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http://31634308.at.webry.info/201710/article_21.html
2017/10/23 08:43
自公で改憲発議が可能な3分の2を超える議席を獲得し圧勝であった。予想はしていたが、ここまでくるとは、なんとも悔しい。しかし、今回の自民圧勝は、野党の自滅である。それ以外に原因はない。自民の小泉氏は、「野党が一つにまとまっていたら、政権交代があったかもしれない」と述べた。
この野党敗因の最大の原因の一つは、小池氏の「排除発言」であることは間違いない。小池氏は、「安倍政権のおごりについて申してきたが、私自身にもおごりがあったと反省している。非常に厳しい結果だと思う」と述べた。その敗戦の象徴が、小池氏の地盤を受け継いた、最側近の若狭氏が比例でも当選出来なかったことである。
小池氏は「私の発言」が敗因としたが、私は単に「排除発言」だけが敗因の原因ではないと思っている。つまり、国民の中で、最も異論がある政策である「憲法改正」、「安全保障」は、自民と多少の違いがあるかもしれないが、基本は同じだということだ。消費税で違う政策を訴えたが、これは自民と決定的に違う政策とならない。
野党を支持する国民は、「憲法」、「安全保障」が自民と同じ野党なら、要らないと思っている。それらが同じだったら、自民に合流すればいいのだ。自民の中でも、岸田氏のように「改憲反対」の会派もある。公明も、基本は改憲に反対である。維新が議席を減らしたのも、自民と政策は基本は変わらないからだ。小池希望が目指した政策は、ある意味、「改憲」は公明より自民に近いものであると思っている。小池氏は「改革保守」を目指すと述べたが、野党全体から俯瞰すると自民の一部とみなされる。
小池氏は、希望の代表はすぐには辞めないが、希望内はほとんど元民進の議員であり、小池氏が偉そうに入れてやった議員たちであり、早々に辞めざるを得ないだろう。長野2区で、長ぐつおじさんの務台氏(自民)に辛勝した希望の下条氏は、「希望」の看板は何も足しにならなかった。むしろ、逆風であったと述べたことに象徴される。
もう一人の戦犯が前原氏である。民進の議員たちは、前原氏の判断に恨み骨髄である。まだ民進の代表であるが、民進から追い出される運命である。前原氏は希望の会派に移りたいと小池氏に述べたそうだが、希望の議員からも総スカンを食うだろう。野党は、もう一度、再編せざるを得ない。民進の岡田元代表は、野党結集でもう一度やらなければならないと述べた。
今後、立憲を中心に野党結集を行なわなければならない。
「排除」発言、小池劇場に幕 「私にもおごり、反省」
http://digital.asahi.com/articles/ASKBQ4W7ZKBQUTIL00B.html?rm=250
「安倍政権のおごりについて申してきたが、私自身にもおごりがあったと反省している。非常に厳しい結果だと思う」
22日、公務で訪れたパリ市内で開票結果を見つめた希望の党の小池百合子代表(東京都知事)は、硬い表情で記者団に反省の言葉を繰り返した。
9月25日、ただ1人、「戦闘服」と呼ぶ緑色のスーツで臨んだ希望の党設立の記者会見。「政権選択選挙だ」と、安倍晋三首相に挑戦状を突きつけた。
首相の突然の衆院解散は、「小池新党」への警戒もあった。首相のもくろみは崩れ、解散総選挙は「小池劇場」と化した。
潮目を変えたのは、小池氏自身の発言だった。民進の「丸ごと合流」に否定的な小池氏は前原氏との合流交渉にいら立ちを隠せずにいたという。前原氏と会談した9月29日、「(全員の合流は)さらさらない」と語り、同じ日、記者団の質問に「排除されないということはございませんで、排除いたします」と発言した。
民進の合流希望者に署名を求めた「政策協定書」も波紋を呼んだ。協定書には民進出身者には受け入れがたいはずの「安全保障法制の適切な運用」などが書かれ、「踏み絵」と反発が広がり、一気に失速した。
結党メンバーの一人は「志の同じ人を受け入れると言えばよかったのに」と振り返る。小池氏は「排除」発言について、周囲に「言い過ぎた。言葉は大切にしないといけない」と漏らしたという。
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