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模型ミサイルで軍事力誇示 崖っぷち金正恩のハッタリ作戦
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/203836
2017年4月20日 日刊ゲンダイ
ロシア製のICBMを模倣したとみられるミサイル(C)AP
18日、来日したペンス米副大統領と安倍首相が会談。日米は“北朝鮮包囲網”の強化を確認した。しかし、本当に北朝鮮は脅威なのか。たしかに、金正恩朝鮮労働党委員長は挑発をやめようとしないが、精いっぱいのハッタリの可能性がある。
金正恩は核実験をチラつかせ、ミサイル発射を繰り返している。いずれも米国を交渉のテーブルに着かせ、現体制の維持を認めさせるための瀬戸際戦術といえる。
トランプ政権は北朝鮮が核実験や大陸間弾道ミサイル(ICBM)の試射に踏み切れば、「レッドライン」を越えたと見なし軍事力の行使に踏み切るとしている。逆に言えば、北朝鮮はこの2つの兵器の開発に成功しなければ“脅威”とみなされず、交渉相手として認めてもらえないかもしれないということだ。
そこで北朝鮮は、ブラフに打って出た。故金日成主席の生誕105年にあたる今月15日の軍事パレードで、ICBMとみられる新型弾道ミサイルを何基か登場させ、16日付の労働新聞(電子版)では70枚以上の写真とともに大きく紹介。ところが、見せかけだけの“模型”だったとの見方が浮上している。
■新型ミサイルは“ハリボテ”の可能性大
軍事ジャーナリストの世良光弘氏が言う。
「私がパレードを演出するための模型と思ったのは、ロシアのICBM『トーポリM』を模倣したような形をした全長20〜22メートルの弾道ミサイルです。“本物”は発射すると、先端の円すい形の部分が外れて分離するため、胴体部分との継ぎ目に“大きなミゾ”がくっきりと表れる。しかし、映像と写真を分析する限りそれが確認できませんでした。また、車輪付き移動式ミサイルの発射台には万が一の暴発に備えて鎮火するための消火設備が必ず備え付けてあるのに、それも見当たらなかった。実際にパレードを取材したわけではないので断言はできませんが、今回の新型ミサイルは火薬を積んでいない“ハリボテ”とみています」
北朝鮮がこれまで発射に成功した長距離弾道ミサイル「テポドン2改良型」などは、いずれも固定の発射台から発射された。移動車両からの発射に成功したことはない。そもそも、平壌で13日にお披露目された新しい通りから見える高層ビル群も、表側の部分しか造られていない“ハリボテ”状態ではないかといわれている。模型作りは苦手ではない。
しかも、金正恩は今年2月、固体燃料エンジンを利用した中距離弾道ミサイル「北極星2号」の試射に初めて成功した際、人目をはばからず大ハシャギした。念願の新型ICBMをようやく開発したのに自慢せずおとなしくしているのは不自然だ。
「恐らく、北朝鮮が米本土に到達可能なICBMの発射に成功するには、あと2年近くかかるでしょう。当然、米軍も情報を把握しているはずです。それでも、原子力空母カール・ビンソンを中核とした朝鮮半島の打撃群を向かわせるのは、本格的な脅威になる前に叩くつもりだからだと思います」(世良光弘氏)
トランプはアフガニスタンに「全ての爆弾の母」と呼ばれる大量殺戮兵器を投下して胸を張った男だ。“模型”を使って虚勢を張るしかなくなった金正恩を、軍事力を行使して排除するタイミングを見計らっていたとしても不思議ではない。
模型ミサイルで軍事力誇示 崖っぷち金正恩のハッタリ作戦 https://t.co/8LRBLd3wj4 #日刊ゲンダイDIGITAL
― いたにのりお (@je3gnu) 2017年4月19日
昔の日本軍がよく使った手だ、丸太をくりぬいて大砲に見せかけたり、竹やりで連合軍をやっつけると言う、バカな時代があったがキム将軍も同じか
だから取るに足らない戦力だと言ってるのに、マスコミと安倍政権が無駄に煽っているだけ。
― 泉川理之 (@T_IZUMIKAWA) 2017年4月19日
模型ミサイルで軍事力誇示 崖っぷち金正恩のハッタリ作戦 https://t.co/hDA3ocrQeP #日刊ゲンダイDIGITAL
模型ミサイルで軍事力誇示 崖っぷち金正恩のハッタリ作戦 https://t.co/0EB6lLFCeF 日刊ゲンダイ・・・<高層ビル群も表側の部分しか造られていない“ハリボテ”状態か>★勿論、斯様なイベントに無理してホンモノを披露する訳がない。偽装が偽装を生み偽装疲れで破滅やな。
― hibinorafu (@hibinorafu) 2017年4月19日
日刊ゲンダイ|模型ミサイルで軍事力誇示 崖っぷち金正恩のハッタリ作戦https://t.co/j8g5lj6Ogb
― 吉川 幸男 (@FP_Yoshikawa) 2017年4月20日
軍事ジャーナリスト 世良光弘氏 談『…北朝鮮が米本土に到達可能なICBMの発射に成功するには、あと2年近くかかるでしょう。当然、米軍も情報を把握しているはず…』
模型ミサイルで軍事力誇示 崖っぷち金正恩のハッタリ作戦 https://t.co/jguFipczmB CBMとみられる新型弾道ミサイルを何基か登場させ、16日付の労働新聞(電子版)では70枚以上の写真とともに大きく紹介。ところが、見せかけだけの“模型”だったとの見方が浮上
― ⌡∅2☮UntiEarthUtdGovt (@jonny_rayden) 2017年4月20日
模型ミサイルで軍事力誇示 崖っぷち金正恩のハッタリ作戦 | 日刊ゲンダイ
― 但馬問屋 (@wanpakutenshi) 2017年4月20日
「模型」におののいて、脅威論を喚き散らし、軍事邁進、改憲へと突き進む我が国のリーダーも似たり寄ったりか💧 https://t.co/gutFmBsfT0
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