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2017-10-28 08:25
昨日は、前原誠司代表がついに民進党の両院議員総会に出席。自分が希望の党に強引に合流を進めたことで、候補を排除された人、落選した人が多数出たことなどに関して謝罪し、代表を辞任する意向を表明した。(・・)
<前原氏を自ら辞任するように追い込めたのも、民進党の組織や資金を守れそうなのも、前原氏のやり方をおかしいと思った立憲民主党や無所属の候補に多くの国民が投票して(希望の妙な行動をする候補者には投票せず)、ちゃんとその非難を結果としてあらわしてくれたからであって。「これぞ、民主主義!」だと思う。(++)>
* * * * *
で、当ブログでも、これから前原氏を中心に、今回の希望騒動などについて、さんざん批判しまくる予定なのだけど。
前原氏は選挙中も「短期的には失敗だと言われるかもしれない」が将来的に『あのとき二大政党制の足掛かりができた』と言っていただけるために、この道をぶれずに進みたい」などと訴えていたりして。
もはや、半分「保守二大政党制の実現は自分の使命」だと思い込んでいる(ややイッちゃってる&先駆者ロマンに浸っている)感じがあるだけに、本当の意味で反省していないのは明らかだし。今後の動きにも警戒しておく必要がある。(-"-)
また、希望の党も両院議員総会を開いて、国会議員団の代表を決める予定だったのだが、うまく話がつかず。
結局、正式な代表を決めないまま、11月1日からの特別国会では、当選回数が一番多い渡辺周氏を首班指名することになったという。<何かよくわからん。^^;>
* * * * *
他方、安倍内閣&自民党は、衆院選に大勝後、「謙虚」モードに。閣僚や議員たちも、二言めには「謙虚に」と語り、かなり慎重な言動をするように心がけているのだが・・・。
ローゼン閣下(&失言大魔王)のこの人には、「謙虚」モードの設定など存在せず。(>_<)
まあ、衆院選中から、かなり北朝鮮や難民がらみの問題発言を繰り返していたようなのだけど。選挙後も早速、こんな発言をして、問題になっている。(@@)
『麻生副総理「左翼が3割切った歴史ない。北朝鮮のお陰」
■麻生太郎副総理(発言録)
衆院選で、自民党は引き続き284議席をいただいた。衆議院(議員の定数)は(今回から)10議席減っており、占有率だと前よりはるかに良くなった。
いわゆる左翼勢力が3割を切った歴史はこれまで1回もない。今回は共産党と立憲だか護憲だか知らないが、あの政党が左翼との前提で計算して、社民党が2議席で(立憲民主党と共産、社民の合計で)69(議席)。(定数)465分の69。2割切った。明らかに北朝鮮のお陰もある。特に日本海側で遊説をしていると、つくづくそう思った。(東京都内での講演で)(朝日新聞17年10月26日)』
この失言、「選挙で勝ったのは、北朝鮮のお陰」というところが注目されて、野党やメディアに批判されているようなのだが。
mewは、麻生氏が国会で左翼の議席が2割切ったことをやたらに強調しているところ(&立憲民主党も左翼扱いしているところ)に着目をしたい。(**)
東西冷戦が終わってから二十数年、日本の保守勢力の大きな目標は、国会から左翼の政党や議員を少しでも減らして、保守二大政党制を築くことにあるわけで。<そうすれば、9条改正を含め憲法改正、安保軍事の強化もやりやすいしね。>
前原氏が共産党との選挙協力を阻止するために、失敗や批判覚悟で強引に希望の党との合流を進めたのも、小池氏が「排除」宣言をして選別を貫いたのも、この目標を実現するために行なったことなのだけど。
麻生氏の発言も、この2人のやろうとしていたことに、つながっているのである。(・・)
<麻生氏をはじめ問題ある言動を行なった閣僚や自民党議員がほぼ全員、当選したのにはガッカリ。これでは問題言動をする議員は懲りることはなく、麻生氏のように同じようなことを繰り返すことになるわけで。自民党支持派に関しては、民主主義はいい形で機能していないようだ。(-"-)>
上に書いたことが全て織り込まれたTBSのちょっと長めの記事を。
『来月1日の特別国会の召集を前に、希望の党は両院議員総会を開くなどして体制づくりを急いでいます。小池都知事とのツートップとなる共同代表については当面、空席とすることを確認しました。
「責任を痛切に感じております。私自身は辞任をさせていただきたいと思っております」(民進党 前原誠司 代表)
希望の党との合流を主導した民進党の前原代表。衆院選の惨敗を受け、代表辞任を表明しました。ただ辞任の時期については「一定の方向性を定めて」と述べて明言しませんでした。前原氏は、分裂状態にある野党の連携などをいわば“敗戦処理”として党代表のまま行いたい考えです。
しかし、前原氏に対し、無条件の即時辞任を求める意見も多数上がっていて、いまだに先行きが見通せない状況です。
一方、希望の党も人事を巡り混乱が続いています。
「規約の改正とともに、本格的な代表選挙をやって共同代表の選挙をやっていこうということで、時期的には11月のできるだけ早い時期にということで、11月、月内をメドにと言いつつ、できるだけ早く、そういうことで決めていただきました」(希望の党 小池百合子 代表)
希望の党は27日午後、議員らが共同代表を誰にするか、特別国会の総理指名選挙で誰の名前を書くのかなど話し合いました。その結果、共同代表は当面空席とし、総理指名選挙は当選回数が比較的多い渡辺周元防衛副大臣の名前を書くことや、幹事長には民進党前幹事長の大島敦氏を充てることなどを決めました。しかし、これらは暫定的なもので、今後、党の規約を変更し、正式に共同代表を選ぶ方針です。
こうした野党側の動きを静観する構えの自民党ですが、“ゆるみ”とも言える発言が出ています。麻生副総理は26日、自民党議員のパーティーで衆議院選挙で勝利できたのは「明らかに北朝鮮のおかげだ」などと発言しました。
「明らかに北朝鮮のおかげもありましょうし、いろいろな方々がいろいろな意識をお持ちになられたんだと思って。特に日本海側の遊説をしているとつくづくそう思って声をかけられる話が、そう声をかけられるのがすごく多かったのが、遊説をしていた私どもの正直な実感です」(麻生太郎 副総理)
野党側は「危機を利用したと取られかねない発言だ」などと反発しています。
「“この国を守る”というようなキャッチフレーズで戦った政党が、その危機を利用したと取られかねないような、そういう発言ではないか」(立憲民主党 長妻昭 代表代行)
これについて麻生氏はこう釈明しました。
「安全保障の問題に対処するという時は、政府が対応するわけですから、その政府はどういう政府がいいのかということを考えて、国民が選んだという要素は非常に大きかったということだと思います」(麻生太郎 副総理)
一方、自民党の二階幹事長は・・・。
「発言者もジョークでおっしゃった部分もあるだろうし、いちいちこっちでコメントするに至りません」(自民党 二階俊博 幹事長)
こうした状況に自民党内の一部からは総選挙圧勝による“驕り”と受け取られるのではと警戒する声も出始めています。
「あれは言っちゃあダメだよね」(自民党中堅幹部)
「ああいう発言が出るというのは良くない兆候だ」(自民党中堅幹部)(TBS17年10月27日)』
ちょっと時間がないので、今朝はとりあえず、ここまで。
果たしてメディアがどこまで麻生氏の発言を取り上げるかわからないけど。こういうまさに保守の驕りの発言を放っておくのは、いかがなものかと・・・。
ただ、来月初め、トランプ米大統領が来日することもあって、安倍内閣&自民党がますます北朝鮮対応(=保守タカ派度)をアピールするのは確実だ。<いざという時は戦争する気でいるんだからね。(-"-)>
そして、ここからの野党の複雑な動きを、しっかりとウォッチしておきたいと思っているmewなのだった。(@@) <希望、維新には、縮小(消失?)していただこうかと。。。mewも排除主義?(・o・)>
THANKS
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