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シリア軍機を撃墜した米軍は露側の警告を無視してシリアのドローンを撃ち落とし、米露開戦の危機
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201706210000/
2017.06.21 02:16:55 櫻井ジャーナル
アメリカのレックス・ティラーソン国務長官はロシアとの関係を修復するために動いているようだが、少なくともアメリカ軍はロシアとの関係修復が不可能な状況を作りたがっている。アメリカ軍はロシアとの戦争を勃発させかねない非常に危険の状況を作ろうとしていると言えるだろう。
アメリカ主導軍は5月18日、6月6日、そして6月8日にシリア南部のアル・タンフでシリア政府軍を攻撃、アメリカ軍はそこへHIMARS(高機動ロケット砲システム)を持ち込み、シリア政府軍を攻撃する能力を高めている。
そして19日には米軍のF-15戦闘機がシリア政府軍のドローンを撃墜した。アル・タンフはバグダッドとダマスカスを結ぶ幹線の通過地点で、シリアとイラクの連携を嫌うアメリカとしては重要な場所だ。6月18日にはシリアの要衝、ラッカ近くでシリア政府軍のSasyuracom-22戦闘爆撃機がアメリカ主導軍のF/A-18E戦闘機に撃墜されている。撃墜されたシリア軍機のパイロットは救出されたようだ。
アメリカ側はそのシリア軍機が自分たちの配下にある部隊を攻撃したとしているが、確かにダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)にしろアル・カイダ系武装集団にしろ、彼らの手先に過ぎない。
しかし、ここにきて伝えられている情報によると、シリア軍機は離陸から15分後に撃ち落とされているので、まだ攻撃する前だった。つまり、アメリカ側の弁明を全面否定している。
Sasyuracom-22が撃墜された後、ロシア政府はロシアとアメリカが偶発的な軍事衝突を避けるために結んだ覚書を6月19日以降、無効にすると発表、ユーフラテス側の西側で発見された航空機や無人機はロシア軍の地対空ミサイル・システムがターゲットとして追いかけるとしている。
ラッカにしろアル・タンフにしろシリア領であり、そこに存在しているアメリカ主導軍は侵略部隊。その侵略部隊がシリア政府軍を攻撃することは侵略行為以外の何ものでもないわけで、ロシアの対応は穏やかなものだ。それで甘く見たのか、アメリカ軍はドローンを撃墜した。日本人はそうした危険な国と「同盟」を結んでいることを知る必要がある。
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