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「死に物狂いで9条を守らなければならない」俳優 仲代達矢さん
https://ameblo.jp/takumiuna/entry-12340059381.html
December 29, 2017 かばさわ洋平
死に物狂いで9条を守らなければならない!
日本を代表する俳優の仲代達矢さんが主演する反戦劇、無名塾公演「肝っ玉おっ母と子供たち」が全国各地で巡演されています。自身も戦争体験者から、今の風はかなりやばいと指摘し、憲法9条を何としても守らなければならないと語っています。
赤旗日曜版 12/31・1/7合併号
「反戦劇」なのに、誰一人、「戦争反対」を叫ぶものが出てこない芝居です。それどころか、戦争で食ってる人ばかり。平和になっちゃ困る、商売ができないと言うんです。
おっ母も「どこかに戦争はないか〜」と軍隊を追っていく。そして愛する子どもを次々と戦争で失っていきます。そんな戦争の不条理を描きます。
北朝鮮の核・ミサイル問題を機に、世の中に「戦争も必要悪だ」という風が吹いている気がします。お客さんにどう映るかなと心配しましたが、感想文を読むと、「戦争はいやだ」という声が圧倒的。やって良かった。
ブレヒトはこの芝居で”戦争でもうけるのはお偉方だ、だから戦争はなくならない””一番の犠牲者は庶民だ”と告発します。北朝鮮や中東の問題を見ても、「危機をあおれば武器が売れる」とうごめく者を感じます。
中略
被爆者の方々の長年の努力が実り、ついに国連で核兵器禁止条約が採択されました。ところが、被爆国であるわが国の政府は米国の顔色をうかがい、この条約に背を向けています。あべく、北朝鮮問題を理由に、米国大統領の挑発的な暴言を支持し、「もっと武器を買え」という要求をのんだ。「憲法9条を変える」とまで言っている。「日本も核武装しよう」という議論まである。何ということでしょうか。
北朝鮮の行為は許せない。でも核戦争になれば終わりです。日本の国は、絶対に戦争を起こさないよう、がまん強く外交と対話の力でがんばってほしい。
国のリーダーが「国を守る」と叫び始めると、国民は「なるほど」と思いがちです。でもそれはまさに、私の少年時代の日本と同じ。戦争は、「国防」の名ではじまります。今の”風”はかなりやばいぞと感じます。
今の日本はまがりなりにも平和なのは、憲法9条があるおかげです。70年以上も戦争で殺した人、殺された人がいない。これが世界を見渡しても奇跡です。なぜ、この奇跡を守らないのか。死に物狂いで、9条をまもらなきゃいけません。
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