http://www.asyura2.com/17/warb20/msg/172.html
Tweet |
北朝鮮、ミサイル技術誇示 軍事パレードで複数の新型
2017/4/17 20:21
共有
保存 印刷その他
【ソウル=鈴木壮太郎】故金日成主席の生誕105年記念日の15日に北朝鮮が平壌で実施した大規模な軍事パレードで、新型の大陸間弾道ミサイル(ICBM)とみられる装備が複数登場したことがわかった。パレード用につくった模型との見方もあるが、ミサイル技術の誇示に重点を置き、圧力を強める米国をけん制する意図は明らかだ。
韓国の保守系最大紙、朝鮮日報は17日付朝刊で3種の新型弾道ミサイルが公開されたと報じた。中央日報も同日付で、新型2種、改良型1種が初めて登場したと伝えた。
1つ目は、16輪の移動式ミサイル発射台に搭載された全長20〜22メートルの弾道ミサイルだ。韓国メディアは「ロシアのICBM『トポルM』に類似している」とする韓国軍関係者の分析を紹介する。
2つ目は全長18メートルのタイプだ。軍関係者は最大射程が7000キロメートルと、米太平洋軍が司令部を置くハワイを攻撃できる能力があると分析している。3つ目は、存在が確認済みの「KN08」の改良型だ。移動式の発射台に搭載され、「実戦配備が近いのではないか」との見方も出ている。
技術的には、液体燃料から固体燃料への転換が進んでいる可能性が高いとみられている。液体燃料は発射前に燃料を充填する作業が必要だが、固体燃料はその必要がなく即応力が高いとされる。
兵器の国産化が進んでいるとの見方もある。朝鮮日報はKN08改良型を搭載した移動式発射台が、すでに実戦配備されている中距離弾道ミサイル「ムスダン」と同型だと指摘した。KN08の移動式発車台は中国からの密輸品だったが、中国の制裁強化で入手できない可能性を考慮し、他国の技術への依存度を下げようとしているとの分析だ。
ただ、パレードに登場したミサイルがすべて本物なのかは確認できていない。梁茂進(ヤン・ムジン)慶南大教授は「実物なのか、パレードを演出するための実態のないミサイルなのか、確認はできない」と語る。
今回の軍事パレードに中国高官の出席は確認されなかった。中国外務省は17日の記者会見で高官派遣について問われても「中朝は友好の伝統を維持している」と述べるにとどめ、回答を避けた。前回の2015年10月の軍事パレードでは中国共産党序列5位の劉雲山・政治局常務委員が金正恩(キム・ジョンウン)委員長の隣で観覧した。
対応の差は、北朝鮮に対する不満の現れとの見方が多い。北朝鮮は中国の反対を無視して核実験とミサイル発射を継続。米国が中国に圧力をかける事態を招いており、高官を派遣できる状況にないとの判断だ。韓国の統一研究院の申鍾浩(シン・ジョンホ)国際戦略研究室長は「トランプ大統領が米中首脳会談で習近平主席に中国の役割を強く求めたことが影響した」と分析する。
一方で、中国は米朝双方に対話を呼びかけており、中国共産党系のニュースサイトには14日時点で、武大偉・朝鮮半島問題特別代表が15日から訪朝する予定との報道があった。中朝双方とも公式な確認を避けており、韓国メディアには「北朝鮮が入国を拒否した」との見方も浮上している。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM17H7E_X10C17A4FF2000/
平壌市内は「平穏な週末」 弾道ミサイル発射の16日
2017/4/17 20:24
共有
保存 印刷その他
北朝鮮が弾道ミサイルを発射した16日も平壌市民は外国メディアに対し「ミサイルのことは知らない」と話し、平穏な週末の行楽を楽しむ様子を公開した。経済発展をアピールする狙いがうかがえる。
北朝鮮は故金日成主席生誕105年の記念日に合わせて外国メディアを招待。祝賀ムードの中、家族連れでいっぱいになった屋内プールや動物園の様子を公開した。AP通信によると、金日成氏をたたえて名付けられた花が咲き誇る「金日成花」の祭りでは、スマートフォンで記念写真を撮る人の姿が多くみられた。
家族と行楽を楽しんでいた高齢の女性は取材に「私たちは金正恩(キム・ジョンウン)委員長がいる限り勝利する。恐れることは何もない」と語ったという。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM17H56_X10C17A4FF2000/
北朝鮮の核・ミサイル「中国の立場変わらず」 駐米大使
2017/4/17 20:17
中国 北朝鮮
共有
保存 印刷その他
【北京=永井央紀】中国の崔天凱駐米大使は17日までに、習近平国家主席とトランプ米大統領の7時間超に及ぶ6、7日の会談のうち半分以上は通訳だけを介した一対一の協議だったと明らかにした。その上で北朝鮮の核・ミサイル問題に関し「中国は関心を深めているが、中国の立場に何らかの重大な変化があったとは思わない」とした。
崔氏が国営中央テレビの国際番組で語った内容を中国外務省がホームページに載せた。崔氏は米中会談で北朝鮮問題が最も切迫した外交問題だったと指摘。中国が最重視するのは「中国自身の国家安全の利益だ」とし、平和的方法や対話で解決しなければならないと従来の立場を繰り返した。
米国が対中貿易赤字削減に向けて期待する「100日計画」は、中国側が提案したものだとも明らかにした。年内に予定するトランプ氏の訪中前に一定の成果を目指すとしつつ、「計画が百日であれ、あるいは1年とか2年であれ、中米双方の努力が必要だ」と強調。中国側は一方的に譲歩はしないとけん制した。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM17H7L_X10C17A4FF2000/
北朝鮮、中国外交官の会談要請に返答せず=通信社
[17日 ロイター] - ブルームバーグは17日、北朝鮮が今月、外相を含む中国の上級外交官による会談の要請に返答しなかったと報じた。
関係筋の話として伝えられたところによると、中国の武大偉・朝鮮半島問題特別代表の会談要請にも返答はなかったという。
中国外務省は報道について現時点でコメントを控えている。
同省は前週、武代表が北朝鮮を訪問するかどうかについて公表する情報はないと2度表明していた。
http://jp.reuters.com/article/northkorea-usa-china-diplomat-idJPKBN17J0QQ
韓国大統領代行と米副大統領、北朝鮮に強硬姿勢 THAAD計画確認
[ソウル 17日 ロイター] - 韓国の黄教安・大統領代行とペンス米副大統領は17日会談し、北朝鮮による一段のミサイル発射や核実験を容認しないとの姿勢を強調した。
会談後の記者会見では、韓国に米軍の新型迎撃ミサイルTHAAD(サード)を配備する計画を進めることを確認。配備に反発する中国が韓国に対し報復的な行動をとっていることについて遺憾の意を示した。
ペンス米副大統領は現在、アジア歴訪中で、韓国は最初の訪問国。
ペンス米副大統領は共同記者会見で、北朝鮮はトランプ米大統領の行動と意思に留意すべきと警告。「世界はこの2週間に、シリアやアフガニスタンでとった行動を通じて、トランプ米大統領の強さと決意を目の当たりにした。北朝鮮は、トランプ大統領の決意や、この地域における米軍の強さを試すようなことはしないほうが賢明だ」などと語った。
<「戦略的忍耐」は終わり>
ペンス米副大統領はきょう会談に先立ち、南北の軍事境界線に接する非武装地帯(DMZ)付近の米軍基地を訪問。副大統領は、米国の北朝鮮に対する「戦略的忍耐」の時代は終わったと強調。米国は韓国との「鉄の同盟関係」を支持し、力を通じた平和を模索する姿勢を示した。
米副大統領は「この国の人々の安定を確保するため、あらゆる選択肢を検討する」とした上で「戦略的忍耐の時代は終わった」と述べた。
米副大統領は、中国が北朝鮮の「政策変更に必要な行動をとる」ことをトランプ大統領は望んでいるが「中国が問題に対処しないのであれば、米国と同盟国が対処するとの意思を鮮明にしている」と説明した。
http://jp.reuters.com/article/south-korea-us-pence-idJPKBN17J0LM
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。