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2017/12/11 05:46
<小野寺五典防衛相は10日、視察先の仙台市で、北朝鮮の弾道ミサイル発射に対応するため導入する陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の関連経費7億3千万円を来年度当初予算案に計上することを明らかにした。
小野寺氏は「イージス・アショア2基を前提に、新たな弾道ミサイル防衛装備品の整備に着手できるよう、追加的な予算要求を行う」と述べた。関連経費の内容は、配備先の秋田市と山口県萩市の陸上自衛隊演習場で地質調査などを実施するというもの。8月末の概算要求には、金額を明示しない「事項要求」という形で盛り込んでいた。
一方、防衛省はイージス・アショアの運用開始予定の2023年度をできる限り前倒しするため、今回の来年度当初予算とは別に、今年度補正予算案に20億円超規模の関連経費を計上することを決めている。これらの経費には、製造国である米国への技術支援費用などが含まれている>(以上「朝日新聞」より引用)
イージス・アショアを運用しても北朝鮮のミサイルを完全に撃ち落とせるわけではないという。100発のミサイルを撃たれた場合、撃ち落とせる能力は30%程度だといわれる。
そして100発を超える飽和攻撃を受けるとお手上げだという。だから防衛省は敵基地攻撃の「長距離巡航ミサイル」の導入を求めている。敵基地攻撃能力を持ち、北朝鮮がミサイル発射の兆候を見せたなら事前にミサイル基地を叩くという戦略だ。
そうすると、憲法第九条に抵触することになる。あくまでも日本国憲法では「自衛」のための武力行使しか容認されていないからだ。
日本が巡航距離500qの空対地ミサイルを配備すれば中国にとっても脅威となる。当然、中国の反日運動が再燃する恐れがある。
北朝鮮の核開発とミサイル開発により、日本は次々と「防衛」のために高価で戦争への危険性を増す兵器を大量購入する必要に迫られている。北朝鮮は国民の飢餓状態を放置したまま、軍拡の一本道を驀進している。世界史上でもこれほど独裁政権の独善性が最も表れている国はなかっただろう。
だが他国の政治体制に日本が嘴を挟むことは許されない。他国への内政干渉をすべきではないからだ。しかし北朝鮮との対話なくして「制裁の強化」だけで緊張緩和と平和か訪れるとは思えない。
マスメディアは緊張が増していると報じている。今年の末か年初に米軍が攻撃を実施するのではないかと半島危機を煽っている。
何回目の「Xデー」宣言だろうか。半島有事となれば最悪の場合は「核兵器」が使用されることが予想される。最悪の事態が回避されたとしても、通常兵器だけでも韓国で百万人規模で、日本でも数十万人規模で国民が犠牲になるとシュミレートされている。そうした地獄のような事態が地上に出現することを軍事評論家たちやマスメディアは待ち望んでいるかのようだ。
政治家使命は国家と国民の安全の確保のはずだ。国民の命を犠牲にするいかなる政治もあり得ない。
馬鹿げた北と米のチキンレースに終止符を打つべく、政治家は全知全能を傾けて専念すべきだ。戦争ごっこの兵器購入に血道を上げても国民の命は守れない。
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