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シリアで新たな戦争を目論むネオコンは東アジアやウクライナでも暗躍、世界規模の好戦的な網
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201710190000/
2017.10.20 櫻井ジャーナル
ネオコンをはじめとするアメリカの好戦派はシリアで新たな戦争を目論見、東アジアやウクライナをはじめとする旧ソ連圏で軍事的な緊張を高めている。黒幕が同じだということを考えると、シリアの侵略勢力への武器供給に旧ソ連圏の国々が関係し、朝鮮のミサイル開発にウクライナの協力が疑われているのは不思議でない。
東アジアでは朝鮮がミサイルの発射実験を実施、核兵器の爆破実験を行っているとも言われている。今年に入って急速に技術水準を上げているように見えるが、イギリスのシンクタンクIISS(戦略国際研究所)は8月14日、朝鮮のミサイルに関するマイケル・エルマンの技術的な分析を発表した。それによると、朝鮮の新しいミサイルが搭載しているエンジンはウクライナから持ち込まれた可能性が高く、ウクライナでの目撃談とも合致しているという。
ジャーナリストのロバート・パリーによると、エンジンの出所だと疑われている工場の所在地はイゴール・コロモイスキーという富豪(オリガルヒ)。ウクライナ、キプロス、イスラエルの国籍を持つ人物で、2014年2月のクーデターを成功させたネオ・ナチのスポンサーとしても知られている。2014年7月17日にマレーシア航空17便を撃墜した黒幕だとも噂されている人物だ。
1980年代にアメリカやイスラエルはイランへ武器を密輸しているが、その際に朝鮮から相当数のカチューシャ・ロケット弾を仕入れたのはイスラエルで、その後も関係が続いたとしても不思議ではない。
このウクライナを含む旧ソ連圏の国々はシリアの侵略勢力へ武器/兵器を供給しているとも報告されている。その輸送にアゼルバイジャンの国営航空会社が携わっていると7月2日に指摘したのはブルガリアのジャーナリスト。公文書に基づき、アメリカ、イスラエル、サウジアラビアなどが購入した武器をアゼルバイジャンの国営航空会社がさまざまなルートでアル・カイダ系武装集団、ダーイッシュやクルドなどへ運んでいるとしている。ドイツの基地も武器密輸に利用されていたとする報道もある。
シリアへの侵略戦争やウクライナでのネオナチによるクーデターに関わってきた人物のひとりがアメリカのジョン・マケイン上院議員。今年1月にもマケインはリンゼー・グラハム上院議員らを伴ってバルト諸国、ウクライナ、ジョージアを訪問、ウクライナの兵士に対して「君たちの戦いは我々の戦い」だと鼓舞、2017年は攻撃の年になるとも発言していた。
2月にマケインはシリアへ秘密裏に入り、ダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)やアル・カイダ系武装集団に替わってシリア政府軍と戦うことをアメリカが期待しているクルド勢力の指導者に会っている。ダーイッシュが売り出される前年、2013年5月にもマケインはシリアへ密入国、その戦闘集団を率いる人物と会談していた。
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