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メガ銀行が大リストラも…黒田総裁一派は続投という絶望 2018年 この近未来を徹底検証
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/220484
2017年12月31日 日刊ゲンダイ
最悪の選択(黒田日銀総裁)(C)日刊ゲンダイ
2018年4月で、日銀の黒田東彦総裁の任期が切れるが、次期総裁の最有力候補も黒田本人だ。総裁続投は異例だが、日本経済には最悪の選択となる。
13年4月の異次元緩和のスタートから、まもなく5年。「資金供給量を増やせばインフレが起こる」というヘリクツで、当初は2年で2%の物価上昇率目標を掲げたが、一度も達成できず目標時期は6回も先送りされた。現在は「19年度ごろ」を目指しているが、達成可能と考えている専門家は皆無に等しい。
企業や資産家の所得や儲けを増やせば、回り回って国民の暮らしは良くなるという「トリクルダウン」の触れ込みも、ウソっぱちだった。
日銀のETF“爆買い”に支えられた株バブルで投資家はさぞかし潤っただろうが、庶民の暮らしは一向に良くならない。世論調査でも、今なお8割以上が「景気回復の実感がわかない」と答えている。経済アナリストの菊池英博氏の試算によると、アベノミクスの異次元緩和以降、実質賃金は年平均15万円も減っているのだ。
おまけにマイナス金利策の副作用で金融機関の経営は火の車だ。メガバンク3行でさえ、計3万人超の大リストラに走るほどだから、地銀や信金の苦しみは推して知るべしである。
「異次元緩和は百害あって一利なし。本来なら次期総裁は出口戦略が課題となるはずが、黒田続投は異常な緩和策の継続を意味します。もはや、異次元緩和はニッチもサッチもいかない状態になっています。緩和を続ければ金融機関の経営危機を招き、かといって出口に向かえば株価は暴落、国債の引き受け手がいなくなり、長期金利も暴騰し、日本がギリシャ化しかねません。進むも地獄、退くも地獄で、火中の栗を拾う人が見当たらず、黒田総裁にお鉢が回ってきたのが実情です」(経済評論家・斎藤満氏)
2018年は日本経済にとって絶望の一年となる。
1千万円貸して20万円の利息を取って800万円の行員を養うわけにはいかない、それが大リストラの背景だ。その次は中小企業の「貸しはがし」がやってくる。それが嫌なら法人カードローンか。
— 永野勝美 (@naganokatumi) 2017年12月30日
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企業や資産家の所得や儲けを増やせば、回り回って国民の暮らしは良くなるという「トリクルダウン」の触れ込みも、ウソっぱちだった。2018年は日本経済にとって絶望の一年となる。
— 平本オズワルド (@osvaldohiramoto) 2017年12月30日
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メガ銀行が大リストラも…黒田総裁一派は続投という絶望 https://t.co/Jbr2osjRH9 #日刊ゲンダイDIGITAL。アベクロは全てを壊しまくった。黒田の続投は正に絶望。
— hirohiro安倍失墜へ! (@hirocomhiro) 2017年12月31日
このまま緩和を続ければ金融機関の経営危機を招き、かといって出口に向かえば株価は暴落、国債の引き受け手がいなくなり、長期金利も暴騰し、日本がギリシャ化しかねません。
— インドラ天網の猫 (@chicksmbox) 2017年12月31日
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