http://www.asyura2.com/17/senkyo234/msg/875.html
Tweet |
安倍晋三の(萩生田浩一を含む)頭の中は99%加計隠し
http://sensouhantai.blog25.fc2.com/blog-entry-1694.html
2017-10-30 反戦な家づくり
いったい、安倍晋三という政治家の本性は何なのだろう。
嫌いな人、好きな人、それぞれに自分の思い込みであれこれ決めつけているけれど、その本当の正体はわかっていないのではないか。
ひとつには、あまりにもウソが多いので、どれが本心なのかわからないということはある。
そのことも含めて、一つだけ間違いないのは、一つの大きな勢力にベッタリではなく、いくつかの勢力のバランスを取っている、ということだ。
小泉純一郎などは、当時の米国によるジャパンハンドラーズ、とくにネオコンや軍産複合体の系列に身も心も捧げ尽くしているということが、ひと目見てわかった。
その意味では、発言も政策も一貫していた。一貫して、文字の通りの売国であった。
唯一、それを薄めて国粋右翼のご機嫌を取るために、靖国参拝だけは強行に続けた。
自分の哀悼の誠ならば、引退後も行けばいいのに、今は息子に任せきりだ。
そもそも、あのころの米中関係から、米国のお許しが出ていたというのが真相らしい。
ところが、安倍晋三はわかりにくい。いろんな傾向が入り交じって、あっちこっちにいい顔をしようとするからウソばかりになる。
■
前提として、日本の政権を外から揺る動かす大きな勢力を確認しておきたい。
大きくは三つあると思われる。
1.戦後一貫した従来からの米国によるハンドリング。日米安保の利権を巣窟として、省庁(官僚)から政治家からマスコミへの大きな影響力を行使している。吉田茂などのリベラルよりの自民党が主導。
2.戦後民主主義を忌み嫌う右翼。ただし、岸信介や笹川良一などを通じて右翼も米国の影響下におかれてきたことが日本の特質。
3.トランプによる新しい米国の意向。アメリカファーストのためにアジアから足を抜きたいという本質的な方向性を持っている。
この15年くらいの間に、それぞれ変質しているし、3はこの間登場したばかりだ。
1については、ネオコンの登場と小泉-竹中のゴリ押しによって、リベラル色が剥がれ落ち、今の自民党の惨状になっている。
2は、日本会議などの土着の右翼が台頭し、かならずしも米国系右翼のコントロールがきかなくなっているように見える。
1の従米勢力も、2の極右も、どちらも自民党の大事な支持基盤であり、一見すると対立するようにみえる勢力が、戦後の長きにわたって従米保守という枠組みで仲良く政権を支えてきた。
ところが、ここにきて、双方が極度の隷属と、極度の右傾化によってコントロールがきかなくなってきた。
そこで、この1と2の両方にいい顔をして調和をとりもつことが、安倍晋三の宿命だった。
リベラルの顔すら失ったただの奴隷と、A級戦犯を許してくれた米国への恩義をもう感じなくなった土着右翼という正反対のものを、なんとか安倍晋三というキャラクターが統一しなければならなかった。
統一と言えば、統一協会はそこで欠かせない働きをしたことだろう。
統一協会ほどわかりにくいものはないが、簡単に言えば、米国の軍事力と日本の経済力を、文鮮明の思想の下に従える(うまく利用する)ということだろう。そのためには、利用するものはなんでも利用する。
米国の奴隷でも、土着の右翼でも、時と場合によっては何にでもなれる。
この安倍晋三の特異なキャラクターこそが、彼が無敵の強さを誇る理由なのだと思われる。
ほとんどの政治家が、1か2のどちらかの影響を強く受けているものだが、安倍晋三は両取りなのである。
ところが、昨年から3のトランプが登場した。
トランプのアメリカファーストは、アジアはアジアで勝手にやってくれ、という方向性を持っているが故に、2の土着右翼が勢いづいた。
安倍晋三も、大統領選挙が終わるやいなや、50兆円の土産をもって、忠誠を誓いに出かけていった。
しかし、トランプと米国内の軍産複合体などの旧来勢力との対立は、日本で想像する以上のものがあるようだ。
つまり、1と3は並び立たない関係にある。
いくら米国でトランプが勝ったとは言え、従来の軍産をはじめとした巨大な利権勢力は大きなチカラを持っており、日本国内での支配力もしっかりと残っている。
そこで、ワンワンとトランプタワーに出かけていった安倍晋三は切り捨てられかけた。
それこそが、森友&加計疑惑である。
疑惑を暴いていったのは、現場の地道な努力であるけれども、これだけ大きな騒ぎになったのは、1の勢力がマスコミに許可を出したからに他ならない。
それでも安倍晋三は、ゲシュタポ化させた官邸をフルに活用して、必至の抵抗をしてきた。
そこに下された一撃が、希望の党 になるはずだった。
ジャパンハンドラーズと統一協会が、小池百合子への首のすげ替えを画策したのが、あの希望の党騒ぎだったのだろうと私は考えている。
安倍晋三の運命を左右する統一教会(家庭連合)の分裂抗争 2017.9.25
その後、小池が「排除」をやらかして意図的に希望の党を失速させたのは、ゲシュタポ安倍官邸に何かを握られて脅された可能性が高いが、安倍晋三の側もジャパンハンドラーズに対してなんらかのカードを切ったはずだ。
■
ここまでの流れを見ると、安倍晋三は、1、2、3のそれぞれ対立する勢力に、全部いい顔をして生き延びるという選択をしている。
きわめて不安定な状態だが、どんな無理でもやらなければならない事情が、安倍晋三にはある。
それが、加計疑獄事件だ。
臨時国会冒頭解散、予告なしのステルス街宣、所信表明もなしの特別国会、臨時国会は開かず。
その挙げ句に、これだ。
与党の質疑時間、首相が拡大指示 萩生田氏に
2017/10/27 日経
もはや、国会は実施的に無効化されたようなものだ。
ナチスの全権委任法となにほどの違いもない。
ここまでやらなければ、逃れられないほどに安倍晋三とその一派は、加計疑惑で追い詰められているのである。
注意しなければならないのは、ここまでの無理無体は、支配体制としては決して理想的なものではないということだ。
矛盾を顕在化させずに、多数の国民が気が付かないうちに美味しい汁を吸い取るのが上手な支配であり、戦後民主主義はその意味ではとてもうまい支配体制であったと言える。
ところが、あまりにも誰の目にも強引な支配は、国民の目を覚まさせてしまうリスクが大きい。
支配者も、そうした歴史はしっかりと学んでいる。
にもかかわらず、ナチスなみの強行な支配をしなければならないのはなぜなのか。
安倍晋三が、ヒットラーみたいになりたいと夢見ているからだろうか?
いや、安倍晋三だってヒットラーがどのような最後を迎えたのかは知っている。
地下室で昭恵と心中なんてしたくないだろう。
なのに、なぜあえてここまでするのか。
その答えは、たぶん、バカみたいな理由だ。
加計隠し。
加計孝太郎は、安倍側近の政治家の面倒を見すぎたのだ。
加計孝太郎が暴露すれば、今でも教授の萩生田光一をはじめ、安倍政権と安倍晋三とその側近たちの政治生命が吹き飛んでしまう。
その恐怖に対する脊髄反射で、ありとあらゆることに手を染めている。
安倍晋三は加計隠しのために、ただ加計事件をもみ消すためだけに動いている。自民党ですら唖然とする今の超手抜き改憲案などは、ただただ加計事件から目をそらしたいだけのシロモノだ。
加計事件で逮捕されるくらいなら戦争だってやりかねない。コソ泥が見つかったら強盗殺人やっちゃうのと同じなのだ。
小池を潰したことで、なんとか一時的に命脈は保ったけれども、なんと血色が悪く暗い顔をしていることか。
ネットで日付を指定して安倍晋三の画像検索をしてみるといい。
昨年までの顔と、最近の表情の違いにビックリするはずだ。
これだけ安倍が怯えている加計問題を、野党もマスコミもネット民すら、ほとんど言わなくなってしまった。
11月5日にはトランプフィーバーで報道を染め尽くし、11月8日に国会を閉じて、その直後に獣医学部の認可を強行すると言われている。
事態も切迫しているのだ。
とにかく今は、皆で声をそろえよう
加計隠しを許すな!!
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK234掲示板 次へ 前へ
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK234掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。