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野党崩壊後の共産党に問われる今後の姿勢/政界地獄耳
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201710230000219.html
2017年10月23日9時40分 日刊スポーツ
★自民党幹部が言う。「公示前は50議席から90議席のマイナスを覚悟していた。当時は希望の党への期待が強く、場合によっては同党代表・小池百合子が言うように、連立も視野に入れなくてはならないかもしれないという雰囲気。しかし希望が失速し、北朝鮮危機も重なり、自公への支持が強まった。ただ序盤から優勢が伝えられると、陣営が緩む。多少の覚悟は必要とは思いながら、ここまで来た」。
★自民党にとっての幸運はさして攻勢をかけるまでもなく、希望の党が自滅したこと。政策、首相指名と目標とするものがない政党に、国民は希望を持たない。都知事が党代表になるメリットを、都市部の有権者すら感じなかった。早速今日から母体である民進党や希望の党の党内政局、お家騒動が始まるだろう。民進党は参院が態度を硬化させ、民進党代表・前原誠司の扱いがまず焦点になる。続いて140億円からなる民進党の資産をどうするか。存続になるのか、解党するなら国庫に返却すべきだが、分党ということになるのか。既に前原らが希望のために運用しているという報道もあり、元代表・岡田克也らが精査を求めている。また希望の党当選者の中からの離脱組も出るだろう。選挙の議席確定後も混乱が続きそうだ。
★有権者から見れば、選挙直前に野党第1党が崩壊したという混乱の罪は重い。枝野幸男率いる立憲民主党が結党されたものの、野党共闘どころか、野党崩壊が自民党を助けたことは言うまでもなく、前原の言う「安倍1強を倒すため」は、共産党排除のための詭弁(きべん)でしかなかった。前原の責任を問う声が民進党から出た場合、前原はどう対応するのだろうか。野党共闘に可能性を見いだそうとしていた共産党は、前原の排除の論理によって野党共闘からはじき出されたが、立憲の候補者がいる選挙区から一斉に同党の候補者を降ろした英断が、立憲の躍進を導いた。野党崩壊後の共産党の在り方が今後問われる。
★今回の選挙で、希望の党は保守2大政党を模索したが、国民は第2自民党、自民党の2軍は無用という判断を下した。では保守2大政党は日本では生まれないのか。政策の優先順位、予算の組み方、議論のプロセスの違う野党第1党、そして自民党政治を厳しくチェックできる野党への期待は強いとみるべきだろう。双璧の2大政党ではないが、新しい野党の枠組みが生まれれば、2つの巨大政党化に近づくことは可能だろう。
★そこにもう1つ、揺さぶりがかかるかどうかだ。それは巨大与党・自民党が、方向性の違いから分裂する覚悟があるかどうか、もう1つは共産党が党名、綱領、政策の転換によって、政党として次のステージに進む覚悟があるかどうかだ。次のハードルは、安倍政権がいよいよ仕掛ける憲法改正だろう。一部野党を巻き込む改憲派に対して、自民党内の反発が広がるか、共産党が護憲のために新たな提案を国民に示せるか。そこで与野党を巻き込んだ政界再編が起こり、希望、維新、公明の各党もその渦に巻き込まれるだろう。民進党と連合の解体は、55年体制の本当の終わりを示した。来る憲法改正へ向けた前哨戦が、この選挙だったのではないか。それまでに再度政界再編が起こるはずだ。(K)※敬称略
野党崩壊後の共産党に問われる今後の姿勢/地獄耳 https://t.co/0POliVRElP 前原の言う「安倍1強を倒すため」は、共産党排除のための詭弁(きべん)でしかなかった。前原の責任を問う声が民進党から出た場合、前原はどう対応するのだろうか。
— そらそーよ!!(減量中) (@hixtusya) 2017年10月23日
◆野党崩壊後の共産党に問われる今後の姿勢/地獄耳 - 政界地獄耳 - 社会コラム : 日刊スポーツ: https://t.co/6Cli0FUTLc:
— 七千夜叉 (@volantverba) 2017年10月23日
「一部野党を巻き込む改憲派に対して、自民党内の反発が広がる」。スポーツ新聞なのに一番手際よくまとまった記事。
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