http://www.asyura2.com/17/warb20/msg/572.html
Tweet |
写真・図表:BEST T!MES
北朝鮮ミサイル発射 「40分飛翔」という情報から分かること
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170708-00006186-besttimes-soci
BEST TIMES 7/8(土) 16:30配信
軍事ジャーナリスト・黒井文太郎氏に聞く、北朝鮮ミサイル発射から分かること。
「火星14」とされるミサイルの発射映像。朝鮮中央テレビ(KRT)の映像より ――ミサイルはICBM(大陸弾道ミサイル)と考えてよいか。
区分けで言うとそうなります。
――今回の発射が意味するところとは。
北朝鮮が一番恐れるアメリカに対する「抑止力」。韓国のことはあまり考えていないでしょう。今回のミサイル発射はひとつのステップに過ぎず、アメリカが軍事行動を起こしてこない限り、今後も続くはずです。
――今回のミサイル「火星14」の特徴は。
5月3日に打ち上げられた「火星12」と同じく、液体燃料型の2段式ミサイル。射程距離は「火星12」の4500kmから6000kmに伸びています。この間に何かしらの技術の革新があったはずです。
――報道では、「40分飛翔」といった点が強調されていたが。
この情報は私の知る限り、日本政府、菅官房長官からの発表が一番早かった。当初のEEZ(排他的経済水域)にミサイルが落下、という速報では「何だ900kmぐらいの飛行距離なのか」という印象でしたが、続いて「40分飛翔」という情報が入り、相当な高高度、パワーを備えていることが分かってきたわけです。
――なぜ飛翔時間が重要なのか。
ミサイルの飛翔時間は高さに比例します。野球のボールの軌道を考えてもらうと分かりやすいですが、高く上げれば、落ちるまでに時間がかかる。今回の「40分飛翔」は要するにICBM級の時間がかかっている、それぐらいの高高度なわけです。射程距離はこれらの情報を物理方式に組み入れ、空気抵抗、重力といった要素も加味して求められます。
――今回のミサイル発射を受けて韓国が動く可能性は。
結局「何もできない」と思います。韓国は独自に軍備を整えて、休戦ライン沿いの北朝鮮の核・ミサイル施設に先制攻撃を加える「キルチェーン」というシステムを作ってはいます。ただ、文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、「反米」のスタンスでアメリカに頼ることができない。北朝鮮としても(韓国の軍備増強は)怖くないはずです。
提供:KRT/AP/アフロ
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。