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(朝鮮中央通信−ネナラ(平壌外国文出版社))
http://www.naenara.com.kp/ja/news/?0+99992
[2017-09-03]
論評:合同軍事演習の侵略的・挑発的性格は覆い隠せない
朝鮮半島情勢を最悪へ追い込む米国・南朝鮮合同軍事演習は、その挑発的性格のため今年も国際社会の深刻な憂慮をかき立てた。
ベネズエラの国際情勢分析家であるホルヘ・ゴフレ氏は自国テレビ放送「テレスル」との会見で、「合同軍事演習が『年次的で防御的性格』を帯びる軍事演習だと言うが、朝鮮は明白に軍事的威嚇と挑発に見なすようになっている。今回の演習が朝米間の軍事的緊張が絶頂に達した時期に行われるためである。もし、米国が敵視する国がメキシコやキューバのように米国と地理的に近いところで軍事訓練を行うなら、米国は自国に対する軍事的威嚇、挑発だとけん伝するであろう」と述べた。
周知のごとく、米国・南朝鮮合同軍事演習の「防御的性格」をうんぬんする米国の弁解は通じるはずがない。
「ウルチ・フリーダム・ガーディアン」合同軍事演習は、地上と海上、空中の全ての打撃手段による高強度先制攻撃でわれわれの軍事指揮体系と、特に核およびロケット基地を「最短時日内に無力化」させ、北侵を容易く「達成」するというごく危険極まりない核戦争演習である。
米国が今回の合同軍事演習を前にして「米軍兵力縮小」だの、「コンピュータ・ウォー(戦争)ゲーム中心」だの、何のと言ってあたかも軍事遊戯をするかのように世論をまどわそうとしたが、8月18日、かいらい「KBS」放送は今回の訓練が「全面戦の状況で北の指揮部を早期放逐」するところに集中するということを確認した。
合同軍事演習に貫かれた「先制攻撃」と「指導部除去」作戦は「火炎と憤怒」「軍事的解法」などという米行政府の戦争ヒステリーと一脈相通ずるものとして、その侵略的・挑発的性格を如実に立証している。
実際、今回の合同軍事演習期間、朝鮮に対する軍事攻撃作戦に責任をもって執行するという4人の米軍部頭目がみんな南朝鮮に入って現地で直接監督した。
現実は、米国の世界制覇戦略に従って毎年強行される米国・南朝鮮合同軍事演習が決して「防衛用」ではない攻撃用、実戦用であるということをはっきりと示す。
結局、米国が唱える合同軍事演習の「年次化」「定例化」とは対朝鮮敵視政策と核威嚇・恐喝策動の年次化、定例化として、朝鮮半島情勢激化の責任が誰にあるのかを自ら認めたこと同様である。
米国の敵視政策と核威嚇が根源的に一掃されない限り、朝鮮は国家核戦力強化の道から一寸も退かないであろう。
朝鮮中央通信
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