http://www.asyura2.com/17/senkyo237/msg/220.html
Tweet |
天皇陛下の安倍首相に対する「御恨み骨髄」は本当だった
http://kenpo9.com/archives/2991
2017-12-15 天木直人のブログ
私は12月7日のブログで週刊新潮(12月14日号)の記事を引用して書いた。
退位をめぐる安倍官邸の横暴について天皇陛下は安倍首相に対して「御恨み骨髄」であると侍従職関係者が言っているらしいが、それが本当なら安倍首相は首相失格だと。
どうやら、その侍従職関係者の言葉は本当だったようだ。
そう思わせる記事をきょう12月15日の各紙が報じている。
すなわち、宮内庁の山本信一郎長官がきのう14日の定例記者会見で、天皇陛下が退位の儀式について、「できるだけ簡素になさりたいとの考え」を持たれていると述べ、その陛下の考えを官邸に伝えていることを明らかにしたというのだ。
私がその記事で注目したのは、陛下は、一般参賀はもとより、外国賓客を招くことも望んでおられないと山本宮内庁長官が明言したと書かれていたところだ。
これはまさしく安倍首相が2019年に、退位の礼と即位の礼の二度にわたって一大外交行事を行おうとしている事に対する反発に違いない。
山本長官は、週刊新潮が12月14日号で「一般参賀のような形で国民にメッセージを発し、パレードをしたいと考えておられるようです」とする官邸関係者の打ち明け話」を掲載した事に対して抗議したことを明らかにしたらしい。
しかし、週刊新潮は、すかさず、「(記事の)中身については真実であると確信しています」とのコメントを公表してる。
間違いなく官邸関係者は週刊新潮にそう語ったと週刊新潮は反論したのだ。
おそれおおくも週刊新潮が陛下の退位について間違ったことを書くことは無いだろう。
間違いなく官邸関係者はその考えを持っていたのだ。
それを週刊新潮の記者に語っていたのだ。
その事を山本宮内庁長官が知らないはずがない。
山本宮内庁長官は、週刊新潮に抗議する形で安倍官邸に抗議したのだ。
そして、それは天皇陛下の安倍首相に対する「恨み骨髄」の怒りのあらわれに違いない。
自らの退位の礼まで勝手に自己宣伝のための外交の道具に使うのは許さない、ということだ。
安倍首相の罪は大きく、深い(了)
陛下、退位の儀式「簡素に」 宮内庁、新潮報道に抗議
http://www.asahi.com/articles/ASKDG5GW6KDGUTIL033.html
2017年12月15日05時16分 朝日新聞
宮内庁の山本信一郎長官は14日の定例会見で、天皇陛下が自身の退位の儀式について「できるだけ簡素になさりたいお考え」だと明かした。外国賓客についても、その後に開かれる新天皇の即位の礼に招く可能性を考え、退位の儀式には招待する気持ちがないとした。退位儀式をめぐり天皇陛下の意向が明らかになったのは初めて。皇后さまも同様の考えという。
退位の儀式は天皇陛下が退位する2019年4月30日に開催する方向で、政府が検討を進めている。退位の儀式が行われるのは江戸後期の光格天皇以来約200年ぶり。宮内庁では、象徴天皇にふさわしいあり方を検討してきた。山本長官によると陛下は6月に退位を実現する特例法が成立した後、「非常に早い時期から」、簡素な退位の儀式を考えていたという。
退位に際して、新年や天皇誕生日のように一般参賀を行うかについて、欧州王室の代替わり行事では新旧国王が王宮のバルコニーで国民にあいさつをしているが、陛下はその考えがないことを長官らに度々伝えてきたという。パレードを開催するかについては、陛下の言及はないというが、山本長官は「とても考えられない」と否定した。
こうした陛下の考えを踏まえ、山本長官は、退位の儀式について@外国賓客を招かないA宮殿内で粛々と静かに行いたい――と内閣官房に伝えたという。
退位の儀式のあり方を巡っては「週刊新潮」(新潮社)が12月14日号で「陛下が華やいだ雰囲気で皇居を去りたいお気持ちを持っている」と報じたことから、宮内庁は14日、同社編集部に文書で抗議し、ホームページに抗議文を掲載した。
皇太子さまは同年5月1日に即位する。政府は即位行事の中核となる「即位の礼」を同年秋に行う方向で検討しているが、山本長官も「ご譲位のある年の内、しかも数カ月の後」と同様の時期を示した。
週刊新潮編集部は「官邸関係者や宮内庁関係者、そして霞が関関係者などに対して長期綿密に取材を行ってきました。情報源について明かすことはできませんが、その中身については真実であると確信しています」との見解を示した。(島康彦、緒方雄大)
「週刊新潮」(平成29年12月14日号)の記事について
http://www.kunaicho.go.jp/kunaicho/koho/taio/taio-h29-1214.html
平成29年12月14日 宮内庁
宮内庁は,「週刊新潮」12月14日号33ページに掲載された記事について,週刊新潮編集部に下記の内容を伝え,抗議をしました。
記
「週刊新潮」12月14日号33ページにおいて,ある官邸関係者の打ち明け話として,
「最近耳にしたのが,陛下が華やいだ雰囲気で皇居を去りたいお気持ちを持っていらっしゃるということ。具体的には,一般参賀のような形で国民に対してメッセージを発し,そのうえでパレードをしたいと考えておられるようです。その一方で官邸は,粛々と外国の賓客も招かずに静かにやりたいという考えがあって,そこで宮内庁とせめぎ合いをしていると聞いています」
と掲載されています。
平成の即位のときは,お代替わりと即位の礼の間に喪の一年間があり,即位の礼が執り行われるまでに1年10ヶ月の長い期間がありました。今次御譲位に当たっては,御譲位のある年の内,しかも数ヶ月の後という短い期間の後に,新天皇の即位の礼が執り行われます。
そのようなことから,陛下は,法案が通った非常に早い時期から,譲位の儀式の方はできるだけ簡素になさりたいとのお考えをお持ちであり,とりわけ,外国賓客の招待については,新天皇の即位の礼にお招きすることの可能性を考えられ,御譲位の儀式にお招きするお気持ちはお持ちでない,また,一般参賀については,最近のヨーロッパ王室におけるお代替わりの行事において,例外なく王宮のバルコニーで新旧の国王による国民に対する挨拶が行われていたが,陛下におかれては,そのようなことをなさるお考えのないことを度々,我々に留意するようご注意を頂いていたところであります。パレードについての言及はこれまでありませんでしたが,以上のようなことから,華やかなものをお考えとはとても考えられないことです。
宮内庁としては,このような陛下のお気持ちについては,早くより,十分に承知しており,内閣官房に対しても,御譲位の行事については,外国賓客を招いたりすることなく,宮殿内において粛々と静かに行われたい旨を伝えていたところであります。
冒頭引用した記事に掲載されている陛下のお気持ちやお考えは,事実に全く反するものであり,これを陛下のお気持ちであるかのように報ずることは,国民に大きな誤解を与えるもので,極めて遺憾です。
ここに,正しい事実関係を明らかにし,誤解を正すとともに,抗議いたします。
陛下、退位の儀式「簡素に」 宮内庁、新潮報道に抗議:朝日新聞デジタル https://t.co/gsKeNL4MUM
— 勇太@自民党にNO=共産党支持 (@yokohamarengouk) 2017年12月14日
天皇陛下は退位の儀式を簡素にしたい気持ちを伝えられる。
宮内庁は週刊新潮報道に抗議した。
週刊誌報道に対しての宮内庁長官会見。どれだけ華美になっても文句を言う人は少ないとは思うが、まぁ、自分の抱く陛下のイメージからすれば「簡素に」とおっしゃられるのは納得。>
— りんさん コト 林某 (@rinnrinn7) 2017年12月14日
陛下、退位の儀式「簡素に」 宮内庁、新潮報道に抗議:朝日新聞デジタル https://t.co/HwAKpxsYNM
宮内庁の山本信一郎長官は定例会見で、天皇陛下が自身の退位の儀式について「できるだけ簡素になさりたいお考え」だと明かしました。「週刊新潮」が「陛下が華やいだ雰囲気で皇居を去りたいお気持ちを持っている」と報じたことに、文書で抗議したとしています。 https://t.co/QMWDasYLod pic.twitter.com/j9FwMpAjK6
— 朝日新聞デジタル編集部 (@asahicom) 2017年12月14日
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK237掲示板 次へ 前へ
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK237掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。