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そういえばイスラム国はどうなった? 崩壊の背景と過激派テロの行方(文春オンライン)
http://www.asyura2.com/17/warb20/msg/578.html
投稿者 赤かぶ 日時 2017 年 7 月 09 日 09:49:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

          ヌーリ・モスク跡地に立つ民兵 ©共同通信社  


そういえばイスラム国はどうなった? 崩壊の背景と過激派テロの行方
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170709-00003224-bunshun-int
文春オンライン 7/9(日) 7:00配信


「イスラム国(IS)」が崩壊寸前だ。イラク軍が北部モスルの礼拝所ヌーリ・モスクを奪還、ISの「首都」シリア北部のラッカも米軍の支援を受ける民兵組織に包囲された。6月29日、イラクのアバディ首相は「偽りの国家は終わった」と宣言した。

 筆者が「イラク・レバントのイスラム国」として初めてISを記事にしたのは3年前の4月。過激化研究で定評がある英大学キングス・カレッジ・ロンドンがSNSを通じ、シリア内戦で戦う外国人兵士と連絡を取った結果、3分の2が国際テロ組織アルカイダの流れを汲むISとヌスラ戦線に加わっていた。

 2カ月後にISはモスルを制圧、イラクの首都バグダッドに迫った。最高指導者バグダディがイスラム共同体の最高権威としてカリフ制国家の樹立を宣言し、世界中を震撼させた。

 それまでは単なる「ペーパー国家」に過ぎなかったISを怪物にしたのはアメリカの中東政策だ。

 第1に、イラク戦争でイスラム教スンニ派とシーア派のバランスを崩した。第2に、イラクから撤退して軍事力の空白を作り出した。第3に「アラブの春」を後押ししてシリアやリビアの内戦を拡大させてしまったことだ。

 ISのイデオロギーはスンニ派の過激思想「ジハーディ・サラフィズム」。暴力で欧米支配を排除し、イスラム教の教えに忠実なカリフ制国家の樹立を目指している。ISは「欧米がシーア派に加担してスンニ派を弾圧している」という話をデッチ上げ、スンニ派のカリフ制国家を樹立、人と資金を集めた。

 しかしシーア派への残虐行為、他のスンニ派組織との抗争に嫌気が差した外国人兵士の脱走が相次いだ。一時は86カ国3万1000人を数えた外国人兵士は見る影もない。ピーク時に比べ、その支配地域は60%、収入も80%減った。もはや「イスラム国」の復活はあり得ない。

 だが、ジハーディ・サラフィズムのシンパは世界的な広がりを持つ。今後は本物の戦争を経験したテロリストと武器の漂流が始まる。イスラム世界の宗派対立、権力闘争、石油・天然ガスをめぐる腐敗と搾取が解消されない限り、次なる怪物が現れるのは時間の問題だ。

木村 正人

 

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コメント
 
1. 2017年7月09日 19:00:10 : qFLrcoO25I : IwCZRvTYQMk[33]
怪物を 作る対立 生むために

2. 2017年7月09日 23:57:18 : VDsT1jk76M : @oF29P0lJmA[37]
文春の書けるのはこの程度。アメリカの意図はまともだったとでも主張したいわけか。

3. 2017年7月10日 01:55:19 : hKRNRNsg7U : ZKs9_WJa1ss[449]
そういえば、とかなに寝ぼけてんだ?毎日注目しとるがな。

4. 2017年7月10日 07:24:28 : no31X615y2 : MLXvQrwDTgc[448]

アメリカの政治体制が変更と同時に中東の騒乱が収まった事から解るはずなのだが、ズバリ、CIAの活動が抑制されているので世界平和が整いつつある、と書いたら「よく出来ました(桜印)」と褒めてやる。w

5. 2017年7月10日 11:38:40 : rkJU4oOov6 : NsyCTgkVO_g[248]
傭兵って言う問題があるね、軍隊を退役した者達、特にフランスの
外人部隊みたいに戦争に憧れて入隊する者達、そして退役すると
仕事の依頼が以前の人脈伝で仕事が舞い込む。

日本でも戦争に憧れフランスに渡って外人部隊に入隊した者が居た。
そして退役で仕事依頼が舞い込んだ、アフリカでの有望な指導者の
殺害つまり暗殺。

金が出て仕事が来れば道徳感無しにその依頼を受けてやり遂げる、
それらが引き起こす結果など関心は無い、依頼された仕事をこなす者達、傭兵。


6. 母系社会[1324] leqMbo7Qie8 2017年7月12日 20:18:02 : FU3cCfEVY2 : i16z_oBsfmE[1]

<欧米+日本=G7こそが真の「テロ国家」>

「グラディオ作戦」

日本人には信じ難いことではあるが1960〜1980年代、CIAなど欧米の情報機関は、イタリアで民間人100名以上を殺害し、その犯行を左翼勢力に擦り付けた。

1991年、当時の現職のイタリア首相ジュリオ・アンドレオッティが、これらの事件の真相を暴露し、アンドレオッティ自身の関与も認めて辞任した。

日本のマスゴミは、ロシアや中国が起こした不名誉な事件は熱心に報道するが、欧米諸国の場合はほとんど隠蔽して報道しない。その結果、日本人は<欧米=正義、ロシアや中国=悪>という単純な先入観で世界を見ている。しかし、欧米諸国の支配層=巨大資本は戦後、全世界で関連死も含めれば、2000万人以上は殺害している。

(ベトナム戦争だけでも、米兵も含めて1000万人殺害。ベトナム戦争に動員された米兵も、巨大資本の被害者である)

1969年の「フォンターナ広場爆破事件」では、死者17名と負傷者88名、1980年の「ボローニャ駅爆破テロ事件」では、死者85名と負傷者200名以上が出た。この他にも、1970年代前後にイタリアで多発したテロ事件も、CIAなどの欧米の情報機関が実行した謀略事件であった。

この「グラディオ作戦」では、米国のCIAとNATO諸国の諜報機関が、イタリアの左翼勢力を弱体化するために、イタリアの極右集団を使って一般の民間人多数を殺害し、その罪を左翼勢力に擦り付けて弾圧した。

グラディオ作戦
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%AA%E4%BD%9C%E6%88%A6

ジュリオ・アンドレオッティ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%83%AA%E3%82%AA%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AC%E3%82%AA%E3%83%83%E3%83%86%E3%82%A3


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