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日米安保は日本の基盤だと言い切った前原民進党代表の衝撃
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2017-10-29 天木直人のブログ
今朝(10月29日)のTBS時事放談を見て驚いた。
前原誠司民進党代表が自民党の石破茂氏と並んで出演し、衆院選の敗因について語っていた。
敗北を認め、責任を痛感するという言葉は、何度も聞かされてきたから驚かない。
私が驚いたのは、外交・安保政策で考えの違う政治家を選別する事自体は当然のことだと、今でも言い切った事だ。
そして、その後で次のように語ったのには驚いた。
自分の政治家としての使命は日本の外交・政策を担う事である。
そう言った後で、日米安保は日本の基盤と思って来た、この考えに反して安保反対の立場をとる政党、政治家とは一緒になれないのは当然だ、と語ったのだ。
これは、まさしく前原氏の本音であり、確信的発言だ。
そして、この発言は、とりもなおさずこれまでの民主党や民進党の最大の弱点を突いた言葉であり、選挙後に続くであろう民進党や立憲民主党の混迷を言い当てた言葉だ。
そしてご丁寧に、次のようにつけ足している。
私が安保法制に反対するのは、日米安保反対の立場から反対している者たちとは違って、日米安保のために出来の悪い安保法制になっているからである、と。
このような政治家を、民進党は先の民進党代表選で多数決で選んだのである。
そして希望の党との合流についての前原代表の提案を、民進党議員たちは全会一致で認めていたのである。
ここまで正体がばれた民進党である。
これから繰り広げられる民進党の再編成は出口が見えないだろう(了)
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