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地方で絶大な人気を誇る自民党が、「北海道」で支持されない理由(まぐまぐニュース)
http://www.asyura2.com/17/senkyo234/msg/668.html
投稿者 赤かぶ 日時 2017 年 10 月 26 日 00:27:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

         


地方で絶大な人気を誇る自民党が、「北海道」で支持されない理由
http://www.mag2.com/p/news/327060
2017.10.25 冷泉彰彦『冷泉彰彦のプリンストン通信』 まぐまぐニュース


小池氏を党首とする「希望の党」の登場、さらに小池氏にNOを突きつけられた人たちが結党した「立憲民主党」など、慌ただしい変化の起こった今回の衆院選。蓋を開けてみれば自民党が280議席を超えるという大勝を収めました。今回の選挙戦の結果を受け、メルマガ『冷泉彰彦のプリンストン通信』の著者である在米ジャーナリストの冷泉さんは「保守の勝利」とした上で、自民党が北海道から支持されない理由などとともに衆院選を総括しています。

総選挙を総括する(速報板)

まだ数字の検討が終わっていないのですが、とりあえず結果から考えられることを整理したいと思います。

まずイデオロギーの面、特に改憲論議の面で保守が勝ったのは認めざるを得ないと思います。いやいや、立憲民主党が頑張ったという向きもあるかもしれませんが、あれは「あぶり出されて小さくまとまった」形が出ただけで、勝利とは程遠いように思います。

大きかったのは公明の敗退です。投票率が高ければ埋没するという、組織票政党の弱点と言えばそれまでですが、特に比例での無党派層の集票はダメだったし、これで改憲論議へのスローダウン役としての力は弱まってしまいました。

何れにしても、「保守」は勝ったのですが、一方でそれでは、自民党の「大きな政府論」も信認されたのかというと、これは違うと思います。各選挙区の票を見ていかないといけませんが、希望と維新という「都市型の小さな政府論」、そして「密かに理想主義としての財政規律への憧れ」を内包した立憲がこれだけの票を取っている中では、議席数だけで判断はできないと思います。

膨大な死に票の中にある、「無駄使いはヤメろ」的な一種の小さな政府論について、仮に意識が足りないようですと、政権は行き詰まるでしょう。

地方創生に関しては、混乱した結果になったように思います。東北とか四国では依然として「保守王国」を見せつける結果が出ていますが、では、自民党に東北の再生や四国の衰退回避について方策があるわけではありません。これだけの票が来ているということの重みをもっと真剣に受け止めていただきたいと思うのです。

一方で、興味深いのが東北+四国と北海道の票の出方の違いです。北海道では、自民の票は伸びませんでした。その背景には、独特のアンチ中央の気質であるとか、都市になると昭和からタイムスリップしたような「革新センチメント」があったりするということもありますが、もっと奥には「助けてもらえてないことへの絶望」のようなものを感じます。

私は、これを見ていると、明治以来の近代化は北海道によって成功し、北海道によって滅びる・・・ちょっとオーバーですが、何れにしても、北海道を救えない政治という問題をもう少し真剣に考えていかなくてはと思うのです。

小池さんの東京での敗北には明快な理由があります。都民は、「都の自民党」という「土着のド田舎政党」は大っ嫌いなのです。商工会の利権代表であり、昼間人口に冷たく、何よりも腐敗していると思っています。その意味で、都議選の結果は、それをストレートに反映したものでした。

ですが、国政の自民党は嫌いではないのです。と言いますか、その両者を全く別のものと考えているわけです。その辺の二重性について、面白いのですが、安倍さんは体感できるわけです。そこの点で、全く甘かったということは言えるのではないでしょうか。

しかし、小池さんの次の一手が興味深いところです。この人の発想法、行動スタイルというのは、何となくサダト(1970年代に活躍したエジプト大統領)流という感じがします。やはり、彼女、青春の日々で間近に見ていたこの「政治的巨人」の影響を受けているのではないかと思うんですね。何よりも、豪快に右から左に急展開したり、奇襲をかけたり、敵と抱擁したり、何れにしても、「次」があるのであれば、もう少し理念とか政策をきちんと整理し、人材を揃えてやっていただきたいです。

それにしても、鉄の天井とは恐れ入りました。少女趣味のカマトトを演じられるところが、サダトとは違ったこの人のキャラであり、小泉翁などはその辺にゾッコンなのかもしれませんね。

image by: Shutterstock.com


冷泉彰彦のプリンストン通信
著者/冷泉彰彦(記事一覧/メルマガ)
東京都生まれ。東京大学文学部卒業、コロンビア大学大学院卒。1993年より米国在住。メールマガジンJMM(村上龍編集長)に「FROM911、USAレポート」を寄稿。米国と日本を行き来する冷泉さんだからこその鋭い記事が人気のメルマガは毎月第1〜第4火曜日配信。





















 

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コメント
 
1. 2017年10月26日 00:40:39 : SHqK28lYEU : zf4NDhHNGKo[166]

在日のアカい奴らは北海道か沖縄を制圧すれば日本に相当のダメージを受けさせることができるから必死になって工作しているって真実を阿修羅掲示板多数派B層はいつになったら気づくのでしょう?

2. 2017年10月26日 00:56:39 : gDuJsjuxdc : b1x@ShChRGI[548]
■選管の人間が

 腐ってなく 普通の役人である!

 その他ほとんどの都府県の選管役人は

 ムサシの注射(金)に転んでる

 ためである!



3. 2017年10月26日 02:06:16 : OSmZ35AmLs : YoD6TtZz_D0[6]
そういえばこの冷泉という人は、だいぶ前にも何かを読んだ記憶はあるのだが、ほとんど肯けるところがないのは今回も同じだな。

というか、ほとんど意味のある話を聞いたような気がしないのだが。

緑のたぬきがサダト?
日本人でサダトがどんな人だったか、ピンと来る人は滅多にいないだろうが....


4. 2017年10月26日 04:33:55 : U62ztYzEUu : h@rtk0fs9T4[1]
ピント外れの記事。小池ゆり子に”次”はないよ。

5. 2017年10月26日 08:35:15 : kQ22dZfAOU : LRxTPeksqSs[3]
はあ?自民が人気?何云ってるの、地方が自民に騙されやすいってだけじゃないのさ。

北海道と沖縄は自民から棄てられた地域だ、だから反自民思考が強いだけなんだよ。愛知や大阪だってそうなりつつある。

仕方なく自民に入れた(更に不正もした)ってだけで、自民支持が1/4程度だって判らんのかね、この記者は。


6. 2017年10月26日 10:37:06 : BAqWIx5MJE : Kxcana1I9t0[75]
 昔から言われていることだが、田舎では「国会議員→県会議員→市町村議員→地域有力者→一般国民」ときれいにピラミッドが出来上がっている。勿論この最上位の国会議員は自民党だよね。

 田舎の人は意外に義理堅い(というか、あまり深く国会のことなど考えないこともある)から、このピラミッドに入っている人はほぼ間違いなく、支持する議員に投票する。(事前の票読みが殆ど狂わないと聞いている) よって、そういう組織が無い党は中々地方には根付くことが出来ない(安定的な支持層を作れない)

 北海道・沖縄でそれが崩れているのは>>4氏の指摘通りダロウ。


7. 2017年10月26日 11:31:40 : N0xb6VYAWc : hLarZxYlMNo[2]
在米だからね。

8. やもめーる[-1269] guKC4ILfgVuC6Q 2017年10月26日 14:38:57 : TSXzcB8L7A : jURy2hybUc4[-1]
>>1
この国のIS=長州の火病白色テロリストのネトサポの
コジキバクシーシーな鉄砲玉のB層はいつになったらおやびん
安倍晋三と2chの西村博之に洗脳されていることに気づくのでしょうか?(笑)

[32初期非表示理由]:担当:アラシコメントが多いので全部処理
9. 2017年10月26日 22:49:15 : LY52bYZiZQ : i3tnm@WgHAM[-3909]
2017年10月26日(木)
逆流乗り越え共闘の絆
北海道

 総選挙で、「市民の風・北海道」はじめ市民と日本共産党、立憲民主党、社民党の野党3党が政策協定と選挙協力を結んだ北海道。小選挙区で自民党前職を次々打ち破り、4割の議席を共闘勢力が獲得しました。比例代表選挙では、わずか7695票差で日本共産党畠山和也氏の“宝の議席”を失う痛恨の結果となりましたが、新たな前進へ動き始めています。(北海道・熊林未来、名越正治)

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2017-10-26/2017102601_03_1.jpg
(写真)3野党と「市民の風」がそろい踏みした日本共産党の街頭演説=12日、札幌市

 旭川市を中心にした6区。開票経過で大接戦が続く統一候補、佐々木隆博氏=立憲民主=の選挙事務所。「中川町、佐々木〇票、自民×票」と書き込むボードを眺め、「ここは共産党から△票は入ってる」と話す事務所のメンバー。午後10時30分すぎ、当選確実の報が入ると「勝ったー」と歓声と拍手がわきあがりました。

 一緒に見守っていた日本共産党旭川地区委員会の役員や真下紀子道議、6区で立候補を取り下げた荻生和敏氏と佐々木氏ががっちり握手。佐々木選対の責任者が「野党共闘の勝利だ」と声を張り上げ万歳を三唱しました。

 総選挙直前、民進党が「希望の党」へ合流を決定するという逆流が起こりますが、北海道では「市民の風」と野党3党が徹底して協議を重ね、政策協定と相互支援で合意。共同でたたかう態勢ができました。

 その結果、北海道では、5選挙区で自民党に競り勝ち、10区では公明党候補を513票差まで追い上げました。

 開票日の翌23日、日本共産党北海道委員会を、当選した立憲民主の道下大樹(1区)、荒井聰(3区)、池田真紀(5区比例復活)、本多平直(4区比例復活)の各氏と、民進党の徳永エリ参院議員が次々に訪れ、口々に選挙中の日本共産党の支援に感謝をのべるとともに、「共産党さんに申し訳ない」「非常に複雑な気持ち」と語りました。青山慶二委員長や千葉隆書記長が応対し、市民と野党共闘を前進させた「北海道モデルを発展させたい」「共闘成功と共産党の議席確保をいかに両立させるか」など、なごやかに懇談しました。

 公示日から日本共産党の政党カーに乗り、上田文雄、川原茂雄両共同代表らが「比例は日本共産党」と訴え続けた「戦争させない市民の風・北海道」。24日、発表したメッセージで、「比例代表で日本共産党の議席を失ったことは痛恨の極み」と強調。「自党の利益を超え、大局的な視野」から対応した日本共産党の努力を「高く評価したい」と表明しました。

 安倍暴走政治を止め、憲法改悪のたくらみを阻止する「共闘の絆」は深まっています。
“比例ぜひ”寸暇惜しみ
後援会長「捲土重来、次は必ず」

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2017-10-26/2017102601_03_1b.jpg
(写真)寸暇を惜しんで対話を広げる新婦人内後援会員たち=20日、札幌市北区

 安保法制(戦争法)と共謀罪法の廃止、立憲主義と民主主義回復をめざす、憲法9条改定に反対する―。北海道では総選挙で、市民と3野党の政策協定・相互支援合意で、旗印を鮮明にした反転攻勢が各地で始まりました。

 日本共産党は、昨年衆院補選があった5区には候補を立てず、さらに7人の候補を降ろしてたたかいました。8選挙区で党の候補者カーが走らない困難に突きあたります。

 旭川の女性後援会は「だったら電話を掛けよう」と話し合い、「比例は日本共産党、選挙区は佐々木統一候補」と寸暇を惜しんで訴えました。昼、夜の宣伝や対話では、「小選挙区で候補を降ろしたのは立派です」「野党共闘はすごい」「初めて共産党に入れます」との声が続々。1万2000人の支持拡大目標を突破し、投票前日には3500人に支持を広げました。

 元教員の女性(70)は、教え子や保護者と対話。「参院選では民進党に入れた若者が『先生の話を思い出し、共産党と書いたよ』と。自衛隊を海外に派兵するな、戦争反対を貫く共産党の姿が広がりました」

 しかし、比例区で畠山氏は9位。あと一歩届きませんでした。

 帰山育子会長は「時間がたつにつれ、悔しさが増してきました。捲土(けんど)重来、次は必ず勝ちたい」と力を込めました。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2017-10-26/2017102601_03_1.html


10. 2017年10月29日 17:52:29 : BAqWIx5MJE : Kxcana1I9t0[105]
>>6の訂正

 コメント最後の行の
>>4 

>>5、の誤りでした。(お恥ずかしい限り。乞御容赦)


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