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22日、米シンクタンク、戦略国際問題研究所(CSIS)は最新の報告書で、「大国競争時代に起こり得る18の突発的なシナリオ」の一つとして「中国の台湾奇襲」を挙げている。写真は台湾。
中国が台湾を奇襲?大国競争時代で起こり得る突発的シナリオ―米シンクタンク報告書
http://www.recordchina.co.jp/b573435-s0-c10.html
2018年2月23日(金) 8時20分
2018年2月22日、米ボイス・オブ・アメリカ(VOA)の中国語版サイトは、米シンクタンク、戦略国際問題研究所(CSIS)の最新の報告書で、「中国の台湾奇襲」が「中国による米国へのサイバー攻撃」「米国の東アジア同盟国体系の崩壊」などとともに「大国競争時代に起こり得る18の突発的なシナリオ」の一つに挙げられていると報じた。
記事によると、報告書は米国について「20〜30年の軍事面における絶対優位性を享受した後、中国とロシアという戦略的な競争相手が現れ、そうしたライバルは戦争のあらゆる分野で米国に挑戦している」「大国間の長年の平和が永続的な安全という錯覚をもたらした」「科学技術の発展が戦争の形態を変えている」とし「そうした要因により米軍は窮地に瀕している」と指摘した。さらに米軍のもう一つの弱点として「過去数十年の間、常に優れた軍事力を有し、地域のライバルとの戦いで容易に勝利したことからくるおごり」を指摘している。
記事はその上で、中国について「米中関係における最大の懸念はトゥキディデスの罠、つまり従来の覇権国家と新興の国家がぶつかり合う現象だ」とし「台湾と南シナ海が最も衝突が起こり得る地域だ。この戦争は非合理に思えるかもしれない。だが、数年間の内戦で数百万人の命を失った中国が、日本とドイツを敗退させた米国が相手であることも顧みず、朝鮮戦争に加わったことを考えれば、(台湾などへの)奇襲は不可能ではない」と指摘。「中国は台湾が独立を宣言する前に襲撃を行い、中国人民解放軍は太平洋の米軍を攻撃することなく、台湾島周辺に接近阻止・領域拒否の能力を確立するだろう。米国の同盟国の多くが、対話を呼び掛け、中立を宣言する中、米国はそのような不利な状況下で反撃しないことを決定することになるだろう」と分析している。(翻訳・編集/柳川)
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