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25日、参考消息は中国が世界最強の対潜水艦技術を開発したとする香港紙サウスチャイナ・モーニングポスト電子版の24日付報道を伝えた。写真は対潜哨戒機。
中国が世界最強の潜水艦探査技術の開発に成功か―香港紙
http://www.recordchina.co.jp/b182355-s0-c20.html
2017年6月26日(月) 23時20分
2017年6月25日、参考消息は中国が世界最強の対潜水艦技術を開発したとする香港紙サウスチャイナ・モーニングポスト電子版の24日付報道を伝えた。
中国科学院は21日に公式サイト上で「航空用超伝導フルテンソルグラジオメーター」の研究開発に成功したとする文章を掲載した。この装置は、空中から地下で磁場異常が発生している場所を正確に把握することができるというもので、資源探査、考古学探査、国防の分野で力を発揮するという。
中国地質大学の専門家は「この技術があれば、陸地の鉱物のほかに海中の潜水艦の追跡もできるようになる」と語っている。
記事は「第2次世界大戦以降、対潜哨戒機上に磁場異常探査器が配備されてきた。しかし、信号の強度を確保するには潜水艦が水面に近づくとともに、哨戒機も可能な限り低空飛行をしなければならなかった」と説明したうえで、上海交通大学マイクロ・ナノ技術研究院の専門家が「新たな装置では従来のものより多くのデータを収集することができるうえ、液体窒素で冷却した超伝導チップを使用したことで信号に対する感度が顕著に高まっている」と解説したことを伝えた。
一方でこの専門家は「現段階で中国が磁場異常探査技術をリードする地位に立ったとするのは時期尚早。米軍も秘密にしているだけで、類似の設備を開発済みだろう」と指摘している。(翻訳・編集/川尻)
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