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2017-10-26 06:21
希望の党は、今回の衆院選で政権交代を唱え、235人の候補者(うち民進党の前職54人)を擁立したものの、50議席しかとれずに大惨敗を喫することに。
しかも、小池代表の側近として活動していた若狹勝氏まで、小池氏の地元の東京10区で出馬したにもかかわらず、比例復活もできないほど大敗、落選してしまった。(・o・) <ちなみにmewがあまり好みではない北M、中M、南Mが落選したですぅ。^m^>
で、これが結構大きいのだけど、野党第一党の座も、55議席とった立憲民主党が手にすることになった。(・・)v
希望の党は、小池代表が都知事としての公務でフランスに出張していたため、同氏の帰国を待って、昨日25日に初の両院議員総会を開いた。(訂正・総会→懇談会)
小池代表は、敗北の責任は自分にあるとして謝罪や反省の弁を述べたものの、党の結党者としての責任上、代表を辞任せずに続投する意思を表明。<小池氏が辞めると、元民進議員に乗っ取られちゃいそうだしね。^^;>国会運営は、国会議員団の中で決めた代表や執行部に委ねるとしたものの、この日は役員を決めるには至らなかったという。(~_~;)
これに対して、議員の間からは、党運営や選挙対策への不満や批判、小池代表の辞任を求める声などもかなり出たとのこと。落選した元民進党議員だけでなく、当選した人の中にも、民進党に帰りたい、立憲民主党に移りたいと考えている人がいるようだ。^^;
その一方で、元民進党の玉木雄一郎氏はじめ、早くも希望の党の代表を狙って、「自分の色に染める」などと言い出している人もいるとのこと。ここからは、国会代表や執行部の主導権争いも激しくなりそうだ。(@@)
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衆院選当日、小池代表は出張先のパリで会見や取材に応じていたのであるが。その時も、小池氏は、自分にも驕りがあったとして「排除」発言などに反省を示しながらも、代表は続投する意思を表明。
mewが印象深かったのは、その時に小池氏の表現だった。彼女は「党は私が自ら立ち上げたものですので」と言ったのである。(mewメモより)(・o・)
そう言えば、彼女は先月25日、突然、自分が代表として希望の党を結党することを表明した時も、「このたび“希望の党”を立ち上げたいと存じます!」「これまで若狭さん、細野さんはじめとする方々が議論をしてきましたけれどもリセットいたしまして私自身が立ち上げるということでございまして、直接絡んでいきたいという風に思います。」(FNN9.25)って言ってたんだっけ。(>_<)
つまり小池氏は、希望の党のことを「自分自身が立ち上げた政党」だと。ある意味で「私の政党」だと思っているのである。(~_~;) <何か昨日も「創業者として」とか言ってたし。つまり若狹氏と細野氏が反安倍自民の受け皿として準備していた新党はリセットで消失。あれはあくまでも、ユリコ新党なのね。^^;>
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mewは、希望の党が前職54人を含め200人以上の候補を衆院選に擁立する規模の政党でありながら、何故、小池代表以外、党の運営や選挙対策をするために代表代行や幹事長などの役員をひとりも決めないのか、不思議でならなかったのだが・・・。<党の規約原案や、選挙の公約、政策なども、ほぼor全く他のメンバーが知らないところで決まってしまっていたとのこと。(党から送られて来たパンフを見て、初めて公約を知ったという候補者もいたとか。^^;>
そんなことがまかり通っていたのも、小池氏やその周辺が、これは「小池の党だから、小池と彼女スタッフが好き勝手に全て決めたり、指示したりしていい」と思う部分が大きかったからだろう。^^; <しかも、民進党など他党で何期も議員を務めて来たベテランのメンバーまで、文句を言わずに受け入れていたなんてね。(-_-)>
しかも、このように小池氏の私党のような政党を、多くの候補者や関係者、メディア、国民が、自民党と対峙する&政権交代可能な二大政党の一翼になるかもと期待していたのだから、もう呆れや怒りを通り越して、笑ってしまいたくさえなる。(^−^)
もう一つ、いい? mewは、小池氏がパリでケネディ前駐日米大使と対談した際、このように語っていたのを見て、「マジで負けず嫌いな人なんだな〜」と驚嘆してしまったところがあった。(@@)
『「都知事に当選してガラスの天井を一つ破ったかな、もう一つ、都議選もパーフェクトな戦いをしてガラスの天井を破ったかなと思ったが、今回の総選挙で鉄の天井があると改めて知りました」と惨敗を振り返った。(産経10.23)』
小池氏をはじめ、女性の国会議員の多くは、日本の政界には女性が出世するのを妨げるガラスの天井があると主張。小池氏は、初めて首都・東京の知事に選ばれると快挙を果たし、ガラスの天井を破ったと言われていたのだ。(・・)
<ただ、都議選の圧勝は、小池知事の力だけでなく、自民党の諸問題&公明党の選挙協力があったことを忘れてるかも。^^;>
しかも、mewは、今回の選挙は、小池氏が女性であることが、むしろプラス要素に働いていたかも知れないとも思うのだけど・・・。
小池氏が今回の衆院選で敗北した最大の要因は、ジャンヌジャルクとして戦った都知事選でのチャレンジ精神を忘れ、女帝ユリコとして上から目線で「排除」発言を含め様々言動を行なったことであることは明らかだろう。<出馬するか否か、自民と連立するか否かなどなど、はっきりしない言動も多かったしね。>
でも、選挙で負けたのは、自分の言動のせいではなくて、(次は総理大臣を狙う)女性の出世を妨げる鉄の天井のせいなのだと言って、簡単には負けを認めず。
さらに小池氏は街頭演説の際に女の子から「将来、政治家になりたい」という手紙をもらったと明かし、「若い方が政治に主体性を持つことだと感じてくれて、それだけでもキャンペーン(国政の街頭演説)をしたことは正しかった」とアピールしちゃったりもして・・・。
でもね〜。もしかしたら、これぐらい負けず嫌いの人でないと、実際は「男女共同参画」なんて大笑いの日本の政界(特に自民党政権下?)では、紙の天井さえ破れないのかも知れない。(~_~;)
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『希望の党は「政権交代」を掲げ、衆院定数の過半数ライン(233議席)を上回る235人を擁立したが、公示前勢力の57議席維持も微妙な情勢だ。小池百合子代表の「排除」発言をきっかけに足並みの乱れが表面化。野党の分裂を招いて自民党を利する構図を作り、有権者の失望をかった。小池氏は22日、当面代表を続ける意向を表明したが、党内でも小池氏への批判は強く、今後の混乱は避けられない。
小池氏は22日、訪問先のパリで記者団に「これまでの言動などで不快な思いを抱かせたことは申し訳ない。私自身にもおごりがあった。慢心もあった。真摯(しんし)に反省したい」と語り、陳謝した。
希望は誤算の連続だった。民進党との合流を打ち出し、安倍政権に代わりうる勢力として、政権批判の受け皿となることを目指した。しかし、小池氏は安全保障政策などを踏み絵に民進党出身議員を選別。立憲民主党の結党につながった。
野党が分裂した結果、177選挙区で与党1人に対して希望、立憲など野党2人が競合する三つどもえの構図になり、野党同士で票を食い合うことになった。小池氏は22日、野党の分裂について記者団に問われ「(自身の言動が)結果的に安倍政権を利したというのはその通りだ」と認めざるを得なかった。(毎日新聞17年10月22日)』
『【パリ=大泉晋之助】衆院選の投開票から一夜明けた23日、希望の党の小池百合子代表(東京都知事)は、訪問中のパリでキャロライン・ケネディ前駐日米大使と対談し、「都知事に当選してガラスの天井を一つ破ったかな、もう一つ、都議選もパーフェクトな戦いをしてガラスの天井を破ったかなと思ったが、今回の総選挙で鉄の天井があると改めて知りました」と惨敗を振り返った。
ケネディ氏は聴衆に「先の選挙で野党第二党となった希望を率いている」と小池氏を紹介。小池氏は、街頭演説中、政治家を希望する子供たちと交流したエピソードを紹介し「若い方が政治に主体性を持つことだと感じてくれて、それだけでもキャンペーン(国政の街頭演説)をしたことは正しかった」と述べた。(産経新聞17年10月23日)』
『小池氏は冒頭のあいさつで自身の「排除」発言を念頭に、「私の言動で同志の皆さんに大変苦労をかけ、心ならずも多くの方々を傷つけてしまったことを謝りたい。多くの有為な人材を失ったのは残念至極だ」と述べて謝罪。「政党は理念、政策が一致しなければいけないと強調したが、言葉が歩いてしまった結果だ」と釈明した。
党運営については「重要な人事は(国会議員)バッジを付けた皆さんで決めてもらい、一致団結して活動できる体制を自ら見いだしてほしい」と語った。民進からの合流組が多数を占める国会議員に党を委ねる。
懇談会は小池氏のあいさつの後は非公開で行われた。複数の民進出身者から「選挙に勝つ責務を果たせなかった責任を考えてほしい」などの代表辞任要求が出る一方、「創業の責任を果たすべきだ」などの続投容認の意見もあがった。
樽床伸二代表代行の説明によると会合では、民進からの合流者に署名が要求された「政策協定書」に関する発言が相次いだ。民進党が「憲法違反」と位置付ける安全保障法制に関し、「協定書の中身は、民進党の人たちの考え方と齟齬(そご)を来さないと確認した」(樽床氏)という。また樽床氏は「我々は、憲法9条を変えるべきだと主張したわけではない」と記者団に語った。
共同代表や幹事長の暫定人事案は樽床氏と、民進党幹事長だった大島敦衆院議員の2人が練る。両院総会での承認後に首相指名選挙への対応などを決める。特別国会の閉会後に党規約を改定し、「本格人事」として年内にも国会議員団の共同代表を選出する見通しだ。【松本晃、光田宗義】(毎日新聞17年10月26日)』
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『希望の党の勢いは9月末の結党&民進党の合流決定がマックス。その後は失速の一途をたどった。決定的だったのは、「排除の論理」に基づいた公認候補者選び。調整が難航した上、民進組が合流前に憲法改正支持などを約束する10か条の「政策協定書」のサインを強要されたことで、世間の反発が広がった。公認後に辞退した候補者の事務所関係者は「最初は10項目どころか、党から白紙の誓約書に無条件で署名しろと言われた。メチャクチャだ」と憤る。一連のゴタゴタで小池氏の「排除」姿勢への批判が急増した。
民進組のみならず、若狭氏が主宰する「輝照塾」からの公認候補者もトラブル続き。ある候補者は「(300万円の)供託金を振りこんだのに急に公認取り消しになった人がたくさんいた」と証言した。候補者の中には、選挙期間中から離党をほのめかす候補者も。当選議員の離党、党分裂も決定的な状況だ。(スポーツ報知17年10月23日)』
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元民進党派は、8月に離党して、最初から積極的に小池新党作りに参加していた細野豪志氏を代表に推すのかと思ってのだけど。何だか細野氏はあまり信用がないのか、長島氏は玉木推しだという。^^;
『希望の党の長島昭久衆院議員は25日、国会議員団の代表人事について、玉木雄一郎衆院議員を推す考えを明らかにした。産経新聞の取材に「彼は安倍晋三首相や立憲民主党の枝野幸男代表とも国会論戦で負けない力がある。旧民主党時代の負のイメージも持っていない」と理由を語った。
長島氏は衆院選後、玉木氏に電話し「俺が推薦するから(議員団代表を)受ける準備をしておけよ」と伝えたという。(産経新聞17年10月25日)』
『希望の党・玉木雄一郎氏「私たち特に旧民主党 民進党の仲間が多く当選していますから、(希望の党を)私たちの色にしっかりと染めていく」(NEWS23 17年10月23日)』
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希望の党に関しては、まだまだ書きたいことがあるのだけど。おそらくは、国会議員団の中での主導権争いが大変になるし。これから離党者が出て、民進党や無所属クラブ、立憲民主党とも絡んで来そうだし。材料にはコト欠かないかも?(・・)
個人的には、東の希望、西の維新の保守政党は、国民に政界の区分がわかりやすくなるように、早く自民党に合併されて「保守タカ派vs.平和リベラル志向」「改憲積極派vs.慎重・反対派」の大きな塊に分かれた方がいいのではないかと思うmewなのだった。(@@)
THANKS
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