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[2017-11-15]
論評:軽々しい追従行為の結末は悲劇だけだ
トランプの日本訪問期間、日本首相の安倍が演じた醜態が世人の非難を受けている。
安倍はトランプとの会談後に行った記者会見で、朝鮮に対する全ての選択案がテーブルの上にあるというトランプの立場を一貫して支持すると言いふらしながら、朝鮮問題において日本と米国の立場が100%一致するということを再度強く確認するという繰り言まで言った。
上司の対朝鮮敵視政策実現の先頭に立って軽々しく振る舞っている忠犬のずる賢い行動は実におぞましさをかき立てる。
米国であるなら、しゃにむに追従して神頼みにする政治いびつである日本特有の体質はほかにはなりえない模様である。
安倍が面映ゆいほどに上司をおだてながら北侵核戦争熱を積極的に鼓吹したことには自分なりの下心がある。
それは、もうろくした老いぼれトランプの虚勢をあおり立てて情勢を引き続き激化させ、その中で漁夫の利を得ようとすることである。
事実上、日本は朝鮮半島の情勢緊張を誰よりも切実に願っている。
朝鮮半島の緊張激化を憲法改正と軍事大国化実現のよい口実と見なしている安倍一味は、核戦争の危機を高調させているトランプの「狂人戦略」をもろてを挙げて支持している。
誰それによる「安保脅威」カードを掲げて執権の危機を免れることで面白みを覚えた安倍は意気軒昂として、上司の核戦争騒動を露骨にあおり立てている。
トランプの訪問を契機に、「国際社会全体に対する重大な威嚇」と「最大の圧迫」を大げさにけん伝しながら奔走したのも、このような腹黒い下心の発露だと言うべきであろう。
米国を後ろ盾にして大陸侵略の道にまたもや踏み出そうとするのは、島国一族が変わることなく追求してきた野望である。
前日本外交官が「現世界の各国指導者を見ると、国連総会で武力の威嚇をうんぬんするのはトランプだけ、各国指導者の中で追従するのは安倍だけ、この二人の会談が国際的にどんなに醜悪であるのか」と言ったことを注目する必要がある。
6日、米紙「ワシントン・ポスト」はトランプと安倍が朝鮮に対する共通の敵対感によって同じ方向に立ったが、彼らの関係は戦略的奴隷関係であり、トランプが安倍を包容する方式はまるで助手に対する態度だと評した。
結局、安倍が唱える「毅然として強力な外交」なるものは米国に追従する屈従外交にすぎない。
このような外交によっては「日本国民の生命と平和な生活を守る」どころか、むしろ禍根になるだろう。
日本は、張子の虎にすぎない米国にへつらって軽々しくのさばっていては悲惨な終えんを迎えることになるということを銘記すべきである。
朝鮮中央通信
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