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室井佑月(むろい・ゆづき)/作家。1970年、青森県生まれ。「小説新潮」誌の「読者による性の小説」に入選し作家デビュー。テレビ・コメンテーターとしても活躍。自らの子育てを綴ったエッセー「息子ってヤツは」(毎日新聞出版)が発売中
(c)小田原ドラゴン
室井佑月「終わりが見えない」
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171122-00000007-sasahi-pol
週刊朝日 2017年12月1日号
北朝鮮の核・ミサイル問題で緊迫化する米朝関係。作家・室井佑月氏は、有事の際に日本が戦争に巻き込まれるのではないかと危惧する。
* * *
安倍首相は安保法制の国会審議で、「この国が米国の戦争に巻き込まれることは、絶対にありません」。そういった。
今、もう一度、おなじことをいえるんだろうか? ま、いうだけなら簡単にいえるわな。嘘をつくことを、なんとも思わない方だから。こっちももう一度そういわれたところで、心から安心できるわけもない。
トランプ米大統領が来日する前、米FOXニュースで語ったことが、どうしてこの国では大ニュースにならないのだろうか?
トランプさんはこういったんだ。
「日本は武士の国だ。私は中国にも、それ以外に聞いている皆にも言っておく。北朝鮮とこのような事態が続くのを放置していると、日本との間で大問題を抱えることになるだろう」と。
まさか、日本は誇り高い武士の国であると褒められたという、リップサービス程度の受け取りだとか?
トランプ大統領は中国に、いうことを聞かないと、自分に忠実な安倍をけしかけてやるぞ、と脅しをかけたように思うのだが。
暴言王のトランプ大統領のいうことだもの、笑って聞き流しときゃいい、って感じなのかしら?
ほんとに笑って聞き流せることなのか?
アメリカと北朝鮮。各国が心配をし「対話を」と呼びかける中、「圧力を」といいつづけるトランプ大統領。圧力の行き着く先は、軍事行動なんじゃないのか? 戦争になる。
そんなことになどならない、圧力はギリギリまでかけないと効き目がないからと、そういっている識者の方々もいる。が、ギリギリのところからちょっとはみ出たら、それが大惨事になる恐れはないのか?
アメリカファースト、差別主義ともいわれているトランプ大統領が、黄色人種の小国の金正恩(キムジョンウン)氏に舐められつづけて、動かずにいられるだろうか?
そして、もしもが起こった場合、トランプ大統領にこの国も参戦せよといわれ、安倍首相はNOといえるのだろうか?
あたしはかなり危ういと思う。アメリカに「NO」というより、憲法の解釈をどうにか捻じ曲げ、国民を騙した方が簡単だということになりそうで。
安倍首相を応援しているメディアは、最悪の事態は考えていないの? 北朝鮮との間に有事が起こり、この国の国民が死んだ場合のことだ。その可能性は0%だと胸を張っていえる?
とうの昔からこの国は、北朝鮮のミサイルの射程に入っている。戦争とメディアの歴史を知らないわけじゃあるまいし、再びおなじことをしてしまったらという恐れはないのか?
識者の一部の人は、絶対に有事なんて起こらないという。トランプ大統領は、緊張を煽って、日本と韓国に武器を売りたいだけ、と。
この国は豊かで、金があり余っているというわけじゃない。それはそれで大問題だろ。終わりがない。幸せな結末が見えてこない。
室井佑月「終わりが見えない」|週刊朝日 https://t.co/7jJ4hq2hDx
— toripy (Evil to LDP) (@t_toripy) 2017年11月22日
安倍首相は安保法制国会審議で、「この国が米国の戦争に巻き込まれることは、絶対にありません」そういった。今、もう一度同じことをいえるんだろうか?ま、いうだけなら簡単にいえるわな。嘘をつくことをなんとも思わない方だから。
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