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北朝鮮、米国に核実験凍結を提案したことに言及する
2017年08月23日 02:01
https://jp.sputniknews.com/politics/201708234011123/
スプートニク日本
駐ロシア北朝鮮臨時代理大使ジン・ジョンヘプ氏は、通信社「スプートニク」のインタビューで、ロシアと中国が提案する米韓合同軍事演習と北朝鮮の核・ミサイルプログラムを同時に停止する「ダブル・フリーズ」を北朝鮮はどのように評価しているかとの質問に対し、「数年前に我々は米国が大規模軍事演習を止めた場合に核実験のモラトリアムを導入すること提案した。だがその当時、米国は我々の提案にさらに大規模な軍事演習を展開することで答えた」と述べた。
ロシアと中国は、朝鮮半島問題を解決するためのロードマップ(「ダブル・フリーズ」プラン)を作成した。露中は特に、北朝鮮に対しては核実験とミサイル発射のモラトリアム宣言を、韓国と米国には地域での演習を控えるよう提案した。またこれと並行して対立する当事国らが武力不行使や朝鮮半島の非核化に尽力を傾ける意向を含む相互関係の共通の原則を確認することも提案されたほか、ロシアは、徐々に信頼を回復させ、6カ国協議再開のための条件をつくり出すロードマップの作成も提案した。
これらの提案は、すでにドイツをはじめとした複数の国の支持を受けた。一方、米国はいつものように北朝鮮問題の解決では軍事的手段を含むすべての選択肢が検討されているとの声明を表している。
先ほど、駐ロシア北朝鮮臨時代理大使ジン・ジョンヘプ氏は、通信社「スプートニク」のインタビューで、北朝鮮は21日に始まった米韓合同軍事演習「ウルチ・フリーダム・ガーディアン(UFG)」を注視しており、挑発行為があった場合には先制攻撃する用意があると述べた。
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