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2017-11-29 15:30
27〜8日に、安倍首相が出席して、衆院予算委員会が行なわれた。(・・)
先週、会計検査院が、財務省が森友学園に国有地を売却した時の、ゴミ回収費用の産出などが不適正だったと報告。そのこともあって、今回の予算委員会は、森友学園の問題に関する質疑が大部分を占めたのであるが・・・。
安倍首相は、あんなに謙虚に丁寧に国民にわかるように説明すると言っていたのに、態度も謙虚じゃないし。「部下が適切だと言ってたから、適切だと答弁した」と、会計検査院の指摘に対して謝罪もせず。
あとは、妻が小学校の名誉校長になっていて、何度も森友学園系の幼稚園に行ったり、妻の官僚秘書が財務省に問い合わせをしたりしてたのに、相変わらず「私たちは何も関与していない」「昭恵は呼ばない」の一点張り。
何とかこの11−12月の国会も「ない」「ない」で乗り切って、早くモリカケ問題を幕引きしたいという意図が見え見えだ。(ーー)
ただ、財務省は、籠池理事長が録音していたとされる音声テープが本物であることを認めることに。そこには、財務省の官僚が、森友学園側と売却価格の交渉、ゴミ処理の解釈や値引きについて協議する声が、しっかりはいっているし。
財務省は、森友学園が1000件前後ある国有地払い下げの同様案件の中で、森友学園1件だけが様々な特例を施してもらっていることも認めているわけで。もう少し時間をかけて詰めて行けば、(担当者の参考人招致か証人喚問をしたいところだけど)崩して行けそうな気がする。(・・)
<その前に大阪地検が(バシッと背任罪で起訴するのではなくて)中途半端な形で関わって来ると、ビミョ〜な状況になっちゃうんだけど。^^;>
あと先日、麻生副総理の朝日攻撃を話を書いたのだが。安倍首相は、何と国会の場でこれをやっちゃうわけで。自国の政府TOPとして、本当に恥ずかしく、情けなく思う。 (ノ_-。)
『安倍晋三首相は28日の衆院予算委員会で、森友学園問題をめぐる朝日新聞の報道に対し「(学園前理事長の)籠池泰典被告が言ったことをうのみにし、『安倍晋三小学校』という申請があったと報道した」と批判した。
朝日新聞は5月、籠池氏への取材に基づいて同氏が「安倍晋三記念小学校」の校名を記した設置趣意書を財務省近畿財務局に出したと報じた。近畿財務局が24日、それまでほぼ黒塗りにしていた趣意書の全文を開示したところ、小学校名は「開成小学校」だった。首相は「(朝日の)報道を基に質問していた皆さんも謙虚になってほしい」と野党議員に訴えた。(産経新聞17年11月28日)』
* * * * *
そして、先に言うと、あの「ない」「ない」連発でお馴染みになった佐川宣寿前理財局長の後任となった太田充理財局長が、なかなかコンクリートの心臓を持ったしぶといクセモノ官僚なのである。 (・o・)
佐川理財局長もかなりのエリート路線を歩んで来たのだが。森友国会では、しら〜っとした表情で、ひらすら「記録もない」「記憶もない」を繰り返して、懸命に財務省を防御。その功績を評価されてか、国税庁長官にご栄転になっている。<ただし、庁内外からの批判の声がスゴイらしいけど。こちらもダイヤのような心臓で耐えている?^^;>
で、太田理財局長は、何と事務次官候補レースで名前が残っていた人なのだとか。それで理財局長というのは、コース的には「う〜ん」って感じもするのだが。
もしかしたら、もう1年くらいは森友問題が続きそうなので、「ああ言えば、こう言う」「困ったら、ないを突き通す」最もハートが強い&詭弁力に優れた官僚を理財局長に任じた可能性もある。(@@) <で、その大役を果たしたら、次官コースに?それとも85年組が躍進か?>
では、衆院予算言委員会の様子を・・・。
まずは、謝罪、撤回をしようとしない安倍首相から。
『安倍晋三首相は27日の衆院予算委員会で、会計検査院から「値引き根拠が不十分」と指摘された学校法人「森友学園」への国有地売却に関し、「適切」としてきた従来の答弁を撤回しなかった。首相は「財務省や国土交通省から適切に処分していたと答弁があり、そう報告を受けていた。そのような理解で申し上げたものだ」と述べた。立憲民主党の長妻昭代表代行への答弁。
長妻氏が「『適切』が覆された。国会や国民への謝罪はあるか」と迫ったのに対し、首相は「売却価格は会計検査院がきっちりと適正、厳正に調査する、とも申し上げてきた」と語った。(時事通信17年11月27日)』
『立民・長妻代表代行「国会に対してこれは申し訳なかったと。(価格算定は)適切ではなかったというようなことは、国民の謝罪も含めて、お認めにならないんですか」
安倍首相「財務省や国土交通省から適切に処分していたとの答弁があったところであり、私もそのように報告を受けていました。これまでの私の発言については、そのような理解の上で申し上げたものでありました」
安倍首相の答弁に対して長妻代表代行は「謙虚な姿勢とか言っているが全然、直ってない」と批判した。(NNN17年11月28日)』
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そして、ここ数年の同種の取引で、森友学園1件だけが特例扱いをしてもらっていたという話を。
<川内博史氏の質問の作り方がGOODだったかも。>
『売却額非公表、972件中森友のみ 取引は異例ずくめ
学校法人「森友学園」(大阪市)への国有地売却問題について、財務省は28日の衆院予算委員会で、2013〜16年度の4年間にあった同種の土地取引計972件のうち売却額を非公表にしたのは、森友学園との契約1件だったと明らかにした。売却を前提にした定期借地契約や分割払いを認めたのも学園に対してだけで、異例ずくめの取引だったことが明確になった。
立憲民主党の川内博史氏の質問に財務省の太田充理財局長が答えた。非公表の件数については、すべての財務局や財務事務所が、公益目的で購入を希望する自治体や学校法人などを優先する「公共随意契約」で売却したものを調べた。
学園との土地取引をめぐっては、同省近畿財務局が15年5月に10年以内の売却を約束した定期借地契約を結んでいる。太田局長はこうした契約も、12〜16年度の財務省全体の公共随意契約1194件のうち学園との契約のみと説明した。(朝日新聞17年11月28日)』
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財務省は同省の担当者と森友学園側が協議をした際に、籠池理事長らが録音していた音声データが本物であることを認めたのだが。その内容を少し挙げておくと・・・。
『池田国有財産統括官(当時)「理事長がおっしゃられる『0円に近い』というのが、どういうふうにお考えになられているのか、売り払い価格が0円ということなのかなとは思いますけど、私ども、以前からちょっと申し上げているのは、『有益費』の1億3,000万円という数字を国費として払っているので」
籠池泰典容疑者「(池田氏が)言っているような、『1億3,000万円がうんぬん』というものよりも、ぐーんと下げていかなあかんよ」
池田国有財産統括官(当時)「理事長がおっしゃる0円に近い金額まで、わたしは、できるだけ努力する作業を今やってます。だけど1億3,000万円を下回る金額にはなりません」』
で、ここからは太田理財局長の詭弁ぶりを・・・。<実際には途中で、もっとわけのわからないことを言って、はぐらかそうとしている。>
『衆院予算委「森友」土地売買巡り野党が追及
衆議院予算委員会では、森友学園への国有地売却問題で追及が続いている。希望の党の今井議員は、財務省が27日に事実を認めた去年5月の籠池前理事長らとの土地売買をめぐる音声データについてただした。国会記者会館から石井俊太郎記者が伝える。
財務省はあくまでも価格交渉はなかったという立場を崩していない。音声データの中で、籠池前理事長は「0円に近い形で払い下げてほしい」と要求している。そのため今井議員は、財務省の佐川前理財局長による「先方から幾らで買いたいという希望があったことはない」との答弁は間違いだと迫った。
希望の党・今井雅人議員「籠池理事長から0円で払い下げをしてほしいという要望があったってことは事実です。ということは先方から幾らで買いたいという希望があったということですね」
財務省・太田理財局長「こちら側で予定価格を決定して、それを先方に通知し、それを先方がのめばそれでいいと、そうでなければ(売却は)しない。そういう意味での価格交渉がないということで、佐川(前理財局長)の答弁はそういうふうになってございます」
希望の党・今井雅人議員「先方から0円で払い下げしてほしいという希望があったというのは事実ですねと聞いている。この答弁は間違ってますねということです」
財務省・太田理財局長「金額については申し上げております。価格については先ほど申し上げて予定価格ということでご答弁申し上げております」
この答弁に対して今井議員は「金額と価格の意味が違うというのは恐ろしい答弁だ。予定価格を幾らにするかという時に0円にしてほしいという金額を言っている」と批判した。NNN17年11月28日)』
* * * * *
『太田局長は音声データを近畿財務局職員に確認し、時期は売買契約前の「2016年5月半ば」と説明。データには学園の籠池泰典理事長(当時)が「ゼロに近い形の払い下げ」を繰り返し求め、財務局が「1億3000万円を下回る額は提示できない」「理事長が言うゼロに近い額まで、できるだけ努力する作業をしている」と話すなどの応答が記録されている。
学園との協議について、佐川宣寿国税庁長官は理財局長時代に「価格を提示したことはない」と答弁していた。音声と食い違うこの答弁について太田局長は、当時まだ基本になる国有地の土地評価額(9億5600万円)が出ておらず、そこから追加のごみ撤去費用(約8億2000万円)を差し引いた正式価格は示していない、という意味だったと釈明した。…
音声の内容は「金額などさまざまなやり取りがあったが、(財務省側の)考え方を申し上げたものだ」とし、「(佐川氏の過去の答弁が)金額に関する一切のやり取りがなかったかのように受け取られたのは申し訳ない」と陳謝した。(毎日新聞17年11月27日)』
ね、「ああ言えば、おおたり〜」って感じでしょ?(>_<)
このあと共産党の宮下氏がゴミ処理に関する音声テープに関しても質問したのだが。また、参院の審議などともあわせて、後日にアップしたいと思う。
いずれにせよ、まだまだモリカケ問題は終わらないぞと改めて言いたいmewなのだった。(@@)
THANKS
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