[5]
理想はロシアと欧米が潰しあい
イランとイスラエルが潰しあい
インドとパキスタンが潰しあい

無宗教の黄色人種が世界の多数派となりイニシアチブを取りたい


5. 2018年3月03日 13:24:46 : AKy7wQKxDc : k1Ny2VH_N4M[230]
●プーチン大統領の一般教書演説
演説の中で、プーチン大統領は、新しいロシア核兵器の存在をあかし、ロシアには、アメリカ合州国と、そのとるにたりないNATO諸属国に対して、圧倒的な核の優位があることを反駁の余地無く明らかにした。演説の中で彼は言った。“誰も私たちと話したがらない。誰も我々に耳を傾けたがらない。今度は聞いてもらおう。”プーチン大統領は、ロシアの核兵器は攻撃のためではなく、報復のために確保しているが、ロシアやロシアの同盟諸国に対するいかなる攻撃も“付随するあらゆる結果を伴う”即座の反撃を受けることになると強調した。
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2018/03/post-2438.html
●ロシア軍の現在と未来(兵器画像)プーチン大統領は議会への教書の中で新兵器の実験が成功したことを明らかにした。
https://jp.sputniknews.com/infographics/201803024633798/
●プーチン大統領 最新兵器の実験成功を明らかに
最新兵器とは、ミサイル複合体「サルマト」、潜水ドローン、原子力推進型巡航ミサイル、航空ミサイル複合体「キンジャール」、レーザー超音速兵器を指している。兵器については映像とコンピューターグラフィックによる機能説明のビデオが公開された。
https://jp.sputniknews.com/video/201803024633664/
●プーチン大統領「非常に強力な新型弾道ミサイル開発した。アメリカのMDは意味が無くなる」
http://blog.livedoor.jp/wisdomkeeper/archives/52023089.html
●東グータの全てのテロリストを一掃すると誓うプーチン大統領〜強力なロシアの情報戦とプーチン大統領の強い意志
プーチン「サーマットシステムの弾道に限界はない。南極だろうと北極だろうと攻撃できる」
ロシアがすごい兵器作ってた。イギリスまで13分の極超音速ミサイル発射実験成功
https://shanti-phula.net/ja/social/blog/?p=154253

6. 2018年3月03日 14:04:06 : 1dbG8fbd8Y : J7UIOlwjc_Y[7]
一般教書演説で掲げるのが核兵器の事とは、軍事力しか縋るもののない国家は哀れなものだな。

7. 2018年3月03日 17:46:30 : KkvnIoT4Do : Mjmf3e1g@js[13]
そもそもここでプーチンを持てはやしている連中は、ロシアがどうなろうと
知ったこっちゃないからいくらでも無責任なことが言えるだけだろう。
ソ連が崩壊してすでに四分の一世紀経っているのに、未だに工業製品でまともに
輸出出来るのがソ連時代からの兵器とロケット、あとは原発(しかも核廃棄物
をロシアで引き取る約束で契約している)ぐらいしかないのは、プーチンの
経済政策のダメぶりの証明みたいなものだろうに。

8. 2018年3月03日 20:09:47 : xMV64IZxWY : EyNU@Q2K7lE[152]
小細工を やればロシアが 首摑み

9. 2018年3月03日 23:44:24 : j47Jz4GBTM : R@U@83WIGqg[13]
ロシアが大したことはないというコメントがあるようだがそんなことはない。

ロシアは世界一の国土面積を持ちそれは過去の戦争、覇権争いに勝利して得てきたものだ。本来ヨーロッパの後進地域だったが今は極東の海岸にまでその領土は広がっている。潜在的な資源量は世界第一位でもある。軍事力はアメリカに次ぐ第二位である。

GDPがどうたらこうたらいう奴もいるようだがGDPの総額がそんなに大事なら中国のGDPはまもなくアメリカのそれを抜くことはまず確実である。中国とソ連は領土を巡って過去武力紛争をしてきたが現在は国境線を画定させ経済的にも協力関係にある。

アメリカがいつでも優位とするのは幻想にすぎない。ロシアはある意味恐ろしい国である。金がなくても人がいくら死んでも戦争を継続し勝利してきた国でもある。


10. 2018年3月04日 01:01:21 : no3Xs5mizE : Bbx1LMOWqwM[8]
国土が広くて資源があって軍事力が強力でもダメなのは旧ソ連も同じ。
身の丈に合わない軍事力を持って、大国面する国が滅ぶのは大日本帝国もソ連も似たようなもんだ。

11. 2018年3月04日 01:46:50 : j47Jz4GBTM : R@U@83WIGqg[19]
軍事力ばかりに入れあげていると破たんするのは旧ソ連も将来のアメリカも同じ。今の北朝鮮の人の惨めな生活も同じ。

12. 2018年3月04日 10:39:02 : AqnNu391fg : Inp0dYejN8g[5]
もし、ロシア政府が、ベネズエラのように、資源を裏付けにして、仮想通貨を発行すると、発表したら、購入を、真剣に検討する。

ドル、ユーロ、円より益しだ。


13. 2018年3月05日 19:36:52 : WXGYZnEndY : s5woAH5BpNM[2]
Su−57の他に、電子偵察機A−50も、派遣されていたようだ。

情報の真偽は不明だけれど、米国のラプターの飛行が、シリア周辺上空から、消えたと言われている。

ロシアのメディアは、必至に西側の偽情報だと否定するけれど、プーチン大統領の教書演説の強い調子からして、デリゾールにおけるロシア人軍事会社傭員の犠牲に対するリベンジとして、シリア周辺にいた、米軍部隊に、何らかの損害を与えたことは、あり得るのではないかと、思っている。

Su−57と最新型A−50のコンビには、それが可能であるように思う。


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