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加計疑惑は朴槿恵事件より遥かに大きな大問題だ!
http://blog.livedoor.jp/akgrs130/archives/19668739.html
2017年10月26日 半歩前へ
マスコミは森友疑惑や今回の加計疑惑で、「忖度」「忖度」と繰り返す。安倍晋三の妻、昭恵が“召使い”としてこき使っていた財務省職員の谷査恵子に指示して本省に口利きをした。
近畿財務局幹部の官僚が国有地の激安払い下げで森友学園側と話し合いを持った。こうした一連の動きがあって14億円近い国有地が限りなくタダに近い値段で払い下げになった。
これらすべてを「指示などした覚えはない」とあちらサイド。役人の忖度ではないかというのだ。それを受けて愚かなマスコミは「忖度」「忖度」と叫ぶ。
「忖度」という意味を理解して、そう言っているのか?「忖度」とは、相手の心を推し測ることである。
「おそらく、こうして欲しいと期待しているのではないかな」と、こちら側が気を効かせて判断することである。だから、相手は何の指図もしていない。
テキはそこを狙っているのだ。「忖度」「忖度」といってもらえば、「問題ない」「問題ない」といってもらうのと同じである。
私が言っているのはこれだ。相手の土俵に乗って「忖度」と絶対言ってはならない。森友疑惑や加計疑惑は「忖度」などではなく、権力による「圧力」以外の何ものでもないからだ。
言葉の持つ意味が分からない野党議員は、愚かなマスコミに乗せられて「忖度」「忖度」と繰り返す。ネットも右に同じだ。
いい加減にしてくれ、と叫びたくなる。
もう一度強調する。森友疑惑や加計疑惑は「忖度」ではなく、安倍政権による、れっきとした「圧力」だ。役人たちは安倍晋三の「圧力」に耐え切れず、白を黒と言っているのだ。
コトの経緯のすべてを知る前川喜平前文科次官は、文科省に獣医学部の設置認可を求めて「圧力」をかけていた人物を次々と暴露。
次官当時、和泉洋人首相補佐官が「総理は自分の口から言えないから、私が代わって言う」と発言していたことや、加計学園理事で内閣官房参与だった木曽功が面会時に「獣医学部を設置する件について、早く進めてほしいのでよろしく」と迫っていたことを明らかにした。
木曽は前川の3年先輩の文科省OBで、昨年4月から加計系列の千葉科学大学長も務めている。
つまり、ガチガチの利害関係者の身でありながら、OBという立場を利用して事務次官に接触し、先輩風を吹かせながら「よろしくね」と便宜を図るよう求めていたわけだ。
露骨な口利きであって、ゼネコンに天下りした国交省OBが後輩に入札情報の漏洩を迫る姿と何ら変わらない。
木曽は「圧力をかけるようなことはしていない」と釈明しているが、面会後も、前川に2、3回獣医学部の検討状況を確認し、「文科省は国家戦略特区諮問会議が決定することに従えばよい」とも言い放った。
これが圧力じゃなくて、一体何だと言うのか。しかも、木曽は、獣医学部新設をめぐる内閣府や文科省の動きについて「巨大な忖度の塊だと思う」と語ったというが、バカも休み休み言ってほしい。
総選挙でみそぎが済んだ、と考えるなら大違い。加計疑惑は、親友を厚遇し、国政を私物化した罪で罷免された韓国の朴槿恵前大統領のケース以上に悪質な問題なのだ。 (敬称略)
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