http://www.asyura2.com/17/senkyo237/msg/312.html
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(回答先: 前文科次官の前川氏「教育の戦前回帰に憂慮」 京都で講演(京都新聞) 投稿者 赤かぶ 日時 2017 年 12 月 17 日 20:35:15)
前川喜平さん(前文部事務次官)講演会「これからの日本、これからの教育」 2017.12.13
これは価値ある動画!拡散されたし。文字起こしも欲しいですね。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/407549
(会場は長蛇の列、200名ほどは入場できず泣く泣く帰られたとのこと。
質疑応答の前に森友問題の木村市議が話されたのもよかった。)
ピンボケの朝日新聞の報道もついでにご紹介。
http://digital.asahi.com/articles/ASKDG3Q7PKDGPLZB003.html?rm=316
京都)前川・前文科次官が講演「政治と教育で四苦八苦」
2017年12月15日03時00分
前文部科学事務次官の前川喜平(きへい)さん(62)が13日、下京区のキャンパスプラザ京都で講演し、約700人が集まった。教育の問題に触れ、「教育と政治の関係に大きな問題をはらんでいる」と指摘した。
前川さんは学校法人「加計(かけ)学園」(岡山市)が計画する岡山理科大の獣医学部の新設について、官邸の関与が推測されると告発。講演の冒頭、「私は政治と教育の間で四苦八苦してきた」と切り出した。
さらに「南京事件はなかったと教科書に書けと言う。それは歴史学が明らかにするべきことで、政治が決めるべきことではない」と主張。2006年の教育基本法改正に触れ、「政治が教育を決めていいという考え方が盛り込まれたが、非常に危険だ」と述べた。
ログイン前の続き文科省の初等中等教育局長時代、教育現場で教育勅語を使えるかどうかを国会で質問されたことも紹介。「使うべきでないと答弁するはずだったが、大臣にダメだと言われ、命令と自分の良心がガチンコでぶつかった」と振り返った。
現政権での教育改革について、「高校生のための奨学給付金制度は、教育格差を是正するよい政策だった。全部が悪いわけではない」と評価もした。
前川さんは、政権の方針に反発を覚えながらも官僚トップまで進んだ経験を踏まえ、「私のようにうまくやった方が賢明」と主張。面従腹背が必要として、「学習指導要領では国を愛する心と書いているが、文科省は同時に、自ら学び考えさせろとも言っている。正面から反対して処分や左遷をされるなら、口パクでも君が代を歌って校長や教育長になった方がいい」との持論を展開した。
会場の定員は300人で、入りきれなかった人は別の部屋にあるモニターを通して講演を聴いた。
加計学園の獣医学部新設について会場から尋ねられると、「本当は合格させられない大学が、国家戦略特区にふさわしい国際競争力を持つ拠点になるはずがない。しかも、ライバルの京都産業大は後付けの条件で恣意(しい)的に排除された。加計ありきは明らかだった」と答えた。
今後、多様な人が学ぶ場として朝鮮学校や夜間中学、フリースクールの役割が重要になると主張。「グローバルに物事を考えられる人を育てる必要がある。地球市民と言っていい」と述べた。
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この記事に対する、講演会で司会をされた京大教育学部の駒込先生のコメント:
https://www.facebook.com/events/1695640437165705/permalink/1728503360546079/
Takeshi Komagome 『朝日新聞』で、けっこう大きな紙面であつかってくれたのはうれしいことです。ただ、この記事の最後の方のところを読むと、「面従腹背」のススメと読めてしまうところが、ミスリーディングと感じました。実際にはそうした生き方もあるという話しかただったと思います。また、下村文部科学大臣の「命令」にしたがった答弁において、微妙に語句を変えて話したというエピソードもありましたし、朝鮮学校を無償化から外したことについて現職時代から自責の念を感じていたということも話していました。質疑においては、教員の過大な負担について現職の文部官僚についても固有名詞をあげて批判していました。「面従腹背」をせざるをえない場合もあるとして、その責任は個人として厳しく問われるべきだということが、前川さんのお話のキモなのではないかと思います。
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