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「モリ・カケ疑惑」を忘れさせる策略を許してはならない 永田町の裏を読む
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/220383
2017年12月28日 日刊ゲンダイ
保釈のメドは立たないまま(C)日刊ゲンダイ
年の瀬も押し迫ったこの時期、1つ思い出しておきたいことがある。7月末に逮捕された森友学園の籠池夫妻の勾留が丸5カ月に及び、なお保釈のメドも立たないまま来年に持ち越されていこうとしていることである。
黙秘したり、容疑を否認している被疑者を、こうやっていつまで勾留し、接見禁止処分にまでして一種の精神的拷問にかけ自白を促すというやり方は、「人質司法」といわれる検察・裁判所の常套手段で、これが数多くの冤罪事件を生む温床ともなっている。
「証拠隠滅」や「逃亡」の恐れが本当にある場合などは保釈申請が却下されて当然だが、籠池夫妻の場合は、問われている補助金詐欺の証拠書類は検察が押さえていて、すでに起訴もされているので、いまさら隠滅も何もないし、あれだけ顔を知られた2人が逃亡ということもあり得ない。
むしろ逆で、籠池が出てきて、自分の補助金詐欺はともかく、近畿財務局が学校用地を8億2000万円も値引きして、その証拠書類を破棄した経緯をちゃんと調べろと騒ぎ立てるのを、誰よりも安倍晋三首相が恐れていて、彼らをできるだけ長く世間から隔離しておくよう、内々に命じているからに違いない。このまま幕引きして、国民に疑惑を忘れさせようという安倍の策略を許してはならない。
「モリ・カケ」のもう片方の加計学園問題も、何ひとつ真相が明らかにならないまま、年を越そうとしている。森功の新刊「悪だくみ」(文芸春秋)を読むと、安倍とその「腹心の友」である加計孝太郎理事長とを包み込む闇の深さに改めて驚く。安倍は籠池とは直接面識はないが、加計とは、国家戦略特区での獣医学部認可がヤマ場を迎えた2016年1年間だけで7回も会食もしくはゴルフを共にしている。
それでいて、7月の衆院閉会中審査での答弁で「今治市の獣医学部が加計学園だと知ったのは17年1月20日」などと、誰が聞いても嘘と分かることを口走っている。その食事代、ゴルフ代を誰が払ったのかと問われて、安倍は「先方が払うこともある」と認めてしまった。これはどう考えても供応に当たるので、今年の1月まで知らなかったという作り話をせざるを得なくなったのである。
来年の通常国会は、冒頭から「モリ・カケ疑惑」徹底解明で安倍夫妻を追い詰めるよう、野党の奮闘を期待したい。
高野孟 ジャーナリスト
1944年生まれ。「インサイダー」編集長、「ザ・ジャーナル」主幹。02年より早稲田大学客員教授。主な著書に「ジャーナリスティックな地図」(池上彰らと共著)、「沖縄に海兵隊は要らない!」、「いま、なぜ東アジア共同体なのか」(孫崎享らと共著」など。メルマガ「高野孟のザ・ジャーナル」を配信中。
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— 小林 馨 (@kw5884) 2017年12月27日
来年こそ全容解明を!!
— セージ (@sage_hmmar) 2017年12月27日
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「モリ・カケ疑惑」を忘れさせる策略を許してはならない https://t.co/w5LTavngwn #日刊ゲンダイDIGITAL 韓国映画でよく権力の言いなりになる司法関係者の話が描かれてて本当にこんなに酷いのか思ってたが日本もかと思うとウンザリするのぉ
— 増井公二@映像制作35区 (@Utauhakobiya) 2017年12月27日
安倍からするとこのまま死刑にしたいのだろう。「モリ・カケ疑惑」を忘れさせる策略を許してはならない https://t.co/uDU4qUvmjD #日刊ゲンダイDIGITAL
— わがまま遼 (@MacBack1986) 2017年12月27日
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