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2017/11/11 04:29
<北海道札幌市でタクシーの中で暴れ、防犯ボードを壊して立ち去った男は、札幌の30代の弁護士だったことがわかりました。
6日夜、札幌のススキノからタクシーに乗った男が、経路をめぐって男性運転手にいいがかりをつけ、トラブルになりました。
「東7通らねえよ!なめんなよ、こら!」(男)
男は、車内の防犯ボードを蹴って壊したほか、運賃990円を支払わずにそのまま立ち去りました。タクシー会社は、8日に被害届を出し、警察は器物損壊容疑で捜査を始めました。
その後の取材で、男は、札幌弁護士会所属の30代の弁護士だったことがわかりました。警察は、この男性弁護士から事情を聴き、事件の詳しいいきさつを調べています>(以上「excite」より引用)
神戸製鋼のデータ改竄、日産やスバルの非資格者による製品検査や東芝の不正経理等々、日本を代表する企業で相次いで起きている「不正」や、安倍総理による仲間や友人ファースト政治や上記記事にある社会の木鐸たるべき弁護士による反・社会行為など、日本社会は間違いなく劣化している。
その原因は何かと考えざるを得ない。人格や品位といったものが学校教育で教えられない類のものであれば、日本社会が日本国民に教えなければならないはずだ。その日本という国土の中で連綿と続いてきた慣習や文化が「価値のないもの」として継承されない大きな断裂期を経過しているのではないかという実感を持たざるを得ない。
確かに政府が補助金や省令を行っている歌舞伎や大相撲などは若い人たちによって確かに継承されている。しかし社会の中で継承されるべき慣習や文化は「便利」なもの以外は打ち捨てられている。
籤を用いた竹細工や曲げワッパなどの生活道具などはプラスティックによって代替されて姿を消している。竹が利用されなくなったため、里山の竹林は放置され荒れ放題に繁茂して一山すべて竹林というのも珍しくない。
人格や品位は物差しで測り難いし、金品の価値に代替して認識できる類のものでもない。よって「効率化」を要求される社会で顧みられることはないし、カッコ良さの基準が変われば風俗も一変する、という現実を私たち「戦後世代」は目撃している。
私が就職した当時、社会の耳目を集めた裁判に「タクシー運転者が髭を生やしたためにクビになったは不当である」と地位保全を求めるものがあった。当時はタクシー運転者が髭を蓄えるなど考えられない、という常識が社会を支配していた。今では笑い話にもならないが。
日本の伝統的な舞踊でない関節技のようなアクロバットのような不自然な動作を集団で繰り返す、男性歌舞集団が一世を風靡してから、格好良さを求める若者たちがピアスや髭や髪を束ねて結わえる丁髷などが一般化した。一般化しただけではない、義務教育学校でアクロバティックな舞踊を教えるという。世も末というしかないが、それが日本社会の常識だというのなら、私が社会の常識から置き去りにされたのだろう。
総理大臣が官邸で数人の仲間内で協議し、仲間内で是認されれば省庁との協議や国会での審議・審査なくして何をやっても良い、という仕組み「国家戦略特区」を設置して、仲間内の利権獲得合戦を行おうとマスメディアは一切批判しない、というのはいかがなものか、という疑問すらも呈しないのが日本のマスメディアの現状だ。
日本のマスメディアの劣化は目を覆うばかりだ。政治も事件もすべてが「ワイドショー」化されて味噌も糞もゴチャ交ぜになっている。狂気に駆られた27才の男による9人もの連続殺人・遺体損壊・遺体遺棄事件もワイドショー化されて連日テレビを賑わしているようだ。
なぜそうした残虐な事件が可能になったのか、という検証が為されて迅速に防止策が講じられる動きが社会世論として高まらないのか不思議でならない。安倍官邸に巣食う竹中氏たち仲間が派遣ピンハル業の利権獲得に狂奔する「外国人労働移民」政策の実態を暴こうともしないマスメディア。そして「モノ、カケ」安倍仲間の学校法人が政治的に便宜を図ってもらっている、としか思えない事案に関して「法的に問題ない」と言い切る馬鹿なコメンテータが登場する昼帯番組など、国民世論誘導の装置と化したテレビという媒体が国民に信用されなくなっても仕方ないと思わざるを得ない。
「モリ、カケ」問題で安倍氏に「法的に問題」があれば司直が乗り出している。官邸裁量で何でも出来る「国家戦略特区」という免罪符を用意して暴走する安倍官邸が「政治的に問題」ではないかと、「モリ、カケ」を批判している人たちは問題を提起しているのだ。
法的に問題がなければ何をやっても良い、というのは私人の場合だけだ。それが社会の中であれば「ハラスメント」という定義で法に抵触するようになっている。政治家の場合は「李下に冠を正さず」という箴言があるように、疑われることが政治家として資格を逸している、と自己批判すべき高潔な人格が求められる。安倍氏とその夫人に日本の総理夫妻として「高潔な人格」があると日本国民は認めているだうか。
大統領選に当選したばかりの男の許へ、ポチのように尻尾を振ってホワイトハウスでなく、ニューヨークの私邸へプレゼントの50万円もするドライバーを持って駆け付けた男が自分たちの総理大臣で日本国民は恥ずかしくないか。
素養といわれる人格や品位は教えられて身につくものではないが、教えられなければ何もわからないだろう。しかし教えられても本人が「価値のないもの」として評価しなければ「馬の耳に念仏」だ。安倍氏と官邸に巣食うその仲間たちはいかなる社会教育を受けて現在の素養を身に着けたのか、知りたいものだ。
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