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2017年11月13日 「ジャーナリスト同盟」通信
<けた外れの暴利・軍需産業>
一連のトランプのアジア歴訪は、米史上最低の大統領が、その実、死の商人となって、日韓両国に莫大な武器弾薬を売り込んだことである。それに世界でただ一人、トランプのポチとなった安倍晋三は、二つ返事でワシントンのポケットの役割を果たし、平和国民に強い衝撃を与えている。米軍需産業は、けた外れの暴利を手にして、狂乱している。中東の次は東アジアに原子力空母艦隊を派遣して、北朝鮮のさらなる暴走・暴発に期待をかけている。狂った東アジアのリーダーが手玉に取られる、おぞましい21世紀なのか。
<戦争国家のアメリカ健在>
ワシントンのポケットが、日本の新聞テレビが吹聴する日米同盟の深化なのだ。主権者・国民を騙すことに専念している日本のメディアというのも、実に恐ろしいことである。
アメリカの花形産業だった車・ビッグ3は、世界的に影が薄い。トランプは「日本では1台も米車が売れない」とぼやいたが、それは当たり前である。貧困化した日本列島で走る車の主役は、軽自動車ばかりである。
いま1000CCほどのSUZUKIスイフト中古に乗っている筆者は、次は軽自動車にしようと考えている。経済的理由と便利さゆえである。地方の主力車は軽自動車である。トランプのアメリカは、日本研究が不足している。都心では車を持てない。それでいて、トランプのアメリカは、相変わらず米傀儡政権の安倍を利用して、日本をポケット代わりに使っている。漫画である。
日本会議(神社本庁)と創価学会の、かくかくたる実績は、いずれ総括される運命にある。
言及するまでもない。アメリカの産業は、唯一軍需産業、産軍複合体が支配する帝国主義国家である。「戦争で生きる悪魔の国家」と呼んでもいいかもしれない。ここに民主主義は存在しない。平和主義は小さくて、力にならない。我々が知るまぶしい正義のアメリカ・1945年当時のアメリカの理想は消滅してない。
<ウォール街の熱気と崩壊する日本の福祉>
常に戦争で空前の暴利を手にするアメリカは、金融の街・ウォール街が人類に証拠を見せてくれる。ボーイング社がその象徴である。
「中国が旅客機300機購入するという話題だけでもすごい。しかし、ボーイングの主力は戦闘機だ。F18ホーネットや問題のオスプレイを生産している。ボーイング株は、ここにきて72%も上昇している」と軍事専門家は驚いている。
この人物は「今の米国を動かしている勢力は、産軍体制と金融機関が一体となって、荒稼ぎをしている」と分析している。
「日本が42機、韓国が40機も購入するF35ステルス戦闘機は、ロッキードマーティン。当たらない迎撃ミサイルで知られるイージス・アショアも生産、日本が2基も購入する。グラマンも当たらないミサイル生産会社。戦争で潤う、アメリカ経済を象徴する今回のトランプのアジア歴訪であったと総括できる」
武器は戦争のためである。平和のためでは断じてない。トランプは、まんまと東アジアに強力な地雷を敷設したことになる。
日本は、ただでさえ金がない、貧困へと落ち込んでいる、しわ寄せは福祉や教育・医療へと向かうことになる。
<日米同盟深化で4島返還なし>
いまの世界で、トランプのポチは安倍晋三ただ一人である。そのことを宣伝する読売やNHKなどの日本の言論機関は、その結果、北方4島返還は遠のくどころか、不可能になってしまったことを解説しない。
安倍・自公内閣の罪は、本当に重い。そのことを自民党も公明党も理解していない。あわてて軌道修正をポーズとして試みる公明党の集会に、相変わらず安倍の腰ぎんちゃく・太田ショウコウがふんぞり返っている映像がネットに登場して、国民の顰蹙を買っている。
2014年4月28日に、やくざ浜名に脅迫殺害された悲劇の戦争遺児の怒りの告発、それは「戦争屋・太田は裏切り者」との断罪だったが、まだ信濃町で決着をつけてはいない。
清和会OBは「昨日の新聞報道によると、ロシアのプーチンは、会見で日本との平和条約は、今後1年の様子をしっかりと見たい、と言明していた。平和条約へと進まないと、領土の返還はあり得ない。それは、日米同盟の希薄化が前提という意味だ。同盟深化で、ロシアは領土返還はしない、ということだ。アメリカのポチを続行する限り、領土返還はない」といって悔しがっている。
<米中首脳は北の非核化で手打ち、ロシアは?>
北朝鮮の核保有を米国も中国も受け入れない。これが米中首脳会談ではっきりしたことの政治的意味は深い。
「米朝戦争は起きない。起こさない。しかし、核保有はNO。北の核はロシアの技術・技術者の存在にある。ロシアがカギを握っている。ロシアをどう説得するのか。プーチンの判断は、4島返還とも絡んでいる。まだ決着は簡単ではない。その間、東アジアは軍拡という嵐と関係国の福祉低下、特に日本の福祉落下が気になる」ということなのか。
<試練のアジアの知恵>
外交の意味が問われている。心臓とトランプに外交はない。貧国化へと突入している日本で何が起きるのか。男尊女卑・低い女性の地位、レイプされても声を出せない女性が大半の日本。跋扈する財閥と極右勢力。「安倍を1日も早く打倒させる以外にない」とは清和会OBに怒りの指摘である。呪われたように福島の放射能が舞う列島。
知り合いから「福島土産」が届いたばかりである。悲しいかな、たじろいでしまった。他方で、武器生産で熱気のアメリカを、どうみるのか。アジアの知恵を働かせて、まずは安倍とトランプを、民主的手段ではじき出すしかないのかもしれない。
2017年11月13日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)
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